ロドス島の薔薇2・労経研

経世済民のために・・・

原子力発電に関する安倍総理への公開要望書

2014年01月15日 | 原子力問題

 

安倍総理への公開要望書

 

原子力災害対策本部長
安 倍 晋 三 総理 殿
          

公開要望書

本要望書は、10・13シンポジウム「脱原発は、日本経済衰亡の禍機――科学と法と人倫に違背する<避難&賠償>」に基づき、またそのパネリストや参加者数百名の支持や了解を得て発するものです。

その目的は、我が国の電力の安定かつ潤沢な供給を堅持すべく、日本経済の弱体化に直結する“反科学”“反日”イデオロギー濃厚な「脱原発」に屈することのなきよう、安倍総理大臣に対して、菅直人ら民主党政権がなしてきたおぞましくも犯罪性あらわな「脱原発」行政を断固糾弾され、これをコペルニクス的に矯正し正常な原発行政を回復して頂きたいからでございます。

原発の再稼動が日本に不可欠なのは、原発に代替する天然ガスや石油の代金がすでに年間三・五兆円にものぼるように、日本経済をこれからじわじわと締め上げるのは経済学を持ち出さなくとも誰にもわかる常識です。

小 泉純一郎・元総理は、電力生産の分野で原発に代わる新技術が簡単に発明されるとばかり、「日本人は皆エジソン」という妄想に耽っており、まさしく夢見る妄 想老人の典型。いや正しくは、“大言壮語する嘘つき無責任老人のご活躍”。解決策は、反論や反撃をするのではなく、徹底無視が上策で効果的だと思います。

が、翻って国内を見るに、“極左イデオロギーの囚われ人”でない一般の常識日本人も、原発推進に自信がなく、声が小さい。ややもすれば「脱原発」にぶれる。この最大の原因が、15万5千人もの福島県人を不当に強制避難(=強制連行)させ、その「解放=避難解除=自由回復」を今なおしない、ユダヤ人の強制連行をしたナチと同じ日本政府の残忍な凶悪性に、無意識に、慄いているからだと思います。

ヒステリー的な原発恐怖症に加え、凶悪な原発行政を恣にする政府が、避難や除染を抜本的に科学や医学に従って是正しないとすれば、日本国民は安心して正常な電力生産感覚すなわち原発推進に取り戻すことはできません。

以下、安倍政権が、科学と法と倫理道徳に適う正しき原発行政へと、英断をもって舵をきられるよう、その主要な要点を要望の形で申し上げる次第です。

要望の第一 

福 島セシウム強制避難は、実は北朝鮮の日本人拉致誘拐を模倣した、菅直人らの意図的な「重犯罪」。ナチのユダヤ人の強制連行とも同種。しかし、自民党政権 は、2012年12月の政権を奪還してすでに一年が経ちながら、科学にしたがった即時全面解除を今なお発動しない。安倍総理は、放射線医学に従って、福島 セシウム避難住民を直ちに全員帰宅・帰郷させよ。

① 福島セシウム避難は、科学的・医学的に全く不必要であり、しかも、日本人に憎悪を燃やす菅直人が、このことを知った上で、2011年4月に策謀し実行したものです。セシウム強制避難を初めて発動した4月21日は、3・11からすでに40日が経過していた。

②  このとき、準・避難が必要な箇所は、大熊町の一ヶ所のみ。しかも、それも数ヶ月間未満で解除できるレベル。すなわち、この一ヶ所だけに限って、昼間はいつものどおり学校・自宅・職場にそのままで、夜間のみ福島市などに避難を1~2ヶ月間続ける行政措置が許された。他は、いっさい避難が不必要でした。避難の全面解除は、今すぐすべきです。

同封のパンフレットの8~10頁を参照のこと。また「脱原発を許さない 渡部昇一 中川八洋」でGOOGLE検索すれば、同封シンポジウムでの中村博士(大阪大学医学部教授、放射線医学が専門、現在、同大名誉教授)の発表が動画でご覧頂けます。

③  菅直人は、日本人(原さん)拉致誘拐犯・辛が韓国に捕まった時、その解放で韓国政府に対し圧力をかけたように、日本人拉致を支持した北朝鮮系コリアン(祖父母が済州島から移民)。

  セシウム強制避難を直ちに解除すれば、東電の賠償は極度に減る。つまり、科学・医学に沿った行政措置こそ、東電(消費者の電気料金)であれ、国費(税金)であり、それが現在以上は直ちに不要になる。

すなわち、自民党政権がなすべき正しい福島・東電政策の中核は、科学・医学に従うセシウム強制避難の即時全面解除。それのみが、電気料金の不当な値上げを阻止し、税金投入という理不尽行政を排除できる、最も法に適い、最も科学に適うものです。

