2016年06月11日（土）
昨日は八ヶ岳の天狗岳に登ってきました。
ＴＶやネットの週間天気予報を見ると今日だけはある程度安定して晴れるようだったので。
土曜日なうえに梅雨の合間の
天気とくれば恐らく登山口は早朝からいっぱいになるだろうと考えて、自宅出発を30分早めて夜中の2：30にスタート。
現地の唐沢鉱泉には6：00着だったが、既にあと１台分位の空きスペースしかない。 ギリでセーーフ
しかも定位置の一番端に止められた。
それでは登山記スタート
林道分岐点、左に向かうと唐沢鉱泉、右に向かうと桜平（硫黄岳等の登山口）。
別々に登山口情報を調べていたので気がつかなかったが、まさか途中までは同じ林道とは・・・ （写真は帰路の際に撮影）
唐沢鉱泉のすぐ下、天狗岳登山口駐車場
普通車でも登れる林道ですが、ＦＲ（後輪駆動）車は多少キツイかも。
晴れました
ここに来る途中の高速からは雲
どっぷりの空しか見えず、今日は1日中ダメだな・・・ と半ば諦めていたのですが、天気予報通り晴れてくれました。
唐沢鉱泉の入口脇に設置してあるカード入れに登山計画書を投函
ザックリ全体を把握
まずは西天狗を目指す
この橋が天狗岳西尾根コースのスタート
北八ヶ岳の山はどこもこんな感じだな。 地質的な事もあるんだろう。
朝日が逆光で乱反射。 先週の赤岳に比べれば全然緩い登りだ。
1時間くらい登って、やったー第1展望台だ! っと思ったら違いました。 第1展望台はもう少し上。
しかし展望は良い。
先週登った赤岳と横岳もよく見える
少し登ると本当の第1展望台
北アルプス（富士山と同じくらい撮っているような気がする）
第1展望台から見る先程間違えた展望地。
下にいる大勢に言いたい
そこは第1展望台じゃね～ぞ～って（でも言わない）
第1展望台から第2展望台に向かう途中から遠くの雲海をカシャ
第1展望台から20分位登って第2展望台に到着
やはり第2のほうが景色がいい
第2展望台からの西天狗岳。 いよいよ岩場の急登だな。
第2展望台から岩場の急登部までは一旦下る。 途中のコケが綺麗
反対側から見ると恐らく縞枯れの中にいるのでしょう
西天狗岳頂上まで続く岩場
岩場の途中からの蓼科山。 今日はスッキリとした感じでシュっとしてる。
先程までいた第2展望台があんなに下に見える
頂上目指して岩場登り右側の景色。 阿弥陀岳（威風堂々だな）。
頂上目指して岩場登り左側の景色。 縞彼山かな？ やはり南八ヶ岳に比べて景色も穏やか。
硫黄岳の爆裂火口もよく見える
あと少し登れば頂上
西天狗岳頂上に到着。 標高2,646ｍ
西天狗頂上からの東天狗岳
先週の赤岳とは逆で、天狗岳以南の山々がよく見える。 晴れて本当によかった。
5分位の立ち休憩で東天狗岳に向かう。 まずはここを下って鞍部の尾根へ。
少し下ってから西天狗岳方面を振り返る
鞍部の尾根（結構風が吹いて寒い！）
ここを登って東天狗岳
鞍部の尾根から西天狗岳
東天狗岳～根石岳への稜線が綺麗だ。
東天狗岳の頂上が見えてきた。
東天狗岳頂上からの西天狗岳。東天狗岳頂上にいたのは写真撮影の時間のみ。
まずはここを下る
東天狗岳～根石岳への稜線。 上からみても綺麗な稜線。
雲が沸いてきた
自分にはモアイ象に見える。 他に撮っている人いなかったからだれもそう思っていないのかな？
こういう鉄網梯子って雰囲気がある
結構険しい東天狗岳東面
東西横綱といった感じで並ぶ両天狗岳
溶岩？が凝結して浸食によって硬い部分だけが残ったのですかね？
よく見る岩の状態ですが自然の力ってすごいと改めて感じます。
下ってきた東天狗岳からの稜線を振り返る
根石岳への稜線の背後に硫黄岳爆裂火口。 迫力
白砂新道合流点付近からの西天狗岳、東天狗岳
根石岳頂上 標高2,603ｍ
