前二作は短編集でしたが、本作は長編。ガリレオの専門の物理ではなくて数学に光を当てている内容のせいか、これまでの作品に比べたら、全体的になんとなく地味な雰囲気が…と思いながら読んでいたのですが、さすがガリレオ、最後にびっくりなトリックが…むー、まんまとひっかかりました。トリックだけではなく、ガリレオと草薙の絶交危機や、ガリレオと石神の奇妙だけど強固な友情、石神の深い深い愛情なども読み応えありました。
映画も楽しみですね~。オット連れて観に行かねばっ。
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7) 東野 圭吾 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
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