昨今のメタルは振り幅広くて、それぞれ滋味溢れてて好きだ。
その中でも、ポップなテイストもありつつ、ダークな雰囲気もあり、そんでもって、きちんと刺さるサビのメロディ感がたまらん、トビアス・フォージ率いるスウェーデンのヘヴィメタル、Ghost。
まず、トビアスのヴィジュアルが胡散臭くて最高。その見た目に反して、歌声はそれほどクセはなく、それほど高くない音域でポップスターと言われても違和感なし。
ちなみに、トビアス・フォージの綴りはTobias Forgeで、「Tobias」を目にすると、トバイアスと読みたくなるけど(ドリームシアターのベーシスト、ジョン・マイアングが使ってる米国ベースメーカー)、それは英語読みで、スウェーデン語読みだとトビアスみたい。たぶん。
そして、Ghostの魅力はやっぱり楽曲。70〜80年代を思わせる、耳馴染みの良い曲調で、変に奇をてらうことないけど、非常に印象に残りやすいフレージングの数々が魅力。曲が曲としてしっかりまとまっているからなんでしょうね。
この曲、好き過ぎて何回聴いたことか。まず、イントロのクリーントーンのギターのフレーズ、しんぷるだけど印象的で好き。そんでギュワーンと入るディストーションからの盛り上がり。サイコー。ひら歌はオクターブのハモリで怪しい雰囲気あって好き。サビはイントロのギターフレーズをモチーフにし、邪悪さマシマシ。いやぁかっこいいなぁ。
2023年5月のスウェーデングラミーのハードロック・メタル部門で、この曲の入った5thアルバム「IMPERA」受賞しましたね。その時、トビアス酔ってて草。
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