カトリック盛岡上堂教会の祭壇に二戸教会のスイス人司祭シュトルム神父のキリスト像(一木造)があります。
シュトルム神父は戦後の日本にスイスに本部があるベトレヘム宣教会から派遣され、岩手県の二戸教会の司祭として亡くなられました。神父は哲学者(上智大学に教授として招聘されたが断った)、農業の専門家、作曲家(教会で使う聖歌を作曲し出版されています。)、童話(宮沢賢治賞も受賞されています)や絵を描きや彫刻もする万能な神父でした。また、畑を耕し、山羊を飼いパンやソーゼージをつくり自給自足の生活を実践されたものすごい人(私には表現のしようがない人)です。
シュトルム神父は暖房用の薪を集め、その中から彫刻にふさわしい木に出会うと彫刻していたそうです。絵(主に植物)はプロ級ですが彫刻は素朴そのものです。その素朴さに心打たれます。
我が家に作曲集、童話、そして植物の絵5点と彫刻1点あります。見たい方は一報の上、おいで下さい。神父を紹介したビデオもありますよ!
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