りさの苦手日記

りさには苦手な事がたくさんあります。

環境の工夫

2017-08-07 18:47:40 | 日記
視機能トレーニングを続けていくうちに、改善されていきますが、成果が現れるまで時間が掛かってしまうこともあります。

りさは、視空間認知に関しては、とても時間が掛かりました

それまでの間、環境を工夫する必要があります

眼球運動や視空間認知の問題があるお子さんが、少しでも読みやすくなるようにしてあげて下さい

どうしたら読みやすくなるのか、お子さんの意見を取り入れながら、その子にあった方法を見つけて下さいね

例えば…

行間を空ける。
行間がつまっていると、文字が重なって見えるなどの混乱が起こりやすいので、読みにくい場合があります。

1行の長さを短くする。
行が短いと、眼をあまり動かさなくてもいいので、読みやすくなります。

スラッシュ( / )を入れる。
文節や単語の区切るところをハッキリと示し、読みやすくする工夫です。

行を指で押さえる。
行を飛ばして読んだり、間違えて読んだりしないようにする工夫です。
他には、定規を当てたり、数行だけが見えるようにくり抜いた窓枠を当てるなどの方法もあります。

百マス計算は、眼球運動が苦手なお子さんにとっては、難しい課題ですので、配慮が必要だと思います


りさは、指でなぞっても音読の宿題が大変でしたし、漢字ドリルをなぞることもできませんでした。

実は、音読ではなく、学校で先生が国語の教科書を読んだのを聞いて丸暗記していました。
漢字ドリルは、私が一画ごとに指でなぞって、どのように書くか示していました。

りさにとって、宿題をすることは、本当に大変でした


今では、そんな大変な事があったなんて、ウソのようですが‥


視機能は良くなってきたので、「もう少し勉強が出来るように」なんとかしなければ‥

そして‥

りさ自身のチカラで、高校受験で無事合格を勝ち取り、自信を持って欲しいと思います