先週日頃から仲良くしている友人が近くに早咲きで知られている河津桜が五分咲きできれいだからと、案内してくれました。小さな公園でしたが桜が春を告げる様に咲き誇っていました。毎年咲く桜ですがその年ごとに桜の思いは様々な想いがあります。不思議と幸せいっぱいのときは思い出が残っていません。心が沈みこれからどうしようとしてふっと眺めた桜が私の脳裏にはいくつか浮かびます。心がさだまらず、ただひたすら歩き続けた八坂神社の桜、寂しくて途方にくれて眺めた、大原野神社の桜、悲しかった春の洛西の桜、懐かしいです。思い出すと、切なくてなみだが出てきます。これから出会う桜は私に何をつたえてくれるでしょうか?桜はやはり物悲しい花です。