第59日目 リバプール港出航(2日目) 10月20日(金)
日の出:6:56 日の入:17:20
予定
・11:00〜12:00 わくわく寄港地 〜フランス&ポルトガル〜
・14:15〜15:45 ツアー説明会
8時、起床 眠く体が怠い
8時30分、朝食、ご飯、海苔、梅干し、味噌汁、スクランブルエッグ、野菜の煮付け、レタス、キャベツ、ニンジン、オレンジ、スイカ、紅茶
9時30分、帰室、 ル・アーブルの地図届く、
11時〜12時 わくわく寄港地〜ル・アーブル&ポルトガル〜
<フランス>
面積:54㎢
人口:6699万人
最高温度:14度 最低温度:11度
船から街中まで 徒歩30分、又はシャトルバス、タクシー
観光地
・mansion museum 暮らしの博物館
・NOMA 近代美術館
・ノートルダム カテドラル
・文化センター
・聖ヨセフ教会
<ポルトガル>
面積:9万㎢
人口:1027万人
最高温度:22度 最低温度:17度
観光地
・ジェロニモス修道院
・ベレンの塔
12時過ぎ、帰室、昼食後、イギリス編(グラスゴー、リバプール)まとめ作業
14時15分 「ポーランド・アウシュビッツ」ツアー説明会
1 行程
2 荷物
3 勉強会
4 自己紹介
5 質疑応答
参加者は13名
PB担当は冨岡(トミー) アシスタント:山口(通訳兼)
・事前準備と事後のまとめまでしっかりやりたい。
・現地での公式日本語ガイドは中谷たけしさんか日本語が上手なポーランド人になるか分からない(決定権は先方にあるため)
15時30分 帰室、カミさんは東北県人会の飲み会へ、私はまとめ
18時30分、カミさん帰ってくる、ビール1本とワインを飲んだとのこと、かなり酔っている。
19時、夕食、ご飯2杯、味噌汁、鶏肉と野菜の煮物、キャベツ、ニンジン、葡萄、紅茶
20時30分、帰室、部屋でゼリーを食べて薬を服用
第59日目 ル・アーブル着岸 10月21日(土)
8時45分、起床、波高くかなり揺れている、曇天まだ薄暗い、眠気とれず
9時、朝食、パン、バター、茹で卵、キャベツ、ニンジン、ヨーグルト、ママレード、コーヒー牛乳、お茶を飲みながらアウシュビッツについて人間の残酷性について話し合う。Kさん、Mさんを発見、Kさんは風邪をひいたとのこと。スケッチの写真を見せる。
10時、帰室、記録の整理。見直しは必要だがようやく終わった。次は写真の整理が残っている。
12時、陸地が見えてきた、カミさんがデッキへ出る、雨は降っていないが風が強いとのこと。
昼食に行く、パン、レタス、キャベツ、ニンジン、コーヒー牛乳、同席していたおじいさん(昭和16年生まれ、愛知県)から話しかけられ疎開、名古屋の空襲、日本人の信仰、キリスト教、旧約聖書、ユダヤ人、等々懇談する。カミさんは深りしていく、キリがない感じになって来たので部屋に戻るように仕向ける。
14時、帰室、上陸許可が出た旨の放送がある。しばらく様子を見ることにした。
15時、下船しターミナルでシャトルバスの切符を買う。(港からオークド・ペレー広場とドックボーヴァン・ショッピングモールを回わる周遊券。代金は2,000円)雨の中をバスは出発、曲がることが多いので方向感覚が無くなる。
雨が降っていることもあってドックボーヴァン・ショッピングモールに入る。イギリス、リバプールと同様、造船用のドックと倉庫をショッピングモールに作り替えたようだ。入口で荷物(リュック、バック)検査があった。テロを警戒しているのだろう。
天井が高く、左右に店舗が並び中央は幅の広い通路になっている。通路にはカフェやチョコレートなどを販売する小さな店舗もある。天井が高いので商店街を歩いている感じ、室内を感じさせない。店舗は皆、白を基調に綺麗で明るい。
通路の中央部でチャリティーイベントを行っていた。何のキャラクターか着ぐるみで子供たちと写真を撮っている。子供がカゴにお金を入れて着ぐるみに抱きつく姿を親が写真を撮る、そしてお菓子をもらうだけだが子供はニコニコして嬉しそうだったのが印象的だった。
