昨年までランナーから不評だったスタート地点の見直しが行われ、大通りからのスタートになり、参加者には好評でした。
何せ昨年までは狭い道路にフルとハーフの選手が所狭しと集合しスタートから100mごとに直角左折を二度繰り返すという過酷な条件でした。
参加した皆さんが申告タイム通りに並んでいただいたのか、スタートロスは10秒、その後もスムーズに隊列は伸びました。
スタート直後、しまばら何とかという派手なTシャツを着たおじさんが、ランナーの間を縫うように危険な追い越しを繰り返しながら前方に遠ざかっていきましたが、折り返し地点の手前で足を引きずりながら走る姿を再度お見かけすることになり「なんだかなぁ」と思いました。
コース上のアップダウンの影響もあり、多少暴れながらのラップでしたが、目標どおりのキロ0430ペースで折り返すことができました。
しかし、22km地点の折り返し直後、向かい風になった途端、集団から遅れだします。
フルの3分の2を過ぎた27キロあたりから涙のキロ5分台。
終盤に向けて体力温存と言いたいところですが、実はスピードを上げようとしても全然上がらない。
35キロくらいまではなんとか頑張りましたが、やはりフルは35キロから地獄が始まります。
待ってましたとばかりに35キロを過ぎると、左膝の外側に違和感。
ほどなく違和感が痛みに変わり、たまらず立ち止まってストレッチが入ります。
レース中のストップは久しぶりというか多分10年ぶりくらいです。懐かしいなぁ。
途中、3回ほど立ち止まりストレッチを挟み走り出すという、だましだましの走りになってしまいました。
38キロを過ぎた最後のエイドでエアサロンパスをみつけ両膝に強烈スプレー!
当然、ラップは6分台を刻みましたが、スプレー後、5分ほど経過すると痛みが徐々に引き、また走り出すことができました。
終盤の心臓破りの坂は歩くと終わりと自分に言い聞かせ何とか歩かずにクリア。
しかし、その後も後続に抜かれる抜かれる(笑)
追い抜いていったランナーのピッチを見ていると、なんであんなに遅い人に抜かれるのか訳がわからない。
でもどんどん離されていくという不思議な感覚を経験しました。
コース変更により、終盤、いくつかの橋を越えるというお題は無くなりましたが、ゴールの公園に向けて国道から左折してからのラストスパートは長かった。
ゴールが見えているのに遠回りをしないといけないのは、ボロボロの身体には堪えました。
ゴール直後、ランニングウォッチのストップボタンを押すことさえ忘れ、数分経ってから押したデータがこれです。
結構登っていますねえ…
スタート直後、年齢別入賞を目指したのが嘘のような、なかなかひどい数字でした(笑)
記録書はいただいたものの、昨年まではあったラミネート加工のサービスがなくなり記録書の持ち歩きが不便になりました。
ゴール後、膝の痛みが再発し立っているのがやっとでフラフラしていたため記録書の紙を持ち歩くのが面倒だったのが本心ですけど…(笑)
とは言え、練習不足と食生活がコントロールできない中、とりあえずサブ3.5は死守したので良しとしましょ。
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