元々は径40mの円墳でしたが、村上神社の社地をのぞいて墳丘は削られてしまいました。
発見容易
説明板なし
墳丘の形跡ほぼなし
お勧め度:
*** 本ページの目次 *** 1.基本情報 2.諸元 3.探訪レポート 4.補足 5.参考資料 |
1.基本情報
所在地
愛知県名古屋市瑞穂区村上町2-3-2(村上神社)
現況
村上神社境内
史跡指定
出土遺物が見られる場所
2.諸元
築造時期
墳丘
形状:円墳
径:40m
高:3.6m
主体部
出土遺物
埴輪片が採集されている
周堀
元々はあった
3.探訪レポート
※本墳は2021年1月29日出発の濃尾の古墳ツアーで探訪する予定はありません。
2020年12月27日(日) 濃尾ツアー下見3日目 その2
この日の探訪箇所
八高古墳および剣ヶ森古墳 → 村上おどり山古墳 → 名古屋市博物館 → しだみ古墳群ミュージアム → 志段味古墳群
名古屋市博物館の開館時間までもう少しあるので、もう一箇所見て来ちゃいましょう。
『なごやの古代遺跡を歩く』を頼りに村上おどり山古墳を目指します。
おや、学校の前に説明板がありますよ。
近代史登場!
広い学校の敷地の東側へ向かいたいので、敷地沿いの道を歩いて行きましょう。
あ、また現れた!
ちょっとした公園のようになっていますよ。
敷地内には説明板が並んでおり、最近はこういう形式のちょっとした展示コーナーが各地に見られますね。
熱心に説明を読んでいる女性二人組がいます。
杉原千畝広場の隣は愛知県立瑞陵高校の正門です。
こちらにも説明板がありますよ。
ゆっくりしている時間はないので先を急ぎましょう。
おっとまた説明板。
でもうまく撮れない・・・
瑞穂区役所。
結構時間を使ってしまったため巡航速度を上げます。
村上おどり山古墳は、村上神社の境内になっているということなので、神社であれば見つけやすいでしょう。
お、ありました。
完全に神社の社地と化していますが、元々は40mの円墳で、社地以外は削ってなくなってしまったそうです。
社殿。
社殿の裏側を見下ろすと辛うじて土が見えます。
墳頂からの眺め。
説明板もありませんし、古墳の面影と言ったら小高い山になっていることくらいですね。
とりあえずこれで朝の古墳めぐりは終わりにします。
何気に瑞穂台地の東端近くまで来てしまったようで、東側を見ると地形が落ちているのが分かります。
やはりこの古墳も台地の縁に近い部分に築造されていますね。
塩付街道を歩いて博物館へ向かいます。
あ、また猫ちん。
あのフォームはいつでもダッシュして逃げられる構えですな。
やっぱり逃げられた・・・
今日は2匹連続で逃げられてしまいました。
おや、目立つ木がありますよ。
昔から街道を通る人びとを見ていたのかな。
おっと、時刻は9時45分だ。
結局いろいろ見ていたら9時半の開館に間に合わなくなってしまいました。
巡航速度を最大の競歩レヴェルに上げて急ぎます。
(つづく)
4.補足
5.参考資料
・『なごやの古代遺跡を歩く』 服部哲也・木村有作・纐纈茂/著 2008年