雑貨屋さん「muy mucho」があったので覗いてみる、リバプールの繁華街で見た店と似ている。商品構成も同じようだ、ここで鉄器の急須を発見、中国製だった、値段は40ユーロ、口とつまみの形はダサいが品質は良い。パステルカラーの陶器のカップがあったので我々用の記念品として購入、カミさんは孫とひ孫の為にとクリスマスの飾り3個入りを2セット買う。レジで2セットの価格で3セット買えると教えてくれたので当然3セット購入。
カミさんがトイレに入りたいとのことでショッピングモール内を探すと何と1ヶ所だった。女用はかなり並んでいる、男用は行列はなく、空いていた。トイレは男女とも綺麗だったが当然、ウオシュレットではない。
シャトルバスの最終時間もあったのでバス乗り場を探す、外は雨と台風並みの強い風、傘は役に立たない、カミさんは雨ガッパ、私はジャンバー姿で歩く。濡れても何ともならない。このままバス乗り場が見つからなかったらと心配になる。地図に書いてもらった場所に向かったが違っていた、結局大回りしてバス乗り場に到着、ピースボートの乗客も近くにいたので安心する。
間も無くバスが到着、結構大勢いたが乗れた、皆さんこの雨と風で苦労したようだ。ターミナルでは厳しい荷物検査(金属の金具が付いたベルト、時計、財布、硬貨、リュック、ポーチはX線にかける)があった。
5時、部屋に戻り私はジーパンが濡れていたのでシャワーを浴びる、やっと一息ついた感じ。
7時、14階で夕食、ふりかけご飯2杯、味噌汁、竹輪の天ぷら、鶏肉の煮物、野菜カレー、レタス、キャベツ、ニンジン、オレンジ、葡萄。少し食欲が出てきた。
8時、帰室、
9時、カミさんは借りたお金(アイスランドのコーヒー代金)を返すために電話したが留守だった。
9時30分、レセプションから電話、帽子を拾ったとのこと。名前を書いていたので落とし主がわかったのだろう。ただ、どこで落としたか全く心当たりはない。今、カミさんがレセプションから帽子を持ってきた。カミさんはあまり喜んでいない、もう寿命だし、あまりにも爺さんくさいからだそうだ。
第60日目 ル・アーブル(2日目 出航) 10月22日(日)
日の出:8:31 日の入:18:56
16時帰船リミット
予定 教会訪問
8時、船内放送で目が覚める。いつもの様に2時ごろまで眠れず、うとうとしただけなので眠い。外はまだ暗く、埠頭を見ると外出する乗客がちらほら見える、シャトルバスも待機していた。皆、元気だ、カミさんは昨日眠れなかったので今日の外出は止めたいと言う。オーバランドツアー(ポーランド・アウシュビッツ)を考えて、今日は私だけにする。
8時30分、朝食、パン、茹で卵、レタス、キャベツ、ニンジン、コーヒー牛乳、
9時過ぎ、帰室、外出の準備
10時、下船、窓から見送ってくれるかと思ったがそれはなかった。シャトルバスに乗り込み街へ、向かう、ほぼ、満席。ゆっくり外の景色を楽しむ。
10時30分、オーグスト・ペレー広場で下車、まず、聖ヨセフ教会を目指す。途中、ピースボートの老人グループ(男1、女4)と一緒になる、リーダー格の男性から「女ばかりでうるさいでしょう!」と声をかけられた。途中、通りで開催中のマルシェを発見、今日は日曜日なので開催されているのだろう。沢山テントが並んで賑わっている、帰りに寄ることにして先を急ぐ。
教会は直ぐだった、コンクリート造りの巨大な建物だ、多分、ドイツ空軍の空襲で焼けたので戦後、コンクリートで再建したのだろう。ゴシックやロマネスク建築と比べたら趣は無いが止むを得ないのだろう。ただ、数百年経ってこの建築はどう評価されるのだろうか?とも考えた。
鐘が鳴っている、ミサが始まるようだ。聖堂に入ると天に届けとばかり天井が高い、周囲はモダンなデザインのステンドグラスで飾られている。コンクリートの打ち出しとステンドクラスの組み合わせは上手く行っている様に思えた。祭壇は低い天井があり信徒の席が円筒形の巨大な空間になっている。陽が当たると、薄暗い聖堂にステンドグラスの光の筋が現れる。
写真を撮って席に座る。やがて入祭の歌と共に入口から司祭と蝋燭を持った侍者二人が現れ、ミサが始まった。祭壇の左に進行役の席があり右に朗読台がある。音響が素晴らしい、こんな巨大な空間でも音はしっかり聞き取れる(何を言っているのかは分からないが)聞き取りにくい四ツ家教会も何とかなることが分かった。ミサは日本と同じだった、第一朗読、第二朗読、福音書朗読、説教、共同祈願、平和の挨拶など。平和の挨拶で私は手を合わせてお辞儀した、相手も同様にして返してくれた。
