美味!な日々

横山秀夫:臨場

横山秀夫さんの『臨場』を読みました。警察モノの短編集で、各編の主人公はばらばらですが、どの編にも必ず登場するのが「終身検視官」という異名を持つ倉沢検視官。文字通り影の主役です

この倉沢検視官が普通の人であれば見逃してしまいそうな点を見逃さず、真相をズバッと見抜きます。結果、自殺が殺人に、殺人が自殺にと180度変わってしまいます。うーん、オモロイ。各編とも主人公が違うので雰囲気が違うのもいいですし、倉沢検視官が登場するところで事件の様相がガラッと変わるところもいいです

是非とも続編を!と願いたいところですが、最後の編を読むと…無理そうな匂いが。。。残念

臨場 (光文社文庫 よ 14-1)
横山 秀夫
光文社

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