④  上記の述べた、菅直人・斑目春樹の「8月4日報告書」――形式的な適用は、2011年12月18日――は、この2011年4月21日の福島県人15万5 千人強制連行を“後追い正当化”するためのデマゴーグ詭弁書。当然、それは医学的・科学的にはでたらめの限りのキワモノ文書。なお、斑目春樹とは、東大の 民青に所属していた過激な共産党活動家出身者。

要望の第二

戦後日本の政治史上最悪の人権侵害事件というべき、憲法第22条が定める“自宅居住の自由”を侵害する「警戒区域」の発動を2011年4月21日になした菅直人首相ならびに経産省幹部の「重犯罪」を調査し、厳正な処分を行なえ

① これに関する説明は、同封のパンフレットの8~10頁を参照下さい。

②  経産省は現在、菅直人首相・枝野幸男経産大臣のときとは打って変わって「原発再稼動」の声をあげます。しかしこれは、アリバイ工作を含んだ表面的な行 動。2011年の経産省の官僚は、菅直人や枝野幸男の犯罪行政に、本心はともかく唯々諾々とそのお先棒を担いだ共犯者たちで、現在の経産省による原発行政 は、自分たちの犯罪共犯をいかに隠蔽・糊塗するかが中心。日本の電力政策など国家的なものは上の空状態です。

この故に、経産省は、自民党政権になったからといって、科学と法に従った正常な原発行政を回復しようとはしませんでした。民主党時代の官僚が今もそのままその職にあるし、移動したとしても現在の担当官僚の先輩として近くにいるからです。

   経産省とは官僚機構であって、民間の個人営業の商店などではありません。ナチのユダヤ人の強制連行を模倣した“大犯罪行政”「帰還困難区域等の設定」を した官僚機構が、わずか二年しか経っていない2013年に、「避難は不必要で、全くの間違いでした」と宣言することなどありえません。

そんなことをすれば、避難させられた住民の怒りの爆発だけではすまず、国中の日本人から総攻撃されます。事務次官ほか数名の懲戒免職などではとても収まらない事態をいかに回避するか、これが現在の経産省が最も腐心している原発行政です。

避難行政を担当する経産省が、今も、セシウム外部被曝線量を実際のより六倍も膨らませたデッチアゲ嘘数字を死守しているのも、この理由です。経産省が、反人間的で反科学的なセシウム避難強制という暴政を止める気配がない理由は、もうお分り頂けたと思います。

③ かくして、経産省を使っての原発行政の建て直しは、狂って腐った土台の上に正常な家を建てようとするようなもので、決して健全な原発政策など生まれるはずはありません。

④ 安倍内閣が、もし健全な原発行政を欲し、「脱原発」の波を逆転させたいのであれば、まずもって、菅直人と斑目春樹(原子力安全委員会委員長)らが謀議した2011年8月4日付け同委員会「報告書」の破棄を宣言する必要があります。

安倍内閣として是非とも、デタラメな「斑目報告書」を破棄し、経産省の反科学のデタラメ避難行政を糾弾し、経産省に対し「帰還困難区域」等の「避難指示」を解除せよ、と命じて頂きたく存じます。

要望の三 

除染は科学的・医学的に全く不必要であり、直ちに全面的な中断
をすべきが政府の正しい行政。これについて異論の余地はない

①日本の自然放射能は「2・4㍉シーベルト」。これより低い「1㍉シーベルト」に除染するなど世界の専門家が眉を顰めて日本を軽蔑しています。
  ちなみに、広島も長崎も、その原爆投下後に除染などいっさいしませんでした。しかし、医学的にそれによる健康被害の症例はゼロ。そればかりか、癌発生率は他の地域に比べ5%ほど少ないことが五十年間に及ぶ10万人対象の調査で実証されています。

②また、長崎原爆の放出放射能はおよそ7.4×104エクサベクレル、一方「福島第一の一~四号機」から放出されたのは0.37エクサベクレル。つまり、除染をいっさいしなかった長崎原爆の二十万分の一です。そのような超低レベルの微量放射能で除染をするとは、非科学性もきわまった、まさに異常な狂気。オウム真理教のハルマゲドン信仰と変わるところはありません。
          (注)広島原爆の放出放射能は長崎よりやや低い。

③セシウムの生物学な特性は、土との親和性が極度に高いことです。いったん土表についたセシウムは、植物の毛根から吸い上げられることに徹底抗戦的に抵抗します。

このため、福島東岸で栽培した稲の収穫米から微かなセシウムを検出するには、その農地において現在の1000倍もの濃度のセシウム汚染をしない限り不可能です。それなのに水田を除染すれば水田が損傷破壊され稲作をするのにさらに三年の土地改良が必要になります。