ここでご飯を食べる人結構多いかも。 自分もだけど・・・ 40分くらい休憩したかな。
あそこを下って登って来たんだな
根石岳頂上からの西天狗岳、東天狗岳
登って来た天狗岳西尾根
さぁー飯だ
トイレに行きたくなったので根石岳～箕冠山の鞍部にある根石岳山荘を目指して下る。
トイレを借りたら箕冠山のあの辺まで行ってみよう。
根石岳山荘からの根石岳
根石岳山荘（古い方の建物）の屋根。 石乗せてる 風対策かな。 トイレはチップ制で￥100でした。
箕冠山へはここを登っていく
箕冠山への途中、根石岳と天狗岳がよく見える。
結局この標識（オーレン小屋からと夏沢峠からの交点）からは、行くつもりでいた崖のような部分には行けない事を理解。 うわ～無駄に登った～。
箕冠山をすぐに下山して鞍部を通過。 根石岳を再度登って下りて白砂新道入口まで戻る。 天気予報通り少し曇ってきた。
先程とは違いだいぶ曇ってきた。
東天狗岳頂上付近もガスる
東天狗岳頂上からは天狗ノ奥庭を通って黒百合ヒュッテまで向かう。
この標識をすりばち池・黒百合平の方向に
ここをドンドンと下る
途中で見えた景色。 去年登ったにゅうじゃないかな？
下ってきた道を振り返る
天狗の奥庭上まで下りてきた。 ここで10分休憩
天狗の奥庭上からの景色。 奥庭上って事は見えているのが天狗の奥庭ってことだな。
まだまだあるなぁ～
かなり黒百合ヒュッテに近い場所から振り返ると、両天狗岳と天狗の奥庭がよく見える。
やっと黒百合ヒュッテが見えた。 ソーラーパネルがすごい
縞枯現象がよく確認できます。 北八ヶ岳の山々の特徴ですね。
黒百合ヒュッテからは90％くらいこのような大きな石の下り道が続く。 地味に脚にくる
この分岐を左に行って50分くらいで唐沢鉱泉
唐沢鉱泉の源泉まで下りてきた
やっとスタート地点のしゃくなげ橋まで戻った。
結局欲張って、西天狗岳～東天狗岳～根石岳～箕冠山～根石岳～東天狗岳～天狗ノ奥庭～黒百合ヒュッテ～唐沢鉱泉という山行になってしまった。
正直クタックタという表現がピッタリだったが、まだ時間が15：30位だったので、そこから高速に乗って甘利山にレンゲツツジを見に向かう。
韮崎ＩＣを下りてから山道を約10ｋｍ登ります。 この10ｋｍがとにかく長く感じます。
現地到着は限りなく17時。 少ししか人がいませんでした。
今がレンゲツツジの旬との情報なので、楽しみに登ってみる事に。 
表示もしっかりとしてある
この程度の遊歩道なので登山着で裸足でサンダルといういでたちで登る。
甲府盆地が一望出来る。カメラマンにも人気の場所だろう
頂上付近。 まぁ～綺麗かな。（写真は一部をズームして撮ってる）
鍋頭 標高 1,722ｍ。 本当の頂上は写真奥。 ん？ なんか人工っぽいぞ！
もしかして作られたレンゲツツジの名所か？ と感じてしまったのでここで引き返す。
甲府盆地とレンゲツツジ
このように咲いているのは一部で、何となくまばらに点在している感じだった。
もう多分来ないだろう・・・
さっさと甘利山を下山。 とにかく一刻もはやく温泉につかりたい。
以前、茅ヶ岳登山の時にも利用した 厳選かけ流しの湯
湯めみの丘に向かう。 http://www.geocities.jp/yumemionsen/
やっと温泉で汗を流せた～。 湯上りのコーヒー牛乳と￥100足裏マッサージ機を2度試す。
体が楽になってフニャフニャ 
今度は腹が減ってきた。 食べると確実に眠気がやってくるので、まずは高速道路に乗って帰路に向かう。 途中の境川ＰＡで食事をとる。
食後に襲ってきた恐ろしいほどの睡魔
結果、仮眠をとるつもりが2時間ではなく2時くらいまで寝てしまった。
結局自宅着はほとんど朝方の4：00
長～い1日となったが、梅雨時になんとか天気も恵まれたし、山登って旬の花見て、温泉入って飯食ってだから贅沢な日だった。
