日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

橿原市藤原京資料室|奈良県橿原市 ~藤原京の巨大かつ精巧なジオラマは必見~

2020-08-17 10:07:50 | 歴史探訪
 *** 本ページの目次 *** 

1.基本情報
2.諸元
3.探訪レポート
4.補足
5.参考資料

 

1.基本情報                           


所在地


奈良県橿原市縄手町178-1



 

2.諸元                             



 

3.探訪レポート                         


2016年10月16日(日) 初めての奈良古代史探訪 2日目



この日の探訪箇所

藤原宮跡 → 藤原京朱雀大路跡 → 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 → 橿原市藤原京資料室 → 奈良文化財研究所飛鳥資料館 → 飛鳥京跡苑池 → 伝飛鳥板蓋宮跡


 ⇒前回の記事はこちら

 今回も事前の調べをほとんどせずにこちらにやってきてしまったため、藤原宮跡のすぐ近くに藤原京資料室があることを知ったのは、橿原考古学研究所附属博物館の見学の時です。

 効率悪いですが、もう一度藤原宮跡へ戻ります。

 あ、ここですね。

 JAの2階にありました。

 では、見学してみましょう。



 2階の一室に入るとこぢんまりとした展示室になっており、パネル展示によって藤原京について説明しています。

 おっと、奥には藤原京のジオラマがありますよ!

 これは凄い・・・

 でも、写真は撮っちゃダメだそうです。

 残念。

 あとはヴィデオも見られるようになっていますが、ジオラマの写真が撮れないこともあって、今一盛り上がりません。

 窓からは藤原宮跡が見えます。



 まあ、こんな感じか。

 では、明日香村へ向かいましょう。

 ※後日注:初めて訪れた時は以上のような感触だったのですが、その後何度か訪れて、ジオラマの写真の撮影もOKとなり、ガイドの方の解説も面白いため、藤原宮跡を訪れた時はこちらも見学することをお勧めします。

 ⇒この続きはこちら

2018年5月20日(日) クラブツーリズムにて案内


 2日間の奈良の古代史めぐりの最後、藤原宮跡と藤原京資料室を見学しました。

 今回は写真撮影OKでした!

 ボランティアガイドの方に解説をお願いして、それを聴きつつ、ササっと撮ります。

 このジオラマは本当に俊逸だ。



 ずっと眺めていたいです。

 パネル展示をいくつか撮影。









 当時の官人のイメージ。



 以上でツアーの全行程を終え、近鉄の大和八木駅へ向かいます。

 乗車予定の近鉄特急が来るまでの間は自由時間です。

 今日は時間があるから、あれを食べに行こう!

 「大和名代うどん つくし」。



 ここのカレーうどんが美味いのだ。



 少し早い夕飯を食べ、再集合するまでの間、駅周辺を歩いてみます。

 こちらが「つくし」がある北口。



 踏切を渡って南口へ行きます。

 踏切から電車撮っちゃおう。



 大和八木駅はこのようにクロス状の立体構造になっているのです。



 上が東西方向の大阪線で、下が南北方向の橿原線です。

 ※大和八木駅の構内は構造がちょっと分かりづらくて、いつだったか、添乗員さんがお客様を引き連れて駅構内を歩いたときに、エレヴェーターに乗りたいお客様と離れてしまい、ちょっと混乱してしまったことがあるので、添乗に行く方は注意してくださいね。

 南口に来ました。

 このツアーは、こちら側のロータリーでツアー用のバスに乗降します。



 そろそろ再集合時間ですので改札へ行きましょう。

 再集合のあと、添乗員さんにくっついてホームまで行きます。

 私たちが乗る特急が来るまでのこの時間は、いつも撮影タイムにしています。

 橿原線の線路の北方向。



 まれにお客様でも鉄道好きの方がいて、写真を撮っているときがありますよ。



 お客様から「先生、こういうの好きなんですか?」と呆れられても私は気にしません。





 近鉄はいろんな電車が走っていて楽しいのです。



 お、見たことがない塗装の電車が登ってきましたよ。



 関東の私鉄とは明らかにセンスが違うのですが、関東人の私にとっては関西のデザインセンスは刺激的で好きです。



 鉄道が好きだとこういう待機時間も楽しめるので得しているかもしれません。



 というわけで、今回の奈良の古代史ツアーも美味いカレーうどんと楽しい鉄道撮影で終了です。

 まるで遊んでいるように見えますが、心配はいりません、仕事はきちんとしております!