福島県の農産物でセシウム検査が必要なのは、土に植えられていない椎茸のみなのは、この科学的な理由によります。

④この科学にしたがえば、自民党の大島理森代議士らの「1㍉シーベルト除染を公共事業扱いとして続行する」との国関与策は、全くの反科学の極め付き。正しい行政は、ただちに除染を中断すること、それ以外ではありません。

政府は、今すぐ避難解除をなし、 帰宅・帰郷した避難住民に個人線量計を貸与し、除染希望者があればその申し入れに応じて行政が科学に逸脱しない範囲で除染してあげるのが、正しい除染のや りかたです。おそらく、農業関係者で自分の田畑へ、建設業界の除染工事を希望するものは限りなくゼロになるのは推定するに明らかです。

⑥なお、「1㍉シーベル除染」を恣意的に定めた菅直人・細野豪志らの意図は、“巨額除染費用からの東電つぶし”を狙ったことはご存知かと思います。「大企業=巨悪」とするコミュニズム信仰からの反資本主義闘争です。

要望の四

汚染水問題は、安部総理が国際オリンピック委員会総会で演説した「完全にコントロールされている」が、もっとも科学的・学問的に正しい表現。「完全にコントロールされている」は、日本国の名誉のために、世界にもっともっと発信されるべきである

① 海へ流出している現在の汚染水の放射線量は、国際的水準では全く問題ない。英国のシェフィールド再処理工場の排水と比較して下さい。
  具体的に汚染水貯蔵タンクからの「300トン漏洩」騒動における、排水路の濃度は100ベクレルレベル、周辺土壌の濃度は1000ベクレルレベルだった。海の希釈力などを考えれば、海洋汚染など万が一にも起きないレベル。

  堰外の海では0.01ベクレルで、飲料水の規制値「10ベクレル」の千分の一、飲めるか飲めないかではなく、がぶ飲みしてよいレベル。

② 堰内のセシウムは1リットル当たり10~100ベクレルで、法令の90ベクレルをほぼクリアしている。「500億円かけての凍土壁で囲む」工事など、全く不必要。この堰内の海水は、わずかであれば飲んでも何ら問題ない。遊泳ならば、もちろん完全に問題ありません。

汚染水タンクを凍土壁で囲む工事はナンセンス、してはならない

③ 汚染水タンクを500億円近くの費用をかけて、「凍土壁で囲む」など、土木工学的に全く馬鹿げたナンセンス。それは現状の改善には何ら寄与しない。タンクからの漏出そのものを止めるものではないからです。

④ 改善策は、現在のタンクの修理&タンクの管理を中心に、多核種除去装置(alps)を円滑に稼動させていくことであって、無意味明らかな「凍土壁」など荒唐無稽な策などすべきではありません。

その他

⑤ 東電「福島第一」原発の四号機と五号機との間の防水堰を設置して、この五号機・六号機が近い将来に再稼動するか否かの選択を可能とせよ。五&六号機を廃炉にしてはならない。発電所を粗末にする国家など、その経済は、天罰が下るがごとく、必ず衰退が確実に到来します。

要望の五

本 要望書は、東電「福島第一」の原発事故に関して、いっさいそれを咎めることをしない立場で貫かれています。理由は、この事故は、人類の科学発展史におい て、より安全な原発技術向上への貴重な実験とみなすべきが“自由な文明社会”を維持すべき責務をもつわれわれ世代の人間としての健全な考えでなければなら いからです。

また、「福島第一」レベルの原発事故ごときで原発恐怖症に罹るようでは、日本人が文明の人間として前進する勇気や苦難に立ち向かう堅 忍不抜の精神など、倫理道徳を喪失したことにほかならず、次世代の日本人(子どもたち)を惰弱に教示する害毒は計り知れないものがあります。日本国の衰退 は、悪魔の「脱原発」イデオロギーを粉砕できないとすれば、確定的にならざるを得ません。
どうか安倍総理におかれては、日本人から困難に立ち向かう克己や勇気という美徳を奪う、「脱原発」の怖ろしい側面を国民に訴えていただきたく存じ上げます。



            平成25年11月15日
             
「原発と日本経済を考えるシンポ実行委員会」主催のシンポジウム「脱原発は、日本経済衰亡の禍機」のパネリスト代表
     中 川 八 洋(筑波大学名誉教授)



(附記)上記の要望書に係わる文責は、パネリスト代表の中川八洋一人にある。また、上記にあるシンポジウムは、YOU TUBE にアップされている。

※出典
http://yatsuhironakagawa.blog.fc2.com/




■ JAPANESE WAR CRIMES: I'M SORRY?

