一寸の兎にも五分の魂~展覧会おぼえがき

美術展のおぼえがきと関連情報をすこしばかり。

亀井忠雄の大鼓が脳天直撃@国立能楽堂定例公演

2013-03-16 | 日記
今年は、いちおう1ヶ月に1回のペース目標で能楽堂にも通おうと思っている。

今月は、国立能楽堂3月定例公演善知鳥(うとう)」。

能ガールの友人に亀井忠雄の大鼓はすごい、と聞いていたので楽しみにしていた公演。

しかし、当日は仕事のことなどにまぎれて公演の具体的なことはすっかり忘れ、とりあえず狂言の途中で駆け込む始末(開演中の入場ですみません)。

お能がはじまっても大鼓のことはすっかり忘れ、わりと漠然とした気持ちでいたら、いきなりかーんっと大鼓が響き、我にかえった。

なんと、頭のてっぺんにすかーんと抜ける、この音はいったい……。

大鼓がこんなにすごいパワーをもっているとは、はじめての経験。

やはり、さすがに、さすがに亀井忠雄。

すごすぎる。

聴けてよかった。

それと、子方のかわいらしいこと。

友人によれば、シテが雉の羽根の腰蓑(?)をつけていたのもめずらしいらしく、全体的に荘重な舞台だった、ような気がします(ちゃんとしたコメントを述べる段階にあらず)。

来月は「隅田川」。楽しみに。








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