いいこと？悪いこと？知らんがな・・・

いい天気ではあるが、時折ぱらりとにわか雨。バサバサ降るわけでもなく、地表が湿るわけでもなく、肌に感じる程度の雨。



久しぶりに電話が鳴った。昔やった仕事の担当者の名前をフルネームで教えてくれ～との単純な内容。ついでなんで、そのときの業務、鋼製橋梁の添架管の工事がいまどうなっているかを聞いてみた。

というのも、発注間際になりテレビ・新聞を賑わした大手橋梁メーカーの談合疑惑が持ち上がったので、一体どうすんだろうな～とずっと気になっていたのである。


結果として、当たり前だが大手が入れないので地元企業が受注したそうだが、相当叩き合ったらしい。聞くところによると、儲けがないんで受注企業に営業に行きませんでしたという資材商社も出たぐらいなそうな。

安いことはうれしいことではあるが、予定価格より安いということは、どこかで無理をするということである。適正な競争が行われた結果ならいいが、過度な競争は品質低下を生みかねないのである。
最近では、姉歯が構造計算の偽造をおこなった。係数を低くして必要とされている強度を満たさないものを作ることによりコストを下げる。コストの下げ方としては一番やってはいけないことである。


かかるものはかかるのである。安全安心は安くないのである。