母と新橋演舞場に『花形歌舞伎』夜の部を観に行きました。
3階の2列目で、花道が一切見えませんでしたが、タダですからね…。
オジサンたちの掛け声が気になっても我慢我慢。
とはいえ、なんかやたら掛け声を発する方がいて…
あんなに連発されると五月蝿い以外の何物でもないですねぇ。（++；
通し狂言『三人吉三巴白浪』は
微妙なトライアングルがむず痒かったです。
杯を交わした三人の絆が強いのはよーく分かりましたが、
自分の父親殺した弟分を許し、
しかもその弟分の為に実の弟と妹を殺すってどうなのよ？と
疑問を感じずにはいられませんでした。
お嬢吉三の尾上菊之助
は美しかったなぁ～。男なのに娘姿の盗賊という役柄が新鮮。
男姿よりむしろ「男らしいっ、カッコイイっ」と感じました。
前に舞台『わが魂は輝く水なり』で観た時の数倍良かったです。
今回の一番のお目当ては市川亀治郎
。舞台『狭き門より入れ』やクイズ番組とは違うホームグランドでの姿が観たくて♪
二本目の舞踏劇『鬼揃紅葉狩』の姫の姿は、
3階から観るのがちょうどいいと思えるくらい美しくはなかったですが、
いやぁ、踊りはさすがに凄かった～。
舞踏劇はセリフが少ないので舟をぎそうになりがちですが、
市川猿之助
演出で躍動感ある舞踏劇に仕上がっていて、楽しめました。ただ、鬼女は…
「鬼」というより「マントヒヒ」みたいな様相でしたが…。
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