今宿大塚古墳は、今宿バイパスを糸島方面から博多方面へ向けて走っていると車窓からしっかり見ることができる墳丘長64mの立派なボディの前方後円墳です。
登頂したらダメ?
説明板あり
駐車場なし
トイレ不明
お勧め度:
1.基本情報
所在地
福岡市西区今宿西1-26
現況
史跡指定
国指定史跡
出土遺物が見られる場所
2.諸元
築造時期
6世紀前半
墳丘
形状:前方後円墳
墳丘長:64m
段築:2段築成
葺石:下段にのみあり
埴輪:あり
主体部
未調査のため不明
出土遺物
周堀
周堀の外側に周堤がめぐり、さらいのその外側に周溝がめぐる二重堀構造
3.探訪レポート
2017年6月18日(日) 吉野ヶ里ツアーの下見
この日の探訪箇所
下高橋官衙遺跡 → 小郡官衙遺跡 → 上岩田遺跡 → 焼ノ峠古墳 → 大宰府政庁 → 筑前国分寺跡 → 筑前国分尼寺跡 → 福岡市博物館 → 古賀崎古墳 → 伊都国博物館 → 井原鑓溝遺跡推定地 → 平原王墓 → 今宿大塚古墳 → 須玖岡本遺跡(坂本地区) → 板付遺跡
そろそろこの下見旅行も終局に近くなってきました。
残るノルマは須玖岡本遺跡と板付遺跡です。
今宿バイパスを東へ向かいますが、この道は混みますね。
お、「建築マニア」って何でしょうか?
世の中にはいろいろなマニアの方がいらっしゃいます。
例えば私は古墳・・・あれ、古墳のようなものが見えますよ。
やっぱそうだ。
自転車のお兄さんも写っちゃった。
見つけてしまったからには寄ってみましょう。
でも駐車場がないですね。
邪魔にならないところに路駐して走って見てきます。
説明板が見えますね。
大塚古墳ですか。
大塚古墳だけだとどこにでもある名前になるので、字を取って今宿大塚古墳と呼ぶのがいいでしょうね。
2段築成で下段にのみ葺石があるのが面白いです。
この辺の古墳については全然知らないのでこういう偶然の発見って嬉しいですね。
でも、墳丘全体がゆるいロープで囲まれているため、ここから先に入って行って墳丘に登るのは気が引けます。
なんだこのちっちゃい古墳みたいのは。
もう一つ説明板がありました。
7基も前方後円墳あるなんて知らなかったです。
※註:国指定史跡・今宿古墳群を構成するのは、この大塚古墳のほか、丸隈山古墳、山の鼻1号墳、飯氏二塚古墳、兜塚古墳、鋤崎古墳、若八幡宮古墳の合計7基です。
寄り道してちょっと時間を使ってしまいました。
急いで須玖岡本遺跡へ向かいましょう。
(つづく)
4.補足
5.参考資料
・現地説明板