4月20日 コロンボ港入港(2日間滞在) 市内観光ツアー参加 キャラニア寺院 国立博物館
コロンボ港入港の前に朝食風景を紹介します。食事をする場所は2カ所あります。その内の1つが「ヨットクラブ」で朝はパン、ハム、コーヒー、ジュース、ヨーグルト等が提供されます。我々夫婦は朝食はヨットクラブで夕食はもう1つのレストラン「トパーズクラブ」でとりました。ヨットクラブは甲板の後部にあり海が見える気持ちのよいレストランでした。気候が良ければ外でとることもできます。私たちはここで至福の一時、船旅の醍醐味を味わいました。
レストラン「ヨットクラブ」

ヨーグルト、果物、ジュースコーナー

パンコーナー

レストランの前はオープンデッキ、潮風に吹かれながらの朝食
4月16日の夜中、トパーズ号はシンガポール港を出航しマラッカ海峡を抜けベンガル湾を突っ切って4日目の4月20日朝8時にコロンボ港に入港した。
甲板から港を望むと右手にパゴダに足をつけたようなの不思議な形の展望台が見える、中央には真新しい2棟の高層ビルが見える。岸壁では土産屋さんが店開きの準備をしている。
2日間停泊するコロンボでは初日に市内観光ツアーに参加し、翌日は自由行動で市内を回った。
コロンボ港の風景
10時に車内に日本語表示が残っている日本製中古バスに乗り込む、カラシニコフを持った兵士が警備するゲートを抜けるとバスや乗用車に混ざってインド製三輪自動車、オートバイで溢れ、我先に走り回っている道路に出る。バスはそんな中をぐいぐい割り込んでいく、えらいところに来たと思わず身構えてしまう。
車も人も溢れ活気があるが街全体が薄汚れている。洋服屋、自動車部品屋、建具屋と同じ業種が集中して軒を並べている、間口も奥行きもあまりない小さな店だが日本で言えばカッパ橋、秋葉原のような雰囲気。よく見ると売るだけではなく店の奥で作っていたり修理したりしている。繁華街の一郭で、なぜか生ゴミの山や、ゴミが詰められた廃墟があった。そんな中で南国らしい緑濃い街路樹や花が救いである。
街の要所には機関銃が銃口を向けているし、銃を持った警部兵があちらこちらに立っている。政府とゲリラとの停戦が実現したとは言え何時、どんなきっかけで内戦が始まるか分からない状況にあることを知らされる。
そんな喧噪の中を走り回りバスはキャラニア寺院に到着。バスを降りると寺に供える花売りが寄ってくる。
境内の入口で履物を預け裸足になる。久しぶりの裸足で少し痛いけど気持ちがよい。
白い半球状のバゴダと茶色の箱形の寺院が対照的であった。パゴダは無装飾だが寺院には控え目にレリーフが施されている。そのふくよかな表現はヒンズー教の神像と共通する。
寺院の右手に巨大な菩提樹があり、色とりどりの花が供えられた石造りの供物台が周囲を囲んでいる。その中央に布で覆われた仏像が安置されている。スリランカの仏教徒は菩提樹の下には仏陀がいると信じている。行列をして仏像に水を供えている老若男女、座り込んでいるお年寄りの団体、様々な人々が様々なスタイルで参拝している。
寺院の内にはガンダーラ仏を思わせる腰のくびれた金色輝く美しい仏像と半透明のレースで覆われた大きな涅槃仏が安置され、それぞれ花、食物、お金が供えられていた。皆熱心に拝んでおり信仰の篤さが伝わってきた。自己の救いを求める小乗仏教とのことであった。

キャラニア寺院前の花屋

菩提樹に参拝する信者

寺院の仏

寺とパゴダ
海辺の旧国会議事堂前にある街の喧噪から隔離されたような高級ホテル「ガラダリホテル」でカレーの昼食をとる。若く端正な顔をしたボーイ達の服装はバリッとしており客である我々の方がみすぼらしい。
バイキング方式で数種類のサラダと肉、魚、野菜の3種類のカレーに食後のデザートとコーヒーか紅茶が付く。カレーは外人向けかそれほど辛くなく日本人の口にあった。
次にコロンボ国立博物館を見学する。入口のガジュマルの大木は枝から垂れ下がる木根が緞帳のようで見事。博物館はスリランカの文化財を収集するために植民地時代に建てられた英国様式の立派なもの、時には英国も植民地のために役立つことをしたと言うこと。展示物はガンダーラ美術の影響を受けたと思われる仏像から中国との交易品の陶磁器、金粒細工が見事な装身具、民具も並ぶ多彩で見応えがある。
コロンボから30分くらいの所にある首都スリー・ジャヤワルダナプラの国会議事堂を遠くから見物する。英国支配時代の建物であった旧国会議事堂を捨てスリランカ建築の伝統様式を取り入れた新しい国会議事堂を建設したのは当然な事と思われるが重厚さに欠ける建物であった。
コロンボ市内に戻り土産屋に入る。1階が宝石で2階に紅茶、布製品、皮製品、木製品等の工芸品が置かれている。100g190ルピーの紅茶を10個と絵はがきを買い、18時帰船、やはり清潔でクーラが効いている船の中は快適、シャワーを浴びて夕食。

