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Rosso Laboratory

第2回 レール敷設

今回は「レールの発展例」の再現なのでトミックス規格は頭に入れておく必要はないのですが一応触れておきましょう。

それでは線路を敷設していきますが、まず「01-ボード」レイヤーをロックし、「02-線路」レイヤーをアクティブにします。複線があるレイアウトでは複線レールやN-PX280のようなレールがあれば複線間隔37mmが簡単に再現できるのでまずはこれらから配置しましょう。

この段階では高度は固定しなくてOKです。座標はできるだけ整数で区切りの良い数値にしておくと良いでしょう。以下この図に沿って配置します。

ざっくりと外周1周分の配置が出来ましたが、レイアウトサイズからはみ出ているので位置調整をします。

線路を全選択し右クリックからポップアップメニュー[数値移動...]を実行し、数値移動ツールを表示させます。

数値移動ツールでX=10、Z=-10を入力し、何回か相対移動させて位置を合わせていきましょう。

XZどちらかがちょうど良い位置になったらもう一方だけの相対移動用に数値を変更してXZを良い位置に合わせます。ただ今回のレイアウトは1806mmあるので少し横にはみ出すようですね。

これで大まかな位置が決まりましたが、赤く囲った部分が重なったり足りなかったりで繋がっていません。

現実のレールには遊びがあるので多少接続部を歪めたりして繋げられるのですが、バーチャルでは正確無比なのでこのように誤差が出ます。特に「N-CPR317/280-45(F)やN-CPL317/280-45(F)は最初からR280部分に2度ズレがある」ということは以前の記事にも書いた通りで、このポイントを使う場合は大体このように綺麗には繋がりません。

そこでバーチャルでも接続部を歪めます。2~3度までのズレは許容してくれるので少しづつ角度を変えて繋がるようにしてみましょう。下記の選択した部分の線路をそれぞれ1~2度ズラすことで何とか接続できました。

外周がこれで出来上がったので残りの部分も配置して線路敷設は完了です。

ビューワーで見ると

次回は橋脚を配置し高度を変更します。

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