やあ みんな 元気かい。
今回は、ろこおばあちゃんの「しろざ」の思い出だよ。
一面の瓦礫の原。
B29の爆撃を受けて半壊した赤レンガの工場。
母さんと、小さい姉ちゃんと、えっちゃんと、ろこが、焼け跡にはえてきた雑草の新芽をつんでいる。
♪ あかざのあえもの もーりもーり
しろざのあえものもりーもりー
あかざとしろざが
もーりもーり もりーもりー ♪
母さんが歌うようにつぶやいていた。
父さんが 晩酌しながら言った。
「ほう、しろざの和え物ちゃ こねな味かい。オツな味じゃのう」
「なかなか いける」
お兄ちゃんが おかわりをした。
みんな、たくさん食べた。
母さんは、少ししか食べなかった。
ン十年を経て、先日、山小屋の庭の雑草の中に、一本のしろざを見つけた。
子どものころが、なつかしく思い出された。
Hi there.
I have no idea about "shiroza".
But it is an important plant for Grandma Roko.
In the field of debris,
In front of the partially destroyed red brick factory,
Just after the world war2.
Mom, Little elder sister, Younger siste, and I were picking buds of weeds.
Mom cooked the weeds for dinner.
Dad said, "It's not bad".
Elder brother said,"I like it".
All of the family members except Mom ate a lot.
Mom ate a little.
The weed's name was "shiroza".
A few decades later, I found a shiroza in my yard.
It reminded me of my childhood.
March 13, 2016.
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