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首都キトの南東にあるルミニャウィはかつて巨大な火山でしたが、大崩落を起こして現在は一部のカルデラ壁がそそり立つ奇峰です。
3つのピーク(北、中央、南)があり、自分にとって未踏だった南峰へ調査登山に出かけました。
地元の山を良く知るローカルガイド3人のみなさんと。

最初は林道歩き、右手にはイリニサ北峰と南峰が輝きます。

放牧場、そしてパラモ(高地草原)を進みます。
左手には目指すルミニャウィ南峰、いかにも崩落したカルデラ壁といった感じ。


休憩タイム。
エクアドル人が好む山の行動食はソラマメ、茹でジャガイモ、炒ったトウモロコシ・・・。

やがて見えてきたのは火山砂の斜面。
結構な傾斜で足が潜って登りにくい・・・


そして上部岩稜帯へ。ヘルメットそしてハーネスも装着。

何度かロープも使って岩稜帯を進みました。



登り5時間30分で山頂に到着。山頂には火砕岩タワーが頭を出していました。


濃霧の中、下山開始。2級ぐらいの岩場が続き緊張感いっぱい。


火山砂ゾーンは富士山の須走りみたい。駆け下りました。

溶岩流や崩落壁も観察でき、有意義な調査山行になりました。


しかしなかなか疲れました💦