アイマジック社は「LightWave3D」を使ってモデリングをしている。
ということ。これがハズレたらミもフタも無いですが、多分大丈夫でしょう(笑)。
<推測理由>
最大の理由はコチラです。ちょいと古い情報なので、今でも「LightWave3D」を使っているのかということについては、コチラのIMAGIC Blog「第9号特急」を御覧下さい。
ポリゴンが四角形をしていますね。この四角ポリゴンというのは昔は比較的少数派で、私の知る限りでは「LightWave3D」や「trueSpace」といったAmiga出身の3Dソフトぐらいでしか使われていませんでした。今では「六角大王」や「メタセコイヤ」あたりも扱っているのでメジャーになったような気もしますが、普通、ポリゴンと言えば三角ポリゴンなんですよ。まぁこれがポリゴンモデラー系の特徴ということが言えるのかもしれないのですが、私はポリゴンモデラーは好きじゃないのでその辺の事情はよくわからんです。基本的にソリッド派ですから。
<今回久々に弄ったtrueSpace。こいつはソリッドモデラー>
<ポリゴンモデラー「メタセコイヤ」の画面>
六角大王やメタセコは殆ど弄ったことがないので、よくわからんが・・・。なお、フリーソフト版のメタセコではlwoは出力できない模様。
IMAGIC Blog内で「窓が多いと大変だ」とか「複雑な曲線があると大変だ」とかも仰っているので、ソリッドモデラーやスプラインモデラーに切り替えた様子は無いみたいですから、これはほぼ確定的でしょう。ソリッドモデラーなら「窓が多くても楽勝」、スプラインモデラーなら「複雑な曲線は大の得意」ですから(ならば、何故面倒なポリゴンモデラーをアイマジック社は使っているのか?については後日)。
余談ではありますが、マニュアルの天球の説明部分に、
※空を生成する機能を持つソフトウェアにはライトウェーブなどの3DCGソフトがあります。
と「LightWave3D」を紹介していますよね。それに、VRMは「レイアウター」と「ビューワー」という2段構成になっていますが、「LightWave3D」も「モデラー」と「レイアウト」という2段構成になっているので、VRM自体(と言うかアイマジック社自体?)が根本的にも「LightWave3D」の影響が大きいと私は感じていました。こりゃもうライトウェーバーの世界ですな。
<推測からの結論>
よって、3Dデータを作るなら、まずは「LightWave3D」のオブジェクトデータであるlwoファイルを書き出せるものでなくてはいけないということです。
ただし「LightWave3D」の使い手ではない私にはよくわからない部分もあります。先に書いたように「LightWave3D」には「モデラー」と「レイアウト」があります。よって、それぞれにファイルフォーマットがあり、「モデラー」用がlwoファイルでオブジェクトデータなのですが、「レイアウト」用にもシーンファイルフォーマットがあるため、動輪等の可動部分は別のlwoファイルにしなくてはいけないのかもしれないということです。「モデラー」上で切り分けてもらえば良い気もしますが、この辺についてはよくわかりません。
後日書きますが、どうもアイマジック社は四角ポリゴンがお好き(ポリゴンモデラーだからということもあるけど)なようで、ストラクチャーを見る限りでは皆四角ポリゴンが使われています。よって、四角ポリゴンが扱え、lwoファイルを書き出せるものとなると、候補となるのは「六角大王」「メタセコイヤ」「Shade」あたりになるでしょうか。他のソフトでもいけるものもあるでしょうが、低価格帯のものだとこれぐらいだろうと思います。そりゃ「LightWave3D」があればベストですけど、比較的低価格と言われる「LightWave3D」でも10万円を超えますので、そんなに気楽に買えるものでもないでしょう。
<一応の候補>
「六角大王」or「メタセコイヤ」or「Shade」等のポリゴンモデラーとして機能し、lwoが出力できるものが必要。「LightWave3D」なら当然文句なし。
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<以下雑談:色々なモデラー>
昔のAmapi3Dはポリゴンモデラーだった気がしますが、今のAmapiPROはNURBSモデラーなのかな? 「Shade」のProfessional版ユーザーは無料で英語版が入手できたので持っているんですが、使ったことが無いのでよくわからない(笑)。Amapi3Dはコンバーターに使っていたんですが、今のAmapiPROはlwo出力が無いみたいだし使えないかも。こうなると私が作るとすれば、やはり「Shade」かねぇ。
まさに粘土細工的なスプラインモデラーの「Shade」
CADの世界ではソリッドモデラー系が主流。自動車業界ならNURBSが無いと駄目ですが。
なお、「サーフェイスモデラー」という呼称もありますが、あれは「ソリッドモデラー」や「ワイヤーフレームモデラー」に対する呼び名で、「ポリゴンモデラー」や「スプラインモデラー」が「サーフェイスモデラー」の一部ということになります。つまり、「ポリゴン」や「スプライン」というのは制作手法としての分類であり、「サーフェイスモデル」というのは制作した成果物に対しての分類ということです。
次回に続く・・・既に誰も付いてこれない気もしてきたが・・・。
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zio
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