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「交際経験がない」20代男性は約4割という現実

2022-02-12 12:00:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

2月・3月のビッグイベントといえば、バレンタインデーとホワイトデー。今や友人と交換し合う「友チョコ」、自分へのご褒美に買う「自分チョコ」などが主流になり、以前と比べるとイベントの恋愛要素が薄くなってきた。平成の約30年間で日本の姿は移り変わり、さまざまなものが大きく変化したが、その中の代表的な1つに「恋愛」があるだろう。恋愛のあり方、捉え方、その方法や優先度など30年前と今では大きく違う。
そもそも最近では、昔のように”デートって楽しい!””好きな人を意識して自分磨きを頑張りたい!”というように恋愛を意識した価値観や行動は以前より聞こえてこないが、20~30代の若者は、どんな恋愛をしているのだろう?
今回は、感覚的になりがちな恋愛や結婚について、データをもとにひもといていく。
20代男性の交際経験がない人は約4割
今の日本の恋愛観は、データで見るとどのような状態なのだろうか。直近の調査では、20代から40代の未婚者において、恋人がいない人の割合は約7割。さらに、20代男性に絞ってみると、1度も交際経験がない人の割合は約4割(女性は22.6%)いる。

現在、日本の結婚は約9割近くが恋愛結婚だ。現代の価値観では、恋人の有無や結婚をする/しないは選択肢の1つにすぎないのは前提であるが、恋人作りが結婚の第一歩ということを考慮すると、恋愛が活性化しない現状が未婚の要因にもなり、少し視野を広げて考えれば少子化の1つの要因ともいえる。
では、恋愛に対する意識はどうか。恋人が欲しい、欲しくないの「意欲」、恋人ができる、できないの「結果」、この2つの視点から見ていく。
まずは「意欲」だが、現在恋人のいない20代から40代の未婚者男女において、「恋人が欲しい」と考えている人は約56%であり、「欲しくない人」は約21%であった。欲しくない理由については「1人のほうが気楽だから」が最も高い。

「交際するのが怖い!」
この背景には、今の社会的な変化があるのではないだろうか。近年では相対的な正解よりも、絶対的な個人の納得が判断軸となり、多様な生き方が認められ、自立をベースとした「個」の時代になった。またその中でも、恋愛は、自分だけでハンドリングできることは少なく、結果は状況や相手によって変わり、明確になりにくい。非合理的な活動であり今の合理的な社会では、フィットしにくい人たちもいるだろう。
さらに年代別に恋人が欲しくない理由を見ていくと、現在の若者の特性も見てとれる。20代で突出して割合が高い項目は「交際するのが怖いから」だ。40代が6.5%、30代が11.6%に対して20代は22.9%とその数字は顕著だ。もちろん年齢が上がることにより交際への経験値が増えることで意識が変化する可能性を考慮したとしても、20代が「リスク」に対して敏感で、どこか失敗することを恐れていることも見えてくる。
高度経済成長やバブルのような社会的にわかりやすい成長を体験することなく、経済的にも政治的にも自然環境的にも不安定さがある中で生きている年代にとって「安定」は価値である。
加えて、昨今のSNSをはじめとした個人が簡単につながることができ、その内容がオンライン上にストックされてしまうと、1度失敗しただけでもその結果がいつまでもそこに残ってしまう。このように、自身のコミュニティ内で容易に情報は共有される中、より一層「リスク」に敏感になってしまうのだろう。
次に、「意欲」と「結果」を掛け合わせて「恋人は欲しいが、今はいない」という人を見ていく。
理由のトップは「出会いがない」であり、その割合は半数を超えている。欲しいという気持ちはあるが出会いがない、という状況を俯瞰してみると、彼らは「自分がいいと思える人と出会う機会がない」と感じていることがわかる。昨今、婚活サービスが急激に拡大しているのは、このような状況の中、自分の条件で効率的に相手を探し、出会える機会を提供している仕組みが広がったことが背景にあるだろう。
■恋人のいない理由上位3つ
(現在恋人がいない、かつ恋人が欲しい人)
1、出会いがないから(53.4%)
2、異性との出会いの場所がわからないから(35.7%)
3、異性に対する魅力に自信がないから(32.5%)
(注)複数回答
(出所)リクルートブライダル総研「恋愛・結婚調査2019」
一方で、恋人がいない理由は「出会い」だけではない。恋人のいる人との大きな違いは、「自身のいいと思える範囲」の設定にあると考えている。
「自らがいいと思える出会い方」を尋ねたところ、「恋人がいる人」のほうが、職場や学校など既存コミュニティ内でも、婚活サービスや友人の紹介など自身のコミュニティ外の出会い方でもいいと思っている割合が高く、その範囲が広い。
また、相手に求める条件について見ても、こだわりの数は比較的少なく、理想を追求しすぎていない。恋人がいない人は、出会い方や相手に求める条件など、いわゆる自分の理想を追求するあまりに、的が小さくなっているのかもしれない。
恋人がいる人、いない人の違い
では、恋人が欲しい人は具体的に何をすればいいのか。もちろん、個々の状況や求めることによって具体的な方法や心構えは変わるが、調査を分析していくと恋人がいる人には、一定の特徴が見てとれる。
例えば、「行動」だ。「恋人がいる人」は「いない人」と比べて、行動力があることがわかる。気になる人がいるときの行動もそうだが、日常的な行動も異なっている。とくに、行動量は他人との接点量と関係してくるが、「1年以内に接点をもった人数」を見ても、「恋人がいる人」は「いない人」の約2倍という結果が出ている。
恋人が欲しいのであれば、単に自然な出会いに期待して待っているよりも、自律的に自ら行動して出会いをつくりにいくことがカギとなりそうだ。前述したように「出会いがない」と悩む人も多いが、昨今マッチングアプリや婚活サービスなどもかなり充実。今や4人に1人が婚活サービスの利用経験があるという調査結果も出ている。
今も過去も恋愛の本質は、自分にフィットする人とコミュニケーションを取りながら、人間関係を構築することに変わりない。恋愛が人生のど真ん中にない現代の価値観の中であっても、これからも時代背景や価値観の変化に合わせてさまざまなサービスが生まれ、一般化していくことだろう。その中でも普遍的に大切なことは、恋愛を楽しんで相手との時間をかけがえのないものにすることだろう。
リクルートブライダル総研


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