警視庁2007110801

　 安全・安心サポートニュース　第１２号


◎還付金詐欺が急増！
～「携帯電話を持って」＋「ＡＴＭへ」は、詐欺です！～

１０月中、都内において、約９０件の還付金詐欺の被害が発生しました。今年に入り（１０月末現在）、約６００件の被害が発生しており、昨年に比べ、大幅に急増しています。

　★手口
　犯人は税務署や区役所等の職員を名乗り「税金を還付します」「医療費の過払い分を返還します」などと電話をかけ、近くの銀行やコンビニのＡＴＭコーナーへ行かせます。
　その後、ＡＴＭコーナーの前から指定した電話番号に電話をかけさせ、言葉巧みにＡＴＭの操作を指示し、被害者の口座から犯人の口座にお金を振り込ませます。

　☆被害にあわないために
●「還付金（返還金）があります。携帯電話を持って近くのＡＴＭに行ってください」などという電話を受けたら「詐欺」です。
●銀行やコンビニ等のＡＴＭの前で、携帯電話で話しながら、ＡＴＭのボタン操作をしている人を見かけたら、「還付金の手続きではありませんか？」などと一声かけるか係員に連絡してください。
●このような被害が多発していることをご家族やお知り合いの方にも教えていただき、皆さんが被害にあわないよう、注意喚起をお願いします。

※また、依然として、息子や孫等を装い「借金返済」「会社でのトラブル」名目で現金を要求する振り込め詐欺も発生していますので、ご注意ください。「携帯電話の番号が変わった」と言ってくる場合がありますが、これも疑う必要があります。


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