2014年01月09日 | 歴史

 

※最近になって少しでも時間に余裕ができたので、翻訳の練習を兼ねて興味のある英語の論文を翻訳して行こうと思います。少しずつでも上達して達意の翻訳が実行できるようになればいいのですが、それも遥か先のことでしょう。誤訳だらけの翻訳は避けられませんが、時間の関係もあり、とりあえずは「翻訳」して個人的に大意を了解できた段階で、このブログに記録しておきたいと思います。

■ JAPANESE WAR CRIMES: I'M SORRY?

日本の戦争犯罪:申し訳ございません?

China and South Korea are very angry with Japanese Prime Minister Shinzo Abe because he visited the Yosukuni Shrine in Tokyo honoring some 2.5 million Japanese -- both military and civilian -- who died in war.

中国や韓国は日本の安倍晋三首相に非常に怒っている。軍と民間の両方の、戦争で亡くなった250万の日本人を祀っている東京にある靖国神社を、彼が訪問したからである。

Many are irate with Mr Abe because, amongst those honored in the 19th Century Yosukuni Shrine, are Japanese World War II heroes, branded as “war criminals” by US occupation forces. The list numbers fourteen “Class-A criminals” involved in “planning the war”, including war-time leader General Hideki Tojo executed by the US in 1948.

多くが安倍氏に怒っている。なぜなら、19世紀に靖国神社に祀られているものの中に、米占領軍によって「戦争犯罪人」の烙印を押された日本の第二次世界大戦の英雄たちがいるからである。リストには「戦争の計画」に関与したとして米国によって1948年に処刑された戦時指導者東条英機首相を含む14人の「A級戦争犯罪者 "らが数えられている。


Official history

公式の歴史

Sad but true: when a country wins a war, not only does it automatically acquire full territorial rights over the vanquished nation, but also full and arbitrary control over cities, land, population, resources, plants, patents, military gear, international rights, etc.

悲しいがしかし真実なこと:ある国が戦争に勝ったとき、その国はうち負かされた国家に対して自動的に完全に領有権を取得するだけでなく、都市、土地、人口、資源、機械、特許設備、、軍事施設、国際人権その他を完全に任意に支配する。


It also acquires the “right” to (re)write the history of the conflict that led them to war in the first place. It acquires the right to impose its own views and reasons as “the truth”, accusing the vanquished country of being “false, evil, wrong, criminal, ambitious,” etc.

また、勝った国は、彼らを戦争へと導いた紛争の歴史を書き直す「権利」を取得する。敗者の国は「偽りであり、悪であり、間違っており、犯罪人であり、野心的である」などという理由で非難しながら、勝った国は自らの観点や理由を「真実」として押しつける権利を取得する。

It’s as old as mankind: “we’re the good guys; the others are the bad guys.” “Our boys are heroes; the others are devils that deserve to be killed, right down to the last 2-year old toddler.” As 70 years of post-World War Two propaganda has clearly shown, the 20th and 21st centuries are no different.

それは、人類と同じくらい古いです。「我々は良い人だが、その他は悪者である。」「私たちの男の子は英雄であり、その他は2歳の幼児に至るまで殺されるに値する悪魔である」。第二次世界大戦後の70年のプロパガンダが明確に示しているように、20世紀と21世紀にもちがいはありません。

Japan sticks to its guns

日本は、意見を曲げません


Yes, and they should be admired for that. Compare this to ever self-effacing Germany asking for the world’s forgiveness again and again and again, even though she knows quite well that no matter how many apologies are made, those who run today’s world call the shots in the media, publishing houses and education, will never ever forgive Germany.

どんなに多くの謝罪がなされたにもかかわらず、今日の世界を走りまわっているメディア(出版社と教育)を支配する人々はドイツを絶対に許さないだろうと、ドイツは十分によく知っているけれども、何度も何度何度も世界に赦しを求めて、これまでずっと控え目だったドイツと、これを比較してください。

Rather than commit historical hara-kiri as the Germans do, Japan prefers to keep a stiff upper lip, stand tall and continue to bear the consequences of military defeat, without descending into moral defeat.

ドイツ人がそうであるように歴史的な切腹に関わるよりもむしろ、日本は道徳的な敗北に降って行くことなく、背筋を伸ばして、軍事的敗北の結果を負担し続けて、動じないことを好む。

Sure, the Allied Victor’s International Military Tribunal for the East -- a Nuremberg-like court aka the “Tokyo Trials” -- branded many of Japan’s top military and political leaders “Class A” criminals.