街中の風景

ゴミの山

ホテルのレストラン

コロンボ国立博物館の庭にあったガジュマル

コロンボ国立博物館内部

土産屋
コロンボ港入港の前に朝食風景を紹介します。食事をする場所は2カ所あります。その内の1つが「ヨットクラブ」で朝はパン、ハム、コーヒー、ジュース、ヨーグルト等が提供されます。我々夫婦は朝食はヨットクラブで夕食はもう1つのレストラン「トパーズクラブ」でとりました。ヨットクラブは甲板の後部にあり海が見える気持ちのよいレストランでした。気候が良ければ外でとることもできます。私たちはここで至福の一時、船旅の醍醐味を味わいました。

レストラン「ヨットクラブ」

ヨーグルト、果物、ジュースコーナー

パンコーナー

レストランの前はオープンデッキ、潮風に吹かれながらの朝食
4月16日の夜中、トパーズ号はシンガポール港を出航しマラッカ海峡を抜けベンガル湾を突っ切って4日目の4月20日朝8時にコロンボ港に入港した。
甲板から港を望むと右手にパゴダに足をつけたようなの不思議な形の展望台が見える、中央には真新しい2棟の高層ビルが見える。岸壁では土産屋さんが店開きの準備をしている。
2日間停泊するコロンボでは初日に市内観光ツアーに参加し、翌日は自由行動で市内を回った。

コロンボ港の風景
10時に車内に日本語表示が残っている日本製中古バスに乗り込む、カラシニコフを持った兵士が警備するゲートを抜けるとバスや乗用車に混ざってインド製三輪自動車、オートバイで溢れ、我先に走り回っている道路に出る。バスはそんな中をぐいぐい割り込んでいく、えらいところに来たと思わず身構えてしまう。
車も人も溢れ活気があるが街全体が薄汚れている。洋服屋、自動車部品屋、建具屋と同じ業種が集中して軒を並べている、間口も奥行きもあまりない小さな店だが日本で言えばカッパ橋、秋葉原のような雰囲気。よく見ると売るだけではなく店の奥で作っていたり修理したりしている。繁華街の一郭で、なぜか生ゴミの山や、ゴミが詰められた廃墟があった。そんな中で南国らしい緑濃い街路樹や花が救いである。
街の要所には機関銃が銃口を向けているし、銃を持った警部兵があちらこちらに立っている。政府とゲリラとの停戦が実現したとは言え何時、どんなきっかけで内戦が始まるか分からない状況にあることを知らされる。
そんな喧噪の中を走り回りバスはキャラニア寺院に到着。バスを降りると寺に供える花売りが寄ってくる。
境内の入口で履物を預け裸足になる。久しぶりの裸足で少し痛いけど気持ちがよい。
白い半球状のバゴダと茶色の箱形の寺院が対照的であった。パゴダは無装飾だが寺院には控え目にレリーフが施されている。そのふくよかな表現はヒンズー教の神像と共通する。
寺院の右手に巨大な菩提樹があり、色とりどりの花が供えられた石造りの供物台が周囲を囲んでいる。その中央に布で覆われた仏像が安置されている。スリランカの仏教徒は菩提樹の下には仏陀がいると信じている。行列をして仏像に水を供えている老若男女、座り込んでいるお年寄りの団体、様々な人々が様々なスタイルで参拝している。
寺院の内にはガンダーラ仏を思わせる腰のくびれた金色輝く美しい仏像と半透明のレースで覆われた大きな涅槃仏が安置され、それぞれ花、食物、お金が供えられていた。皆熱心に拝んでおり信仰の篤さが伝わってきた。自己の救いを求める小乗仏教とのことであった。

キャラニア寺院前の花屋

菩提樹に参拝する信者

寺院の仏

寺とパゴダ
海辺の旧国会議事堂前にある街の喧噪から隔離されたような高級ホテル「ガラダリホテル」でカレーの昼食をとる。若く端正な顔をしたボーイ達の服装はバリッとしており客である我々の方がみすぼらしい。
バイキング方式で数種類のサラダと肉、魚、野菜の3種類のカレーに食後のデザートとコーヒーか紅茶が付く。カレーは外人向けかそれほど辛くなく日本人の口にあった。
次にコロンボ国立博物館を見学する。入口のガジュマルの大木は枝から垂れ下がる木根が緞帳のようで見事。博物館はスリランカの文化財を収集するために植民地時代に建てられた英国様式の立派なもの、時には英国も植民地のために役立つことをしたと言うこと。展示物はガンダーラ美術の影響を受けたと思われる仏像から中国との交易品の陶磁器、金粒細工が見事な装身具、民具も並ぶ多彩で見応えがある。
コロンボから30分くらいの所にある首都スリー・ジャヤワルダナプラの国会議事堂を遠くから見物する。英国支配時代の建物であった旧国会議事堂を捨てスリランカ建築の伝統様式を取り入れた新しい国会議事堂を建設したのは当然な事と思われるが重厚さに欠ける建物であった。
コロンボ市内に戻り土産屋に入る。1階が宝石で2階に紅茶、布製品、皮製品、木製品等の工芸品が置かれている。100g190ルピーの紅茶を10個と絵はがきを買い、18時帰船、やはり清潔でクーラが効いている船の中は快適、シャワーを浴びて夕食。

街中の風景

ゴミの山

ホテルのレストラン

コロンボ国立博物館の庭にあったガジュマル

コロンボ国立博物館内部

土産屋
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