毎日毎日 35度を超える暑さ
しかも夜も気温が下がらず
明け方ですら 27度あります。
雨も一滴も降らず、お庭はカラッカラです。
朝7時の 夜の名残の月見草です。
一昨年 川の土手に自生していた月見草のタネを採取して
庭にばらまいていたところ 今年 一本大きな株が出来て
やっと お庭でも 月見草が観れるようになりました〜
この花 大待宵草は 実は外来種だそうですよ。
原産地は北アメリカ
ヨーロッパで作り出された園芸品種で
日本へは明治時代の初期に渡来
日本全国で野生化したそうです。
明治の 特定外来種って ところですね。
オオマツヨイグサで検索してみたら
オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサ、オニマツヨイグサ。。。。
やたら出てきて ウチのは はたして 何マツヨイグサなんだ?と疑問を呈しました。
もう めんどくさいので 月見草としておきます。
この花 なんで好きかというと 夜咲いてくれるから。
夕方 暮れなずんでくると 黄色い大きな花が 芳香を伴って 開きます。
(夕方はいい匂いもするんです。)
宵を待って 花開くから 別名 宵待草とも言いますよね。
宵待草といえば 竹久夢二
この詩を書いた石碑は 千葉県犬吠崎の近く、
あしか島の海を見下ろす場所にあります。
(この正月に チーバ旅行した折に行ってみたが
探さないと 見つからない場所にあった。。。小高い住宅地への入り口左手に
ひっそりと。)
なんでも この地に夢二が滞留していた時に出会った娘との 短い恋を
歌ったものだとか。
(妻と息子を連れての 避暑旅行なのに。。。19の娘と仲良くなっているという
浮気性の夢二である。)
「宵待草」原詩
遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る
待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな
夢二の歌など どうでもいいが
月見草は 夕方甘く香るステキな花である。