 (了)

2018年9月23日(日) クラブツーリズムにて案内


 今回も最後は、藤原宮跡と藤原京資料室を見学しました。

 藤原京資料室のガイドの方々は、詳しくかつ面白く解説してくださる方が多いのでいいですね。

 そして今回はカレーうどんを食べる時間がなかった!





 今回は名古屋駅で新幹線に乗り換えるときにお弁当を買いました。



 お、美味そう!



 このお弁当は当たりです!

 名古屋まで来てしまうと、もう東京も近いと思ったりしますが、旅は家に着くまで油断してはいけませんよ。

 (了)

2019年3月10日(日) クラブツーリズムにて案内


 今回も藤原宮跡と藤原京資料室に寄らせていただきました。

 今日はジオラマの写真を撮ろうっと。

 南側からの全景。



 手前のねずみ色の屋根をした伽藍が飛鳥寺で、その左手が甘樫丘です。

 飛鳥寺の寺域のすぐ北側から碁盤の目に区切られた一帯が展開していますが、あれが藤原「京」で、その中心に藤原「宮」があります。

 藤原宮の北には耳成山が見えるので、大和八木駅はその西側のなんとなく街区が終わっているあたりですね。

 飛鳥寺!



 塔を中心にしてその西・北・東に堂が建っていますが、日本最初のこのお寺は、高句麗の清岩里廃寺の伽藍配置をモデルにしています。

 目を少し北に転じると、そこにもお寺の伽藍が見えます。



 右手前は奥山廃寺で、中門、塔、金堂、講堂が南北一直線に並ぶ四天王寺式の伽藍配置です。

 その左上は大官大寺で、中門・金堂・講堂が南北一直線に並んでおり、金堂の南東に塔が建てられています。

 塔が五重じゃないですね?

 大官大寺は九重塔で、東大寺東塔(約100m)に匹敵する高さがあったといわれています。

 東大寺と同じ奈良時代に建てられた全国の国分寺の七重塔がおおむね60m台だったので、まあ、とんでもなく高い塔だったんですね。

 位置に関しては、ジオラマを見ても分かりますが、藤原京の左京に完全に入っており、金堂と講堂はまったく同じ規模と構造(ジオラマだと違っていますが)で藤原宮の大極殿と同等の大きさだったということで、スケールの大きいお寺でした。

 その北の天香久山の麓にあるお寺は・・・

 ご存じの方がいたら教えてください。

 少し引きます。



 今度は東から西を見ます。



 九重塔がある大官大寺から西へ向かうと、田中廃寺があり、その北西には本薬師寺があります。

 そしてその奥の丘は畝傍山で、南側にある大きな前方後円墳は、奈良県で最も大きい310mを誇る五条野丸山古墳です。

 ※後日、甘樫丘から五条野丸山古墳が見えることを確認しました。

 ジオラマは楽しいですね。

 さて、全行程を終えて大和八木駅に到着しましたが、あー、今回もカレーうどん食べられない・・・

 でも、改札をくぐった左手にある「パネトリー」のサンドウィッチが美味しいので大丈夫。



 いつものごとく、電車を撮影して乗車する特急を待ちます。









 なんか、完全なルーティーンになっていますね。

 (了)

2019年5月19日(日) クラブツーリズムにて案内


 藤原宮跡と藤原京資料室を見学して、全行程が終了。

 大和八木駅に到着しましたが、今回もカレーうどんは無しです。

 ということは、こちらですね。



 パネトリーのサンドウィッチ。

 名古屋駅で近鉄から新幹線に乗り換えるときに、新幹線のホームにあるきしめん屋が以前から気になっていました。



 今日は食べる!



 一度食べてみたかったので気が済みました。

 ※あとでお客様と話したところ、新幹線の上りと下りのホームに各2箇所ずつお店があって、それぞれ味が微妙に違うので、他の店も食べてごらんと言われました。

 新幹線の中ではこれです。



 「世界の山ちゃん」の「てばさきいか」、ビールのつまみに最適です。

 (了)

2019年9月15日(日) クラブツーリズムにて案内


 今回も藤原京資料室が最後の探訪地となりましたが、カレーうどんを食べる時間がないです。

 今年はまだ一度も食べることができていません。

 今回はパネトリーのサンドウィッチに加えて、大和八木駅にはミスドがありますから、会社の売上に貢献しましょう。



 毎回、お客様にもミスドをお勧めしているのですが、そうすると買ってくださる方もいらっしゃるのでありがたいです。

 (了)

 

4.補足                             



 

5.参考資料                           


・現地説明板


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