定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

115回ピースボート世界一周航海記その21(ジャマイカ、オーチョリオス、海外の乗客)

2024年01月27日 | 思い出の旅行

第34日目 <ジャマイカ・オーチョリオス>

  パナマ、バルボア港 出港13時 4日目 9月24日(日)時差10時間

  
 7時、目が覚める、カミさんは留守
 7時20分、まだ島影が見えない、前方デッキに出る、風が強い、ドアにロックがかかっているように重い、波も高い。
 8時40分、カミさん帰って来る、港が見えたとのこと、
 9時、14階で朝食、10時、10階前方デッキで港を見る、既に人が沢山集まっている。ヨットハーバー、レジャーボート、そしてホテル、リゾートマンションが緑の合間に見える、リッチな雰囲気だ。
 10時30分、下船準備の放送がないので5階へ行ってみる、ラウンジは人で溢れていた。早く下船したい人たちが並んでいるのだ、早い者勝ちの世界になっていた。最後尾がどこだかわからない、割り込む人、エレベーターで降りたついでに割り込んでしまう人、並ぶようにと声を荒げる人、混乱状態だ。ピースボートよしっかりしろ!と言いたい。
 11時30分、下船が始まった。桟橋では音楽と踊りで歓迎してくれていた。踊り手のおばさん達にやる気は感じられなかった。ゲート前は土産物屋さんが並んでいる、ここで買い物を始める人もいる。商品はメキシコ、ガテマラ、パナマと同じ、外に出ると今度は観光タクシーの売り込み、皆、パンフレットを持って観光地を指差して「テンドール!」と叫んでいる、諦めも早く直ぐ次の客に声を掛ける。しつこく付きまとわないし、断っても嫌な顔をしない。皆黒人の大男だから迫力がある。こんな売り込みが50m以上続く。次はマーケットと称する土産屋さんが集積する大型店舗、閉店中の店、小さな店も結構見られる。ここは女性が頑張っている。
 免税店の看板があったのでは入ってみる、カードが使えるとのことだったのでラム(小瓶6本)とコーヒー(5袋)を122ドル分購入。リュックに入れて背負う、結構重い。長男の友達から預かったCD(オリジナルの歌が入ったプロモーションCD)を5枚配った。結構喜んでくれた。当たり前か!反応があれば幸い、喜んでくれただけでも良しとしたい。
 時間も気になるので引き返す、途中、スパーマーケットの看板があったので覗くと、ジャマイカのビールを発見、ビール2本と絵葉書2枚を購入。帰りは晴れて日差しが厳しい、曇りの時と全く違う、この差は中南米共通の気候なんだろう。
 お土産屋さんを冷やかしながら船に戻る。エアコンが効いている船内が気持ち良い。部屋に入り、洗濯とシャワー、「あー気持ちいい!」観光より帰ってきて浴びたシャワーの方が良かった。
 14時、遅い昼食、お粥、パスタ、鶏肉のフライ、麻婆春雨、レタス、キャベツ、キュウリ、ニンジン、コーヒー豆乳とデザート、ケーキ2種類、ゼリー1種類を半分ずつ。
 船が動き出す、出航したのだろう。15時帰室、窓からパラセーリングが見える。10階デッキに出る、パシフィック・ワールド号はジャマイカを離れていく、港は遠くになった。マグロを探したが見つからなかった。部屋に戻り記録の整理。カミさんは手話の練習。
 16時10分、カミさんは手話の練習そして16時15分〜17時手話のプログラムに参加。その後は部屋で休息。
 19時30分、6階で夕食、メインはラム肉、デザートはアイスクリーム。メインはダメだったがアイスクリームは久しぶりに美味しかった。
 4人テーブルに座る、二人は外国語(韓国、中国?)を話しているカミさんが「日本語分かりますか?」と聞いたら一人は分かると返事、埼玉県に住んでいるマレーシア出身の青年29歳独身と自己紹介してくれた、もう一人は男性70歳のマレーシア人で昔、コピー機製造の実習で日本に2週間いた経験があるとのこと。二人は英語で話をしていたが時々、質問すると答えてくれる。言葉について聞いたところ、青年は中国系で家では中国語、外では英語、マレー語を話すとのこと。何と二人はマレー語ではなく英語で話をしていたのだ、我々には英語に聞こえないが、アクセントの違いか。マレーシアは地震、火山などの災害が無いので半導体製造など先端産業が盛んになっているそうだ。青年は仕事を辞めて船に乗ったそうだ、就職は降りてから探すと言っていた、多分就活に自信があるのだろう。
 70歳の方の奥さんは子供がいるオーストラリアに住んでいる、ピースボートには一緒に乗らない、別々の方が良いと言っていた。青年の話ではマレーシアは日本人の移住が増えているとのこと、利便性、物価、自然災害が少ないなど評価されているようだ。ピースボートはネットで調べたそうだ、乗客に外国人が多い原因の一つかもしれない。今回、このような東南アジアの情報が得られるとは思っていなかったので驚きだ。
 ピースボートに外国人が多く乗るようになったらどうなるのだろうか、その内、外国人の方が多くなることも考えられる。中国人、韓国人は多い、話し声が大きく、うるさい、周囲のことを考えないマナーの悪さが気になる、日本人の若者に影響を与えるのではと危惧している。
 今回一緒になったマレーシア人は紳士的で好感が持てた。クルーに別の席に移動したいと言ったが通じなくて良かった。
 9時前、売店でビールと柿の種を買って帰室、二人でビールを飲む。お腹が一杯なのでせっかくのビールが美味しくなかった。

 

 

 ヨットハーバー、レジャーボート、そしてホテル、リゾートマンションが緑の合間に見える、リッチな雰囲気だ。

 

 

 リゾートマンション?ヨットハーバーに豪華なボートが停泊

 

 浜の風景、誰も泳いでいなかった。

 

 1ヶ所の舷門から1800人が下船するのでこんな状況になります。見えているのはごく一部です。

 

 パナマ運河航行時に付いたと思われる傷跡、喫水付近と中央左端角部

  

 クルーは二人がかりでペンキ塗り、一人はローラーでペンキを塗り、一人はペンキが海に落ちないように袋状の受けで受け止める

 

 観光に向かう乗客、向かいの丘の中腹にある建物は別荘か?

 

 港の土産屋さん

 

 小さな街はピースボートの客でいっぱい。

 

 ブーゲンビレア 

 

 奥まで土産屋さんが並ぶ

 

 ボブマリーの絵もありました。

 

 小さな川に魚が沢山集まっていました。

 

 綺麗な海の色

 

 パラセーリング風景、ニアミス?

 

 

 

 

 

 

  


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