かき氷の機械じゃないのです。
ローラーです。重さなんと70kg
プラチナやゴールドなど、地金を薄く伸ばす時に使います。
上段は板用、厚さは(隙間は)上のハンドルを回して調節します。
下段はたくさんの三角溝がついていて、様々な太さの角線を作ることが出来ます。
左から右へ行くほど溝が小さくなっています。
こちらは下のハンドルで隙間を調節します。
それから右の外側にある出っ張りの部分では甲丸線が作れます。
外側左にある大きなハンドルをくるくる回します。
奥には彫金机
左にブローパイプ、ヤニ台、希硫酸入りのビン、などが見えますね。
ローラーの後ろはあまり汚かったので、大きな白い紙で隠しましたとさ。
余談になりますが、ずーーっと昔、(先代のローラーの時)
職人がローラーにうっかり指も吸い込まれ、じたんだ踏んで痛がったことがありました。
気をつけな~あかんよー
私の住む三郷市は、小さな工場が多いらしいですが、プレス工場もけっこうあって、指を落としてしまい、タッパに入れて救急外科に来る患者さんがありました。
自分で落としてくる患者さんも、ごくたまにいますけど、それは綺麗な傷です。工場は油が付着していますし、指も働き者の指で、固くなっていて、何だか痛そうですよ。
なんだか舞台裏を見ているようで楽しいです。綺麗なジュエリーになっていく過程を見たいですね。
電動じゃなく自分でローラーを回しているのだから、
当然すぐに止めたので鋏んだのはほんの指先だけだったのだけど、
そのじたんだ踏む様子を見て、心配になった私は
「大丈夫? ねー大丈夫??」と声をかけたら
彼は「うるせ~~ `ヘ´> 」って・・・・
私のその声までがわずらわしいほど痛かったのです。可愛そうだった。
後になったら笑い話になりましたが。
takakoさんは切れちゃった指も目の当たりにしてるんですね。
MARIKOさん
ちょっと可愛すぎるかなって感じもある、バレンタインっぽいしー。
これからもちょっとづつ舞台裏を紹介していきます、お楽しみに。
早々のブックマークの変更ありがとうございました。