金曜日休み
この日ピンポイントで晴れそうだったのが新潟の湯沢や魚沼方面のみ。 予報だと明後日からはグズつく感じなので行ってきました。
目指すは日本百名山の一つ、巻機山。 最近は割と高めの山ばかりが続いていたのでたまには違う趣向の山をと思い、この山。
前日早寝したので割とスッキリ起きることが出来た。 身支度をして夜中の2:30に自宅を出発。 外環、関越自動車道をひた走り、6:00位には現地に到着。
本当はここで駐車料金を払うのだが、番人の方がまだいないので後払いとする。
平日なので駐車場もガラガラ。 6:20登山スタート
写真の右に写っているのが登山カード用ポストとトイレ
道を少し下っていくようだ
この辺の山もなかなか良いではないか 山が深いといった感じかな
ん? 料金案内の表示がなぜここに?
どうやらこちらがメインの駐車場らしいです。 トイレは近くないけどね・・・ 登山口には断然近い!
熊の絵がリアルで怖い 書いた方の絵心に脱帽
登る前にこの案内看板を見る時間が何気に好きだ。 ワクワクしてくる。
駐車場からすぐの分岐点。 今回は井戸尾根コースで登る
7合目くらいまで同じような道が続く。 粘土質ですご~く滑るので足にくる
しかも梅雨時だから? 異常に蒸す
自分でも信じられないくらいに額から汗が滴る
1時間くらいで五合目に到着
やっと景色が開けたけど逆光
太陽と反対側の展望が見えてきた。
五合目からは少し登山道の雰囲気が変わってきた。 やっと樹林帯は抜けたかな。
更に1時間くらいで六合目に到着
六合目から。 目指す頂が見えてきた。
六合目から。 いい眺めだね~。 こういう風景が見えてくると俄然やる気がわいてくる
七合目の物見平に到着。 ここで10分ほど休憩。 ガスって展望はない。
八合目に向かう。 さっきまでの晴れ空はどこか行ってしまった
そして八合目。 何合目って表示はありがたいが、景色が見えないので逆にへこむ原因にもなる。 もう八合目なのになんも見えね~って思い始める。
八合目から頂上方面を見上げる。 ガスがさらに濃くなってきた。
たま~に見える雲の隙間からカシャ 晴れていればな。
9合目はあと少し
あいかわらず花の名前わかりません。
ニセ巻機山こと前巻機山 標高1,861m。 ここが九合目。
ニセ巻機山~巻機山へは一度下る。
すこ~し日差しが出てきた
下ってきた木道をニセ巻機山方向に振り返る
アルプスの少女ハイジのよう。 ペーターもクララも爺さんもいないけど・・・
可憐な花ですが・・・ 名前知りません・・・
ようやく巻機山が見えてきた
ニセ巻機山から下った鞍部にある避難小屋(裏側にトイレもあります)
クマザザ道を登る
ここを登り切ればいよいよ頂上
せっかくの池塘なのに曇り空が恨めしい
通ってきた木道を振り返る。 奥に見えるのはニセ巻機山。
巻機山頂に到着。 巻機山頂であっても巻機山山頂ではないらしい。 ややこしい。
巻機山頂から望む歩いてきた稜線
巻機山頂の表示から右方向の牛ヶ岳へ向かって登山道を進む
晴れてれば雲が映りこんで綺麗なんだろうな
モコモコした斜面が特徴的。 この辺の山は草原チックな山肌が多い。
ここが本当の最高点 標高1,967m。 なんかつまらない場所なのでそのまま牛ヶ岳を目指す。
晴れてれば気持ちのいい高層湿原だろう
池塘も晴れていなければだだの水たまりにしか見えない
木道を右へ向かうと朝日岳への縦走コースらしいです。 こんな所から縦走するのは上級者だけでしょう。
遠望はこのくらいしか見えない。 向こうは晴れてるみたい。
多少の残雪
牛ヶ岳まであと少し
どうもここが牛ヶ岳頂上らしい。 倒れている標識の文字が確認出来ない。 先に到着した方がGPSで確認してくれたのでやはりココらしい。
ここもつまらん頂上だ。
見えるのはどんよりとした景色・・・
奥に進めば何か変化があるかもと思い進んでみると・・・ 行き止まり・・・。
天気は悪いは、思ったほどの感動は得られないはで心が沈む。 10分程の休憩
がっくりな気分のまま巻機山方面を見ると・・・ むむっ 晴れてる 急いであっちに戻ろう
ものすごい勢いで巻機山最高点まで戻る
やっと晴れた。 青空も
やはり天気が良いと同じ景色でも曇り空とは全然違う
巻機山と割引岳
こういう風景が見たかった
先程まではただの池。 今は立派な池塘たち。
池塘はやはりこうでないと
巻機山頂から巻機山最高点を振り返る
巻機山頂から今度は左へ。 割引岳を目指すため一旦下る。
下りながら巻機山頂上を見上げる。 この青い空とのコントラストが最高。
谷が深い! やはり豪雪地帯なので雪で削られてこのような地形になるのだろうか。
しかし緑が濃いね~。 牛ヶ岳、最高点、巻機山が全て見渡せる。
青空は何でもちょっぴり良く見える
目指す割引岳。 なかなか見事な三角錐。
割引岳に到着 標高1,930m。 ここで食事休憩。先着の方々が下山したので山頂独り占めで30分
近景はよく見えるが遠望は雲、雲、雲がわく。
巻機山への稜線
巻機山とニセ巻機山
食事と景色を満喫したので巻機山に戻る。 途中からみた割引岳。やはり綺麗な形だ
割引岳と巻機山の調度中間位、花が綺麗に咲いていました。
巻機山頂まで戻って10分程休憩。 多少天気も怪しく曇ってきたので下山する事にする。
タイミングよく青空の下、山頂付近や池塘も満喫出来たので良かった。
ここからは長い下り。 またあの粘土質を通るかと思うと少し滅入る。
七合目まで下山。 巻機山を振り返る。 ?天気がまたもや回復してる!
登りは雲で全く視界がなかったが、帰りは少し開けた景色を見る事ができた。
改めてみると大きな山だな
割引岳はここから見ても綺麗な形だ。
六合目まで戻ってきた。 この岩峰は何て名前なんだろう?と自宅に戻ってから調べてみると、天狗岩というらしいです。 人が登れる場所?(ロッククライミングするらしい・・・) ジャンダルムに少し似ている。
登りも下りもこの粘土質の土にヤラレました。非常に滑るので足にくる。
駐車場に戻ってきた。 朝とほとんど変わらぬ風景、やはり平日だからな。
料金所にオジサンがいたので1日分の駐車料¥500を払って巻機山をあとにする。
魚沼の田園を走りながら巻機山方面を見て思いましたが、この辺一帯は山が深いという印象を非常に受けました。 山の高さだけならよく行く八ヶ岳の方が断然高いですが、山の深さは間違いなく新潟の山々ですね。 池塘、初めて見ましたが大満足でした。
登山には,高みを目指す登山、テント泊の登山、縦走登山、沢の美味しい水を目指す登山、池塘をめぐる登山等色々な楽しみ方があると思います。
自分は登山を始めてまだ浅いせいか、高みばかりを目指していたような気がします。今回いつもとは違う山に登ってみて、さらに山への憧れが大きくなりました。
次はどこの山に登ろうか・・・