献金は踏ん張って5ユーロ出した。聖体拝領ではカミさんの分として半分残した(許してくれるでしょう!)ミサが終わり、出口で司祭に頼んで写真を撮った。
来た道を戻り、マルシェを見物、沢山の露店と買い物客で賑わっていた、野菜、チーズ、パン、衣類(セーター、ジーンズ、シャツ、帽子、など)、靴、カーペット、金物、雑貨、花、石鹸、絵、アンチークの陶器、食べ物など。ハサミが無くなったので金物屋から購入2.5€。カミさんがいたら喜んだろうに残念でした。
もう一度、シャトルバスが停まる広場に出てノートルダム教会を目指す。日曜のためか休業している商店街を歩く、人通りも少ない、少し心配になった時に突然教会が現れた。ノートルダム教会だ、石造りで伝統的な様式を踏襲いる。小ぶりであまり目立たない。中に入ると天井にネットが張られていた、多分修理中なのだろう。ミサの気配がないので帰ることにする。
教会を出ると奥にコンテナで作ったオブジェが見えてくる、更にその奥にパシフィック・ワールド号の姿も見えた。
写真を撮って来た道を引き返す、商店街で1軒だけ店を開けていた食品店があったので入る、ハム、ソーセージ、ワイン、果物を売っている、船で飲むワインを買う、言葉が通じなかったが「ボルドー」と言って進めてくれた赤ワイン(15€?)を購入した。そのまま渡されたのでワインを片手にぶらぶら歩きオーグスト・ペレー広場に到着、そのまま帰る事にする。
バスを待っている間、公園の一角にあったキオスクでカミさんへのお土産としてホットドックを買う。しばらく待ってシャトルバスが到着、大勢乗ったが次の停車場ドック・ボーバン・ショッピングセンターでほとんど降りる、代わって同じ程度の人が乗り込んできた。
波止場に到着、IDカードのチェックがある。ターミナルではベルト、財布、硬貨、カメラ、時計など金属製のものはX線検査をする。
14時、帰室、カミさんは聖書を読んでいた。ミサでいただいたご聖体の半分をカミさんに渡した。お腹が空いたので昼食を取ることにする。
昼食、お土産のホットドック半分づつ、レタス、キャベツ、ニンジン、味噌汁、オレンジ、コーヒー牛乳。撮ってきた写真を見せ今日の報告をする。カミさんがパンを沢山持っている人(女性)に「美味しそうですね!」話しかけたら「お土産に持参したけどフランス人にとってパンはおにぎりの様なものだからやめた」「もらってくれると嬉しい」と言われ遠慮なく1個頂く。
15時、帰室、カミさんは寝る、私は記録の整理。
17時、出航準備の音が聞こえる。
気づいたこと
・中年のコジキがいた、奇声を上げていた。
・日曜日休みの商店街があること。
ドックボーヴァン・ショッピングモール
ピースのサインをしてくれた愛想の良いオジサン
中国製急須があった。南部鉄器の模倣品だが品質は良い。
船の模型の展示会が開催されていた。
細部までよく出来ている。
漁船?
タイタニック号は人気があった。
<10月22日>
シャトルバス乗り場、二組ともピースボートの乗客
聖ヨセフ教会を目指す。途中、ピースボートの乗客グループ(男1、女4)と一緒になる。
聖ヨセフ教会、コンクリート製の外観はあまり趣が無い。
聖堂の空間、ステンドグラスが無機質な空間を救っている。
祭壇
広場で開催されていたマルシェ、地元の人とピースボートの乗客でいっぱいだった。
マルシェ風景
果物屋、見るだけでも楽しい。
果物屋
西インドの惣菜屋さん
絵も売っていた
肉屋さん
風船屋さん
ノートルダム教会
祭壇、聖ヨセフ教会よりカトリック教会らしさを感じる。
オブジェ(コンテナで造られた)とパシフィック・ワールド号
不動産屋のチラシ 32万ユーロ(5,000万円)
出航風景 コンテナオブジェや遠方に聖ヨセフ教会(左)が見える。
さようならル・アーブル
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