注:以下情報は2015年当時のブログです。
今日はメキシコの海の世界を。
メキシコ、バハやカリブ海で撮影された魚の群れと
ぽっと光の当たったアザラシの顔
可愛いね
これを見ていたら思い出したこの絵は
日本画家の中島潔(なかしまきよし)の作品
「大漁(たいりょう)」
パリ三越エトワール美術館での展覧会(2001年)でも、フランス人に大人気でした。
捕らえられていくイワシの悲しい目、目。この詩に合わせて描かれました
朝焼け小焼けだ 大漁(たいりょう)だ
大羽イワシの 大漁だ。
浜は祭りのようだけど 海の中では 何万の
イワシのとむらい するだろう
(金子みすず)
とむらいは、お葬式(そうしき)ですね。
とらえられていくイワシの悲しみを、作品に描きました。
清水寺の襖絵(ふすまえ)になったイワシには、悲しみだけでなく
命の力強さとすさまじさを、新たに描いたそうです。
描かれた先頭のイワシの目には、月の光がうつっているそう
最後に、人と遊ぶ魚たちの群れをどうぞ~
本日の出演
金子みすず 詩人
大正末期から昭和初期の間、
26歳の若さで亡くなるまでに500余編の詩を作りました。