日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

富田1号墳|千葉県香取市 ~小学校の校庭の端に佇む小さな前方後円墳~ 【故郷下総古代史探訪 ②】

2020-01-02 22:01:59 | 歴史探訪
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 念願の三之分目大塚古墳を見ることができましたが、せっかく香取まで来ているので、もう一箇所くらいは見ようかなと思います。

 そう思い、手元の『房総の古墳を歩く』を見たところ、すぐ近くの小学校の校庭に前方後円墳があるようです。

 近いので歩いて行きます。

 おお、素敵な看板!



 変形十字路!

 なんとなく歩いていたら、学校の敷地に横から入ってしまいました。

 どなたか職員の方はいないかなあ?

 今日は休日ですから誰もいないのでしょうか。

 校庭では若いパパが息子さんらしき子供にサッカーを教えています。

 結構スパルタだ。

 お、墳丘がありましたよ。



 うわー、説明板は滅亡状態だ!



 『房総の古墳を歩く[改訂版]』によると、富田1号墳は、墳丘長39m(説明板には38mと書いてあるよう)の前方後円墳で、6世紀後半の築造です。



 墳頂には小祠があります。



 でもほとんど藪化していますね。



 とりあえず確認できたので良しとしましょう。

 校門近くの案内図。



 少し前まではこの辺は香取郡小見川町という独立した自治体だったのですが、2006年に佐原市、山田町、栗源町と合併して香取市となりました。

 では車へ戻りましょう。

 三之分目大塚古墳の駐車場へ戻ってきました。



 最近私は歴史探訪に来てもアドリブで行動することが多いです。

 仕事であればきちんとしますが、こうやって遊びで来ている場合は予定はあまりカチカチにしない方が楽しいですね。

 今日は最後に松戸市へ行くつもりですが、夜の都心の道路は混むので、夜中に帰ろうと思っています。

 そのため夜は時間があるので、高校の同級生に「近くまで行くからラーメンでも食べない?」とメールしてみました。

 それではつづいて成田市へ向かいますよ。

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