パリ協定に米国が再び参加することがニュースになり、日本も歓迎しているとの報道がありました。
これまで私が感じている日本の外国との関係では国際関係の協調ばかりに主眼におかれ、異議を申し当てることもほとんどなかったように思います。
スポーツのルールも外国に有利なように変更されても何も言わず、国連の負担金では米国、中国に続いて3位にもかかわらず、主な役職を中国・韓国に懐柔され、日本の国際紛争事案では日本に不利な裁定ばかりをされています。(韓国との反ダンピング課税問題では理論的に日本に勝てなかったのでWTOは仕方なく日本の勝利にしています。)
しかも、今回のコロナ事案ではWHOは中国に偏向した態度のままでした。はっきり言って信用なりません。中国での調査も完全な証拠隠滅と想定問答のすりあわせをしてから中国が受け入れたとみれるでしょう。
国際関係では、白人はアジア人への差別意識もありますし、中国は中華思想で覇権主義ですし、文化の違いも大きいでしょう。日本人もプライドばかり高いのに危険なことは逃げるという弱腰ですから、国際的にも信用されていないのだと思います。
日米地位協定や在日米軍駐留経費負担にかかる特別協定に基づく在日米軍の駐留経費の負担分を通称「思いやり予算」と呼んでいます。米国に失礼ではないですか。思いやりとか。日本のために命をかけている米軍の人とその家族に対して。
日本を守っているのは米国の国益のためだという人もいるでしょう。それでも日本(自衛隊)が単独で命を張って自国を守っているわけではないでしょう。
米国の国益は日本の国益でもあります。米国の景気が日本の景気を左右していますから。株価も米国のダウ平均と連動していますよね。そして、昔から米国がくしゃみをすると日本が風邪をひくと言われています。
何と言ってもドルが基軸通貨、つまり国際決済に使われる通貨だからですよね。それを踏まえると米国に楯突くことはできませんから、仲良く、同盟関係を維持しなければなりません。
しかし、バイデン大統領になって、少し変化しています。せっかくトランプ大統領が国連や国際関係のあり方を変更しようとしていたのに、潰してしまおうとしています。
SDG’sって項目的にはいいこともありますが、それって人それぞれでしょう。もったいないとかがいいことのように報道され、食べられるのに廃棄されるもののトン数をさも大変なように扱うとか。そもそも植物や食料の生産調整なんか完璧にはできないでしょう。
地方都市の金融機関まで巻き込んでSDG’s運動を広げています。幹部の人達は「レベル1ソファに寝たままできること、レベル2家にいてもできること、レベル3家の外でできること、レベル4職場でできること」などの内容をきちんと読んで理解しているのでしょうか。そもそもこれだけやっている人いるのかと思います。できる限りやればいいとか思いますが。
私は何か、社会活動家のグレタという少女に言われているような気がしました。彼女は左派が指示して発言させていたことが、自分の発信したSNSでばれています。つまり、作られた少女活動家なんですよ。
私には、SDG’sは左派の営業活動に協力しているとしか思えないのです。地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素をだしているのは人間でしょう。人口は私が生まれてから何十億人と増加してますからね。3倍から4倍くらい増加しているのではないでしょうか。
このSDG’s運動をみていると、ロータリークラブ、ライオンズクラブやJC(青年会議所)などの団体を思い出します。これらの団体も世界的に経営者が社会貢献しようという題目で始めているのですよね。
しかし、これらの団体も見直しをして、変化しないと日本はだめになると思っています。自分の会社にどれだけ役に立つか、自分の会社を維持できるのかを考えないといけませんよね。自分の会社が潰れてまで社会貢献する必要はないのですよ。付き合わないと仕事をもらえないと言うのであれば仕方ないでしょうが。田舎では付き合いを大切にしますからね。(仲間も敵の場合もありますが。)
ステータスで入っている人もいますが、仲間うちの自己満足クラブでは発展はないでしょう。世界や日本全体を見通せる情報の交換の場で、課題解決のヒントを探す場であるべきですよ。それぞれの会社には課題があるはずですから。
このように、世界を巻き込んでの運動などを左派がリードしているのは破綻することが見えています。それは、理想論ばかりで現実が見えなくなるからです。
国際的にも関係が変化をしていく中で、日本の地位を適切に情報発信していくべき外務省も中国・韓国に取り込まれていますし、政治家も役に立っていません。
このブログを呼んで理解してくださった方で、行動できる人がいればいいなあと期待しているところです。