確かに、連合国勝者による極東国際軍事裁判 - 「東京裁判」別名ニュルンベルク様法廷で - 日本のトップである軍事的、政治的指導者の多くに「A級戦犯」の烙印を押した。


 However, as far back as in October 2006, Mr Abe’s ideas were voiced in The Japan Times: “[The] 14 Class-A war criminals honored at Yasukuni Shrine are not war criminals under Japanese law, but the country had to accept the outcome of the Tokyo Tribunal to become an independent nation.

しかしながら、2006年10月にまでさかのぼっても、安倍氏の考えはすでに「ジャパンタイムズ」に表明されています。:「その靖国神社に祀られている十四人のA級戦犯は日本の法律の下では戦争犯罪人ではありません。しかし、独立した国になるために国は東京裁判の結果を受け入れなければなりませんでした。

Abe told the Lower House that because the relatives of the convicted men receive war pensions and one of them - wartime Foreign Minister Mamoru Shigemitsu - received a first class award from the post-war government, "they are not war criminals under domestic laws."

有罪判決を受けた男性の親族は戦争年金を受け取り、そのうちの一人で戦時中外務大臣であった重光葵は戦後の政府からの勲一等の勲章を受賞しています。彼らは国内法の下で戦争犯罪人ではありません。」と安倍は衆議院で語っています。

The International Military Tribunal, which the Allies conducted between May 1946 and November 1948, put 28 political and military leaders on trial as Class-A war criminals, 14 of whom are now enshrined in Tokyo's Yasukuni Shrine. Abe said they stood trial for crimes against peace and humanity, which were concepts, created by the allies after the war and not enshrined in law.”

1946年5月と1948年11月の間に連合軍が行った国際軍事裁判所は、現在、東京の靖国神社に祀られている14人のA級戦犯として裁判に28人の政治的なそして軍事的な?軍事指導者を置く。安倍は、彼らが戦後の同盟国が作成し、法律に記されていない、概念だった平和と人道に対する犯罪、裁判のために立っていたと述べた。 "


Bravo, Japan! If we sincerely wish to punish the war crimes committed by all countries -- winners and losers - then we would need a heck of a large International Military and Political Tribunal, free of double-standards and censorship.

日本、ブラボー!もし私たちがすべての、勝者と敗者のいずれの国においても犯された戦争犯罪を心から処罰したいのなら、その時は我々は二重基準や検閲のない、とてつもない大規模な国際的な軍事と政治の裁判が必要になるでしょう。


Double standards (again!)

二重基準(again!)

Talk about “war crimes” what are we to make, for example, of Britain’s World War II Royal Air Force Commander Arthur Harris (aka, “Bomber Harris” and “Butcher Harris”) who invented and imposed “area bombing” over precision bombing, euphemistically calling it “strategic bombing”; which was just another way of saying, if “it moves on enemy territory just bomb it out of existence!”

何が「戦争犯罪」であるかについて決めるため、例えば、精密に爆撃することを「エリア爆撃」として、もしそれを婉曲的にちょうど別の言い方をするのなら、「敵の領土にわからないように移動して爆撃する!」
ことつまり「戦略爆撃」と呼んで、それを発明して命令した英国の第二次世界大戦におけるイギリス空軍司令官アーサー・ハリス(別名、「ボンバーハリス」と「ブッチャーハリス」)を例にとって議論しよう。

bomber Harris was very successful in unleashing fire storms over Hamburg, Germany in July 1943 (“Operation Gomorrah”) that were later repeated over all major German cites. In Harris’s own words, “the aim of the Combined Bomber Offensive...should be unambiguously stated [as] the destruction of German cities, the killing of German workers, and the disruption of civilized life throughout Germany. ...

ボンバー・ハリスは、1943年7月にドイツのハンブルグに対して火の嵐を解き放つことには非常に成功した(「ゴモラ作戦」)。以降にそれらはすべての主要なドイツの都市の上で繰り返された。ハリス自身の言葉によれば、「複合爆撃機攻撃の目的は...ドイツの都市の破壊と、ドイツの労働者の殺害、そしてドイツ全体を通じた文明的生活の崩壊として明確に述べられなければならない。...

the destruction of houses, public utilities, transport and lives, the creation of a refugee problem on an unprecedented scale, and the breakdown of morale both at home and at the battle fronts by fear of extended and intensified bombing, are accepted and intended aims of our bombing policy. They are not by-products of attempts to hit factories.”


住宅、公益事業、輸送、生活の破壊、前例のない規模での難民問題の創造、および拡大され激化された爆撃の恐怖による家庭と戦闘の前線との両方における士気の低下は、我々の爆撃政策の狙いとして受け入れられ意図されるのです。それらは工場を攻撃する試みの副産物なのではありません。

Wow! Was Bomber Harris ever tried and executed for his crimes?


ワウ!ボンバーハリスは、これまで彼の罪で裁かれ処刑されたことがあったか?

