RMH - casual geek -

好きな曲やアーティストを、つらつらダラダラと書き残すブログ。新旧問わず、いやひと昔前の楽曲やミュージシャンが多いかも。

アメリカのプログレッシブ・メタル|Tool(トゥール)

2024年11月25日 | アメリカ
硬質なサウンドやエッジの尖った印象的なエフェクトからするとメタルにカテゴライズされるのかもしれないけど、複雑怪奇なリズムやハーモニーからするとプログレッシブだね。
どの曲もダウナーな印象で、さらに変拍子しまくりなので、自身の体調が良いというか落ち着いているというか、フラットな時に耳にするのが良いのかなと思うバンドですね。

1992年のメジャーデビューから、2019年までで5作品。5年に1枚リリースしてる感じで、これを寡作と捉えるべきなのか、1曲ごとの制作に掛ける時間が長いからこそ楽曲の深みが他と一線を画するのか。


どの曲も好きだけどお気に入りは、2019年リリースの5th『Fear Inoculum』の2曲目『Pneuma』。おそらく、4分の7拍子と8分の5拍子を基本に、8分の5拍子、8分の17拍子、4分の4拍子、4分の5拍子、4分の6拍子などの小節が入ってくるので、どこが頭なのかわからなくなって、フワフワしてくるのが刺激的でたまらない。
ドラムのDanny Carey(ダニー・ケアリー)の頭と身体に感嘆せざるをえない。
イントロの中東風のタムフレーズの後に続く、ベースラインはダブルストップのフレーズにディレイを掛けているけど、ベースのJustin Chancellor(ジャスティン・チャンセラー)曰く、3つ以上のディレイペダルを異なるセットアップ内容でドラムに合わせてるらしい。どういうことだろうか?笑
おそらくは、ドラムのテンポの揺れに合わせてその時その時に調整してるってことかしら。変態以外の何者でもないね(称賛)。

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アメリカのスラッシュメタル|Megadeth(メガデス)

2024年04月26日 | アメリカ
2022年リリース「The Sick, the Dying... and the Dead!」で、16枚目になるんですね。80年代から今も最高の音楽を聴かせてくれるミュージシャンたちの、これまでの楽曲を振り返っても、今でも全く色褪せないなぁ。

そういったミュージシャンの中でも、Megadeth(メガデス)は高い人気を誇りますが、皆さんはどの楽曲が好きですか?去年は、マーティもゲスト出演した来日公演もあり、彼が在籍していた頃の楽曲を振り返った方も多いのではないでしょうか。


一番好きな楽曲は、曰く付きな10thアルバム「The System Has Failed」の「Kick The Chair」。単純にギターリフが好きなんですよね。それとドラムが大好きなVincent Colaiuta(ヴィニー・カリウタ)ってところですね。メンバーからしたら、なんなんだってことなんでしょうけど。笑
ちなみにメガデスが好きな理由のひとつとして、大佐の毛量とそれを活かしたヘドバンとステージング。羨ましくもありかっこいいね。
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アメリカのギタリスト|Nuno Bettencourt(ヌーノ・ベッテンコート)

2024年04月25日 | アメリカ
去年、Extreme(エクストリーム)の6thアルバム「Six」出ましたね。MVもいくつか観ることもできるので、嬉しい限り。

初めて観て聴いたのは、2nd「Pornograffitti」の「Get the funk out」だったね。ファンクな様相の強いハードロックって珍しかったのと、耳に馴染みやすいメロディ、そしてなんといってもヌーノのギターソロの度肝抜かれた。手足が長いからか、ギターの位置も低いし、どえらい音数で印象的なソロ弾くしで、もうかっこえぇの塊でしたね。6thアルバムからのMVでも、変わらないかっこよさがあって、たまりません。


フェンダーからゲーム・オブ・スローンズとのコラボギターが出たときのセッション。ヌーノが弾いてるのは、ラニスター家ジャガー、トム・モレロ(Tom Morello)は、ターガリエン家ストラト、スコット・イアン(Scott Ian)が、スターク家テレキャス。それらギターのビジュアルも最高にかっこいいんだけど、ドラマのOPの再現が、カッコよすぎる。ザンザンと刻まれる重厚さがドラマで興奮したことを思い出させてくれるなぁ。長いドラマだから再度観るの大変だけど、ヘヴィなサウンドと骨太なドラマは合うね。
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イギリスのエレクトロニック|Squarepusher(スクエアプッシャー)

2024年04月23日 | イギリス
バンドマンをしてた頃、バイト先で知り合った音楽好きな小洒落た男の子から教えてもらって知ったアーティスト、Squarepusher(スクエアプッシャー)。教えてくれた彼は元気にしてるだろうか、名前忘れたけど。

聴いてめちゃくちゃびっくりしたのを覚えてる(しょっちゅうびっくりしてるな)。そのときはドラムンベースってジャンルであることを教えてもらったかな。ただ、それは形式がEDMの発展版であって、その中身は先進的なサウンドで、挑戦的・革新的といった形容詞がぴったりなのに、ジャジィであったり、どこか懐かしさを感じるフレージングであったり、いろいろな時代のアナログとデジタルがぎゅっとまとめられて、こねられ、絞り出された濃縮しまくったエキスって感じ。


スクエアプッシャーのプロジェクト、本人と宇宙人(?)3人からなる4人組のShobaleader One(ショバリーダー・ワン)。これ、あれかな、Bootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)にとってのZillatron(ズィラトロン)的な位置づけかな。笑
とにかく、スクエアプッシャーの1stアルバム「Feed Me Weird Things」の強烈な1曲目「Squarepusher Theme」の生バンドバージョン。スクエアプッシャーの泣きのベースが最高。てか、生バンドでやってること自体、ちょっと狂っててかっこいい。
先月3月には19th「Dostrotime」もリリースされて、どんどん進化・深化していくサウンドがこれからも楽しみ。
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アメリカのハードロック|Winger(ウィンガー)

2024年04月22日 | アメリカ
苦手ってわけじゃないんだけど、デビュー時ひと目見ていわゆるヘア・メタル(この表現も好きじゃないけど、わかりやすい指標として)なのかなと思ったら、全く違ったのがWinger(ウィンガー)。そのときはごめんなさい。

最初に観たMVは、1st「Winger」の1曲目「Madalaine」やったかな。イントロの印象からはかけ離れた展開に、ちょっとびっくりしてアルバムを入手したのを覚えている。そして、その3曲目「Seventeen」のギターリフの余りのかっこよさにやられました。
ただ、キップ・ウィンガー(Kip Winger)のヴィジュアルの濃さは、パンチがありましたね。笑
とにかく、ギターのレブ・ビーチ(Reb Beach)のかっこいいリフには惹きつけられて、それ以来好きなギタリストです。ただ、コージー・パウエル(Cozy Powell)みたく渡り鳥気質があるのかと心配しましたが(余計なお世話)、ウィンガーも再結成して良かったですね。ホワイトスネイク(Whitesnake)に参加してるのは良い感じ(どの立場で言うてるのやら)。


やっぱり今聴いても、このギターリフ、印象的でかっこいいね。キップのボロボロシャツがいつも気になるけど、そういう時代だったんだなとしておこう(当時から気になってた)。
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