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2025年1月30日
国連「持続可能な観光に取り組む美しい村」にされているミンドMindo。
ここで、在来種のカカオにこだわり手作りでチョコレートを作っている工場を見学しました。
その記録。
カカオは約5千年前から熱帯林で栽培され、食べ物というより医薬品として位置づけされてきたようです。

右はエクアドル在来種、左は改良種(収穫量は2倍、しかし化学肥料や農薬等が使用される)。

左の改良種はカカオ原料のタネも大きい。


取り出した種をバナナの葉に包んで3日間発酵。

乾燥したのち焙煎すると外皮が簡単にむけます。


すり潰しペースト状にして、お湯に溶かして飲むチョコラテ。


現代では砂糖を加え練り上げた後、大理石の板の上で30℃まで冷やして型に流し込みます。


12種類のチョコレートを味見しました。
カカオ75%は香りが引き立ちます。
また生姜、コーヒー、オレンジピールなど入れたチョコもそれぞれ個性があって美味しかった♪

最後にチョコラテとデザートも。

チョコレート1枚は5~7ドルで販売されています。

一般に流通するチョコレートは大量生産されたカカオが10~15%含まれているとか。
味も香りも全然異なっていて驚きました。
エクアドルは世界的なカカオ生産国です。
体験作業も入れて約1時間半(10ドル)の体験見学ツァー。
チョコレートの秘密を知れて大満足でした。