Not quite. Instead, in 1992 Britain’s Queen Mother personally unveiled a statue honoring him outside St. Clement Danes’ Church in London, whilst many protesters jeered shouting: "Harris was a war criminal!”

全くない。代わりに、英国の皇太后が、ロンドンの聖クレメントデンマーク教会の外に、個人的に彼を称える銅像が公開された1992年には、その一方では、多くのデモ隊が嘲り叫んでいた。 "ハリスは戦争犯罪者だった!」
The historical truth is that hundreds of thousands of German men, women and children -- civilian and military -- died or were maimed for life thanks to Bomber Harris’s creative thinking.

歴史の真実は、ドイツの男性、女性と子供たちのその何十万人が --市民と軍人が -- ボンバー・ハリスの創造的思考のおかげで、死んだか、さもなければ、生涯不具にされということです。

And what about “democratic” politicians like US Franklin Roosevelt, Britain’s Winston Churchill and their military leaders who joined forces to destroy the German open city of Dresden in February 1945, when Germany’s defeat was only weeks away and that city had become a meeting point for hundreds of thousands of civilian refugees fleeing the fast-advancing Red Army?

そして、米国フランクリン・ルーズベルトや英国のウィンストン・チャーチルやその軍事的指導者たちのような「民主的な」政治家についてはどうか。1945年2月、彼らはドレスデンのドイツの開かれた都市を破壊するために力を合わせたのではなかったか。ドイツの敗戦はわずか数週間前であり、その都市は迅速に侵入してくる赤軍を逃れた数十万人の民間の避難民たちの集合地点になっていたのではなかったか。

On 13th February 1945, the UK sent a first wave of 244 RAF four-engine Lancaster heavy bombers, followed by a second wave of 529 bombers. The next day, the US dispatched over 300 B17 bombers over Dresden. An estimated 300,000 people -- mostly civilians including tens of thousands of children -- burned to death.

1945年2月13日に、英国は529爆撃機の第二波に続いて、244RAF4のエンジンのランカスター重爆撃機の第一波を送った。次の日、米国はドレスデンに300機以上のB17 300爆撃機を派遣した。推定30万人 - 数万の子供たちを含む、ほとんどの民間人が焼死した。


I know, I know… The US and UK had no choice but to murder millions in Hamburg, Dresden, Berlin, Munich, Hannover, Frankfurt, Cologne, Ulm, Tokyo, Kyoto, Osaka Hiroshima and Nagasaki. It was the only way to end that ghastly war. They did it all in the name of “peace”, right? So, Germans and Japanese: don’t complain and say “Thank you” to the allies.

わかっている。わかっている...。米国と英国は、ハンブルク、ドレスデン、ベルリン、ミュンヘン、ハノーバー、フランクフルト、ケルン、ウルム、東京、京都、大阪、広島、長崎で何百万人を殺害するしか選択の余地がなかった。それは、その恐ろしい戦争を終わらせるための唯一の方法だった。彼らは正しい。「平和」の名の下にそれをすべてやった。正義?だからドイツ人と日本人は文句を言わない。そして、同盟国に「ありがとう」と言う。

Interestingly, the destruction of Dresden began 24 hours after Roosevelt and Churchill ended their meeting with Soviet leader, Joseph Stalin, in Yalta, where the coming post-war New World Order was beginning to be mapped out. Might the destruction of Dresden have been on the agenda?

興味深いことに、ドレスデンの破壊は、ルーズベルトとチャーチルがソビエトの指導者、ヨシフ・スターリンとの会合を終えてから24時間後に始まった。そこでは、来るべき戦後の新世界秩序について計画が立てられようとしていた。ドレスデンの破壊は議題になったでしょうか?


OK. But that was back during World War Two.
オーケー。それは第二次世界大戦の時代に戻ることだ。

Then what about the 1.5 million dead in Iraq since March 2003, after that martyred country was invaded, raped and destroyed by modern history’s worst liars: Baby Bush, Dick Cheney, Donald Rumsfeld, Paul Wolfowitz, Richard Perle, Douglas Feith, Condoleeza Rice and their nice friends at the Project for a New American Century think-tank and AIPAC lobby, all based on the most blatant and obscene political lie ever told: “weapons of mass destruction” that were never there.

その殉教国が侵略された後に、それから2003年3月以来、イラクで死んだ150万人についてはどうだ。現代史の最悪の嘘つきである子ブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド、ポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パール、ダグラス・フェイス、コンドレツァ・ライス、そして新しいアメリカの世紀のシンクタンクためのプロジェクトにおける彼らの良き友、そしてAIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)のロビーらによって破壊され強姦された。すべてはかって語られたうちでも最も露骨でわいせつな政治的なうそに基づいていた。「大量破壊兵器」はそこに決してなかった。

And what about, the complacent blood-thirsty “NATO Allies” with the UK’s poodle prime minister -- “Tony BLIAR” as many call him in his own country -- tagging along?

