アオとホシが走る

　　　　　　　アオとホシが　走る

　　　　　えみとりえが　町に帰って　何年かたったある日
　　　おじいちゃんから　父さんあてに　手紙がきた。
　　　「村祭りで　草競馬をする。　源ちゃんと
　　　啓ちゃんが　アオとホシに乗ってでるから　
　　　見に来んか」
　　　若駒だったホシが　堂々とした　牝馬に　成長していた。
　　　地ひびきをたてて走る　アオやホシの姿は
　　　ほれぼれするくらい　かっこよかった。
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