同じ相手を敵だと思うと、なんか親しい気がしてくる。
連帯感みたいなものが生まれる。
人って、親しくなったり、力を合わせる喜びを知ったり、
そのためには
もしかして敵が必要なのかな、なんて思えてきたりもする。
なんか、危険な話になりそう。
ただ、
誰かに勝つこととかと無縁になって、
自分と意見が違う人に会うこともなくなって、
なにもかもが穏やかな状態になったら、
生きている力って
生きているエネルギーって
しっかり出てきてくれるのかな?
理不尽な大きな悲しみばかりを生み出す戦いは嫌だけど、
意見や価値観や手段や、
いろんな違いを表し合って
何かを見つけていくような
そんな戦いは、生きていくエネルギーを生み出す元になっているような
そんな気がする。
相手を倒すことが目的じゃなくて、
なにかを解決したり、目標にたどりつくことが目的な、
そんな戦い。