そして、英国のプードル犬首相と彼が自分の国の中で呼ばれたトニー・ブレアーと連れだった独善的な血に飢えた「NATO同盟国」についてはどうか。

And what about the daily murder, humiliation, maiming and house demolitions by the “good” Israelis against the “bad” Palestinians? What, no “International Tribunals”?

そして、 "悪い"パレスチナ人に対する「良い」イスラエルによる日常的な殺人、陵辱、傷害と家屋の破壊についてはどうですか。何ですって。「国際法廷」などない?

The West’s logic is really very simple. So simple, that even George W. Bush and Barack Obama can act out their roles as required by the global power masters.

西側の論理は本当に単純なものです。本当に非常に単純です。だからジョージ・W・ブッシュ大統領とバラク・オバマ氏でさえ、グローバルな権力の主人の必要に応じて、それぞれの役割を演じることができることさえできるのです。


A guide to war for the modern political Tarzan


現代の政治ターザンのための戦争へのガイド

For the benefit of millions of Western readers, I’d like to briefly flesh out in “basic Tarzan” how this “logic” works in practice; just to make sure they don’t miss the point: when it comes to “good guys” and “bad guys”, it’s all in the eye of the beholder.

西洋の読者の何百万人の利益のために、ちょうど彼らがポイントを見過ごさないことを確認するために、私は簡単に、この「論理」が、「基礎的ターザン」において実際にどのように機能するかを肉付けしたいと思った。「良い人」と「悪者」になるのは、それは見る人の目がすべてだということです。


 This does not mean that Japan should not be more political and understand the bigger picture of its own interest in closing ranks with China and the region as was mentioned in a recent RT article.

このことは、最近にRTされた記事の中で述べられているように、日本が、より政治的になるべきではないと言うことをい意味するものでも、中国と地域でランクを最後に自身の国益のより大きなの全体像を理解してはならないということを意味するものではありません。

Let’s face it, this is a sensitive issue. The Koreans said PM Abe’s visit to the shrine was a "deplorable" act; Beijing labeled the visit "absolutely unacceptable" and summoned Japan's ambassador. These two countries see the Yasukuni Shrine as a symbol of Japanese militarism during and before World War Two, and it was they who suffered the full impact of the Japanese onslaught.


それと向かい合おう。これは微妙な問題である。 韓国人は神社に午後安倍の訪問は「嘆かわしい」行為だったと述べ、中国政府は「絶対に容認できない」訪問を標識して、日本の大使を召喚。 これら2カ国は、第二次世界大戦中および前、日本軍国主義の象徴として靖国神社を参照してください、そして、それは日本の猛攻撃の完全な影響を被った人々、彼らでした。


Shinzo Abe said, "It is not my intention at all to hurt the feelings of the Chinese and Korean people," claiming his visit was an anti-war gesture. He convinced nobody.

安倍晋三は、彼の訪問は反戦の表意だったと主張しつつ、「この訪問で、中国や韓国の人々の感情を傷つけることは全く私の意図するところではない」と述べた。 彼は誰をも納得させていない。

He did, however, make it clear that his visit was in a private capacity, not representing the government. He believes the trials that convicted Japan's wartime leaders were "victors' justice". His own grandfather, Nobusuke Kishi, served in the war cabinet and was arrested by the Americans on suspicion of being a Class-A war criminal, although he was later released without charge. Mr Abe is known to be a nationalist and a historical revisionist.


彼は、しかしながら、彼の訪問が、政府を代表しない私的の立場であったことをそれは明らした。 彼は、日本の戦時中の指導者に有罪判決を下した判決は「勝者の正義」であったと信じています。 彼自身の祖父、岸信介は、戦時下の内閣に仕えた。そして、A級戦犯であることの疑いでアメリカによって逮捕された。彼は後に罰則無く解放されたけれども、 安倍氏は、民族主義的、歴史的修正主義者であることが知られている。


Which ‘history’: Yours or mine?

どちらの歴史、あなたの、あるいは私の?

Revisionism: perhaps here lies the key to a better understanding amongst nations, if we can begin doing away with victors’ “official history” that hides, waters-down, justifies, explains and forgives its own horrendous crimes, whilst at the same time it underlines, over-emphasizes and demonizes the actions of its vanquished enemies. And it often adds two, or maybe even three zeroes here and there as part of its historical genocide cosmetic kit.

