3日朝、9時前の新幹線で義宗は永平寺に出発しました。
冒頭の写真は、新横浜駅の改札をくぐる彼の姿。
このところ食事の作法や法衣のつけ方、朝のお勤めや坐禅など、とりあえず一通りのことを教えてきましたが、
いよいよ修行道場での本番を迎えることになりました。
このところ体重が増えていましたので、本人は正座や坐禅が不安のようですが、
あっという間に体重は減りますし、身体が食事や生活のリズムに慣れてきますので、辛いのは最初の3か月くらいでしょうか・・・
そこさえ乗り切れればなんとかなるだろう、ですね。
3日早朝、本堂で御本尊様や御開山様、観音様方に挨拶をし、身支度を整えて新横浜駅に向かいます。
行き交う通勤の方々はみんな振り返ります。ま、そりゃそうだ。
まっすぐすすむかと思ったら、ちょっと振り返って手を振りました。
かわいいやつ。
同じ日に永平寺に上山するお弟子さんを持った栃木のご寺院様に、門前出発の際の写真を送ってもらいました。
彼は永平寺門前までお弟子さんを送っていったとの事。
ありがたや、もつべきは友人であります
脇に立つ女性は、永平寺門前旅館、東喜屋の女将さん、みっちゃんであります。
道中に乱れた旅装を直してくださるよう、依頼しておりました。
ありがたや、もつべきは長いお付き合いの友人であります。
おかげさまでキリっと身支度整えて、3時過ぎには地藏院の門を叩いたようです。
今回、彼は沢山の方から励ましやお祝いの言葉をいただきました。
本人もひとつひとつの言葉を胸に抱きながら、日々精進を重ねていくことと思います。
2年後か3年後か、空手還郷とは言わないまでも、彼が何を捨て何をいただいて帰ってくるか楽しみです。
その日までこちらも一日一日大事に過ごしてまいりましょう。
結果自然成、でありますね。
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新墓地の奥にあるサクランボの木。満開になりました。
2区入口のところの山茱萸も咲き、新墓地に残したユキヤナギも咲き始めました。
2区や、ちっちゃな梅園にある梅も満開です。
緊急事態宣言が2週間ほど延長される見通し、との報道がありました。
今日はもう一本記事があります。