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2014 別府大分毎日マラソン レース編(前篇)

2014年02月09日 | Run
スタート直前になっても霧の晴れる気配は一向になし。
あまりに深い霧のせいか、ヘリも意味がないのでどこかへ行ってしまったようです。

正午、号砲とともにスタート!
と、言っても私の場所からはなかなかスムーズに前に進みません。
2、3度、前につんのめりそうになりながら、スタートラインを超えたのは61秒後、想定より9秒早かったのですが、ロスタイムは大きく、あと47分59秒で10キロの関門を通過しなくてはなりません。

スタート地点までのペースは、なんとぶったまげの、キロ13'53"ペース・・・・
スタート地点を超えると、少しずつ走りやすくなります。
それもそのはず、周りの人たちは私とほとんど同じくらいの記録を持った人たちですから、ほかの市民マラソンに比べてすこぶる走りやすい。

通常の市民マラソンは、自分のコース取りの為に右に左にジグザク走行をしないと前に出たくても出られないのですが、さすが別大、いい感じで走れます。

大会終了後、選手用のチップで自動計測したタイムを見ると、最初の5kmは23'54"、ロスタイムを除くと22'53"ということになりますので、かないいいペースでのスタートができました。

別府湾を右手に見て・・・と言いたいところですが、周りは濃霧。
別府湾を着離岸するフェリーの霧笛が鳴り響きます。

陸連登録者は同じタイムでも前のグリッドに並ぶことができますから、恐らくそんな中で私レベルの人たちがどんどん落ちてきます。
陸連に登録していなくでも、サブスリーを狙うレベルのランナーがたくさんいますので、そんな人たちはかっ飛んでいきます。

別府市内に入ると沿道の応援もものすごい数です。
しばらくすると対抗車線に先導カーが見えてきます。

トップ集団の早いこと早いこと、こちらもモチベーションが上がりますが、なかなか亀川バイパスの9kmの折り返し地点に到達しません。

メガネは天然のミストシャワーで前が見づらいのですが、無理やり拭くとかえって見えづらくなることがわかっていますので、そのまま進みます。

亀川9kmの折り返すを過ぎしばらくすると収容バスが現れ、霧の中に浮かぶバスの窓越しには既に10数人の人影が見えます。
「あのバスには絶対に乗らないぞ!」と今一度叱咤激励し10kmの関門に向かいます。

しばらくして、一番心配だった最初の関門「上人ヶ浜の交差点」は3分以上を残し無事にクリアすることができました。
ここを3分以上残してクリアできたことで、随分と気持ちに余裕ができました。

東別府駅前の15km地点の関門も問題なくクリアし、スタート地点の海たまごを目指します。

15kmの関門をクリアし、次のエイドで予定通りの補給タイムなのですが、ないないコップがない
手前のテーブルには、全くコップが残っていません。
対照的に道路には散乱するコップの山・・・
奥の方のテーブルでやっとコップに入ったスポーツドリンクをゲットし事なきを得ましたが、エリート大会というのはここまで、なんちゃってランナーに厳しいものなのか・・・・
そんなことを考えながら、復路の海たまごスタート地点を目指します。
別府市内を抜けると、集団もばらけコース取りがしやすくなります。


片側3車線を目いっぱい使ってのコース取りはありがたいのですが、密集した往路と違い道路がよく見えるようになると、海たまごを過ぎたあたりから、別大名物「バンク」がはっきりと認識できるようになります。



油断していると、まっすぐ走ろうとしてもズルズルと低い方へ体が流れていきます。
引力に反して、最短距離を走ろうとすると足首に負担がかかり始めます。
足を削るとは正にこのことかと、妙に感心しながらの走行でした。
幸い、日ごろの練習はトラック練習などができるような環境になく、側溝やグレーチング、デコボコの歩道を走ったりしているせいか、思いのほか足へのダメージは大きくはありませんでした。

白木歩道橋の中間点は、1週間前のハーフのペース走より速い時間で通過・・・おいおい大丈夫かいという感じでしたが、ここまでは5kmをアベ23分30秒を切るペースでLAPを刻むことができました。

(後篇に続く!)

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