堤真一主演で気になっていた『るつぼ』@シアターコクーン。
とてもハッピーとは思えないあらすじだったので、開幕するまで観に行くつもりは無かったのですが、
今年WOWOWで見たトニー賞授賞式で名前が挙がっていたこともあって、
結局観に行ってしまいました。
いやぁ、集団心理の恐ろしさよ。
大した宗教感も知識も持ち合わせないため、
宗教に殉じることについて…等々完璧な理解には程遠いですが、
集団心理の怖さ、異常さは痛いほど染みました。 凄かった。
スタオベこそしなかったものの、スタオベする価値のある舞台だったな。観て良かった。
(ちらっと数年前に観た堀北真希の『ジャンヌダルク』を思い出しました。)
黒木華ちゃん、可愛かったけど、怖かったわ～。(笑)
立石涼子さんもステキでした。
残念だったのは、隣の席のおばさま。
身体が固まっちゃうとか言って、
上演中、常に足を曲げたり、かがんだり、と身体を動かしまくるので、
座席が揺れるわ、私の身体にぶつかるわで、なかなか舞台に集中させてもらえず、、、。
人の振り見てなんとやら…私は周囲に迷惑かけないよう気を付けよう、と改めて思った次第。
それにしても最近ムロツヨシ氏と観劇日が被ります。ちょっと嬉しい。(笑)
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アーサー・ミラー〈2〉るつぼ (ハヤカワ演劇文庫 15) |
| 倉橋 健 | |
| 早川書房 |
