命日が近かったり、不意に愛する方の面影が脳裏を横切ったりということは誰にでもあることです。
でも、外出自粛でもあり、また感染のリスクを考えるとお墓参りまでの距離は遠く感じてしまうでしょう。
いつもは心のなかの故人様と話しながら歩いているでしょう墓地への参道に、いま、チューリップが咲いています。
明け方の雨がチューリップややぶ椿の花びらを濡らして、園内はひときわ趣が増しています。
じっと見ていると、一粒の雨滴に宇宙が閉じ込められているような・・そんな錯覚に陥ります。
やぶ椿の色褪せした花びらにも、大ぶりの水滴。
よく見ると蟻が蜜を食べに来ています。
受粉のお仕事の対価に蜜をあげる。
そんな取引が決まっているわけではないでしょうけれど、生命の持ちつ持たれつ、は見ていて微笑ましく、かつ厳粛な気持ちになります。
いつも思いますが、チューリップのお尻って、なんてきれいなカーブなのでしょう!
何とかフェチではないけれど、ほんとうに美しい・・・と思います(;^ω^)
みやま紅葉やシャクナゲも咲き出しました。
最後はピントを外した花壇で遊んでみました。スマホの待ち受けによさそうです(^^♪
今日はここまで。