レオ・レオニ展の興奮も冷めやらぬ間、次にBunkamura ザ・ミュージアムにお目見えするのは「レオナール・フジタ」こと藤田嗣治。
「レオナール・フジタ展 ポーラ美術館コレクションを中心に」が2013年8月10日~10月14日まで、開催されています。
藤田嗣治(1886-1968)といえば、「乳白色の肌」をもつ美女と「猫」ですが、今回の展覧会では、その両方を堪能できます。

猫の毛の質感は、うんと寄って見てつくづく眺めても遜色ありません。
ポストカードでもこの通りのクオリティ。

(レオナール・フジタ「猫」1886年、ポーラ美術館。絵はがきより、耳のアップ)
フジタの猫は、かわいいというよりこわいですが、猫好きの方にはそこがまた、たまらないようですね。
そしてフジタが描く美女のヌードで忘れられない「乳白色の肌」。
どうやってあの乳白色の肌を描くことができたのか、その秘密が、写真家土門拳とのかかわりのなかから解き明かされます。
それは、行ってのお楽しみ、ということにしておきましょう。
この展覧会では、子どもたちをテーマにした「小さな職人たち」や、ロリータ系の幼女や美少女を描いたシリーズは、後半にずらりと並んでいるので、好きな方には見逃せません。
私は買いませんでしたが、一筆箋やクリアファイルにもなっていました。
「エコール・ド・パリ」の寵児として名を馳せ、「乳白色の肌」で世界を魅了したと思えば、衝撃的な戦争画をいくつも描き、絵画だけでなく裁縫や木工など多彩な分野で創造性を発揮した鬼才、フジタ。その世界の一端に触れるよい機会です。
フジタについてもっと知りたい方には、こちらもおすすめ。フジタの生涯と作品を一望できます。
『もっと知りたい藤田嗣治』林洋子監修、96ページ、1890円
「藤田嗣治 渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ 1913-1931」も巡回中です。
●熊本県立美術館(2013年7月2日~8月25日)
●北九州市立美術館(2013年8月31日~10月20日)
●美術館「えき」KYOTO(2013年10月25日~12月1日)
●新秋田県立美術館(2013年12月7日~2014年2月2日)
●岡山県立美術館(2014年2月21日~4月6日)
「レオナール・フジタ展 ポーラ美術館コレクションを中心に」が2013年8月10日~10月14日まで、開催されています。
藤田嗣治(1886-1968)といえば、「乳白色の肌」をもつ美女と「猫」ですが、今回の展覧会では、その両方を堪能できます。

猫の毛の質感は、うんと寄って見てつくづく眺めても遜色ありません。
ポストカードでもこの通りのクオリティ。

(レオナール・フジタ「猫」1886年、ポーラ美術館。絵はがきより、耳のアップ)
フジタの猫は、かわいいというよりこわいですが、猫好きの方にはそこがまた、たまらないようですね。
そしてフジタが描く美女のヌードで忘れられない「乳白色の肌」。
どうやってあの乳白色の肌を描くことができたのか、その秘密が、写真家土門拳とのかかわりのなかから解き明かされます。
それは、行ってのお楽しみ、ということにしておきましょう。
この展覧会では、子どもたちをテーマにした「小さな職人たち」や、ロリータ系の幼女や美少女を描いたシリーズは、後半にずらりと並んでいるので、好きな方には見逃せません。
私は買いませんでしたが、一筆箋やクリアファイルにもなっていました。
「エコール・ド・パリ」の寵児として名を馳せ、「乳白色の肌」で世界を魅了したと思えば、衝撃的な戦争画をいくつも描き、絵画だけでなく裁縫や木工など多彩な分野で創造性を発揮した鬼才、フジタ。その世界の一端に触れるよい機会です。
フジタについてもっと知りたい方には、こちらもおすすめ。フジタの生涯と作品を一望できます。
『もっと知りたい藤田嗣治』林洋子監修、96ページ、1890円
「藤田嗣治 渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ 1913-1931」も巡回中です。
●熊本県立美術館(2013年7月2日~8月25日)
●北九州市立美術館(2013年8月31日~10月20日)
●美術館「えき」KYOTO(2013年10月25日~12月1日)
●新秋田県立美術館(2013年12月7日~2014年2月2日)
●岡山県立美術館(2014年2月21日~4月6日)
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