いやいやいや、元からイイ車ではあるんですけれどもね。スバル・インプレッサ。
どこでその話題になったかと申しますと、中央自動車道・笹子トンネルの天井崩落事故です。
まずは、記事の方を。
笹子事故「NHK記者奇跡の脱出」
スバル「インプレッサ」に賞賛の声
ここでまず、車ボディの剛性のお話をしましょう。
いや、ご存知の方には常識なんで、もったいぶる程のことではないんですけれどもね^^;
車って、基本的にボディを歪ませながら走るんですよね。ねじれと言いますか。
新車の時点である程度硬くても、やはりジョイントする部分が離れている箇所から順にたわんでいきます。
ま~~、古い車を運転してますと、ミシミシとか、ギシギシとか音が聴こえるのはそういうことですよね。
そこで、業界がビックリした車が登場しました。日産・スカイラインGT-Rの、BNR32型(所謂R32)です。
これがまた、ボディ剛性がカッチカチでしてね。値段が高いだけあって、ちゃんとレース用に作られておりました。規制をクリアする為に、デチューンしての発売です。ちょいとイジれば本来の力を発揮する車です。そのまま乗ったら車に悪いとまで言われた異彩児ですね。
スポーツカーなんて、レースじゃなくても無茶して乗る方が多いですからね、ハードコンディションが前提なわけです。他の車種がどんどんボディを歪ませていく中、R32は結構、剛性を維持していたのは驚嘆に値すると言わざるをえません。
そのR32から11年後、スバルのインプレッサがモデルチェンジをしまして、GD(ワゴンはGG)型が発売されました。ニューエイジ・インプレッサです。
これがねぇ……友人が買ったのを運転させてもらいましたら、まるでカッチカチなんですよ、ボディが。以前にも書きましたが、お尻の感覚でモロに分かります。例えば右後輪で何か踏んだなとか、左前輪の空気圧がおかしいなとか、そういうのがスグ分かっちゃうんですよ。ボディが曲がらない(歪まない・たわまない)分、振動の違いやらボディの僅かな傾斜、ステアリングを切った時の挙動はダイレクトに伝わってきました。
なのでね、ちょっと件のインプレッサがいつの年式かは詳細分かりませんが、ニューエイジ以降ならばカッチカチのボディなはずでしてね、コンクリート片の落下を受けながら、走行を継続出来るだけの剛性を保っていたようです。
また、さらに言えば、スバル車は低重心の水平対向エンジンを採用しているので、ボンネットに衝撃を受けても動力系統は影響を受けにくかったのかもしれません。そしてWRXグレードの加速力ならではの逃避行だったのでしょう。
さて、これだけ騒がれたインプレッサの売り上げが、今後どう推移していくのか、楽しみでありますなぁ(^-^)
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
どこでその話題になったかと申しますと、中央自動車道・笹子トンネルの天井崩落事故です。
まずは、記事の方を。
笹子事故「NHK記者奇跡の脱出」
スバル「インプレッサ」に賞賛の声
ここでまず、車ボディの剛性のお話をしましょう。
いや、ご存知の方には常識なんで、もったいぶる程のことではないんですけれどもね^^;
車って、基本的にボディを歪ませながら走るんですよね。ねじれと言いますか。
新車の時点である程度硬くても、やはりジョイントする部分が離れている箇所から順にたわんでいきます。
ま~~、古い車を運転してますと、ミシミシとか、ギシギシとか音が聴こえるのはそういうことですよね。
そこで、業界がビックリした車が登場しました。日産・スカイラインGT-Rの、BNR32型(所謂R32)です。
これがまた、ボディ剛性がカッチカチでしてね。値段が高いだけあって、ちゃんとレース用に作られておりました。規制をクリアする為に、デチューンしての発売です。ちょいとイジれば本来の力を発揮する車です。そのまま乗ったら車に悪いとまで言われた異彩児ですね。
スポーツカーなんて、レースじゃなくても無茶して乗る方が多いですからね、ハードコンディションが前提なわけです。他の車種がどんどんボディを歪ませていく中、R32は結構、剛性を維持していたのは驚嘆に値すると言わざるをえません。
そのR32から11年後、スバルのインプレッサがモデルチェンジをしまして、GD(ワゴンはGG)型が発売されました。ニューエイジ・インプレッサです。
これがねぇ……友人が買ったのを運転させてもらいましたら、まるでカッチカチなんですよ、ボディが。以前にも書きましたが、お尻の感覚でモロに分かります。例えば右後輪で何か踏んだなとか、左前輪の空気圧がおかしいなとか、そういうのがスグ分かっちゃうんですよ。ボディが曲がらない(歪まない・たわまない)分、振動の違いやらボディの僅かな傾斜、ステアリングを切った時の挙動はダイレクトに伝わってきました。
なのでね、ちょっと件のインプレッサがいつの年式かは詳細分かりませんが、ニューエイジ以降ならばカッチカチのボディなはずでしてね、コンクリート片の落下を受けながら、走行を継続出来るだけの剛性を保っていたようです。
また、さらに言えば、スバル車は低重心の水平対向エンジンを採用しているので、ボンネットに衝撃を受けても動力系統は影響を受けにくかったのかもしれません。そしてWRXグレードの加速力ならではの逃避行だったのでしょう。
さて、これだけ騒がれたインプレッサの売り上げが、今後どう推移していくのか、楽しみでありますなぁ(^-^)
←例のアレです!! お気が向かれましたら。