修正主義:それ自身の恐ろしい犯罪を水で薄め、正当化し、言い訳し、許してきたところの、その一方で、同時に、勝利者が強調し、過度に強調し、そして、うち負かした敵の行動を悪魔化した、いわゆる勝者の「公式の歴史」からもし私たちが離れて始めることができるのなら、おそらくここに、諸国家の間でよりよく理解しあえる鍵があります。

そして、勝利者は、多くの場合、2000のあるいは多分3000もあるかもしれないが、あちこちで行なわれた勝者の歴史的な民族虐殺の化粧品キットの一環として、加える。

There’s certainly irrationality to it all when you consider that this state of affairs assumes as given, that every time there’s war, the good guys (us) always win, whilst the bad guys (them) always lose (otherwise “they” would be in charge, right?): whether it’s World War I, World War 2, Vietnam, Korea, the Middle East, Africa, Central Europe, Latin America…

この事態を与えられたものとして引き受けるということを考えるとき、それらすべてに不合理は確かにあります。いつも戦争はあり、善玉(われわれ)はいつも勝ち、一方悪玉(彼ら)はいつも負ける。(そうでなくて「彼らは」になり、常に正義であることが課せられるのだろうか?):それは第一次世界大戦、第2次世界大戦、ベトナム、韓国、中東、アフリカ、中央ヨーロッパ、ラテンアメリカであろうと同じである。

 A concept almost impossible to sustain and swallow, especially since it’s obvious that all wars are won by the more powerful party in the conflict, which are those nations having the greatest fire-power to kill, maim, destroy, blow-up, murder, terrorize, bomb, shoot, torture, and have the will to do it without wavering.

殺す不具、破壊、ブローアップを、殺人に対する最大の火のパワーを持つもの国々であるが、すべての戦争が矛盾してより強力な政党が勝利していることは明らかです、特に以来、維持し、飲み込むことがほとんど不可能な概念、 、恐怖に陥れる爆弾、撮影、拷問、そして揺らめくなしでそれをする意志を持っている。


If wars are won by the stronger, more violent side, where does that leave the victors morally? Do they win every war because they “love peace”? I don’t think so.


戦争はより強く、より暴力的な側面が優勝している場合は、どこにそれが道徳的に勝利を残していますか? 彼らは「平和を愛する」ので、彼らはすべての戦争に勝つのですか? 私はそうは思わない。

In addition, demonizing the enemy also serves to sooth one’s own conscious, dark fears and guilt. In order for the citizens of the US, UK or France to sleep tight at night, better for them not to grasp the horror their governments and military have unleashed upon millions of Iraqis, Libyans, Syrians, Palestinians, Koreans, Vietnamese, Latin Americans, Africans, Afghanis, Serbians, Pakistanis over the decades.


また、敵を悪魔化することも、自分たちの意識した、暗い恐怖と罪悪感をなだめるためのものである。 よりよく彼らは彼らの政府や軍が数十年にわたってイラク人、リビア、シリア、パレスチナ人、韓国人、ベトナム人、ラテンアメリカ人、アフリカ人、アフガニスタン人、セルビア人、パキスタン人たちの何百万人に対して解き放たている恐怖に陥らないように、米国、英国やフランスの市民が夜によりぐっすりと眠るためである。

It’s so much easier to just say, “Oh, they’re all a bunch of Hitlers. The whole defeated lot got what they deserved: Saddam, Gadhafi, the Taliban, Chavez, Milosevic, Ho Chi Minh, Nasser, Peron etc…”

それはちょうど・・・・・と言うよりも、ずっと易しい。「ああ、彼らはヒットラーのすべての仲間だ」、と言ってそんなに簡単です。 てっぴどく打ち負かされた奴らは、彼らに値するものを手に入れただけだ。サダム、カダフィ、タリバン、チャベス、ミロシェビッチ、ホーチミン、ナセル、ペロン等... 」

Now do you see why in some countries -- Belgium, France, Austria, Germany, Canada -- it’s even illegal to dare to utter revisionist views of certain historical events? They call such revisionism “hate literature”.


いまや、あなた方は、なぜいくつかの国で、ベルギー、フランス、オーストリア、ドイツ、カナダ - - などで
特定の歴史的な事件について修正主義者の見解を色を口にすることを敢えてすることさえが違法であるかわかるでしょう。彼らはこのような修正主義を「憎しみの文学」と呼びます。

In my own native land of Argentina, back in 1982 a very good documentary was produced on the life and times of Evita Pero'n and her violently-ousted husband, President Juan Domingo Pero'n. He was the only true statesman that ever came to power in modern Argentina.

私自身の故国であるアルゼンチンでは、1982年の昔に、エビータペロンと彼女の失脚した夫で大統領のジュアン・ドミンゴ・ペロンの人生と時代について、非常に優れたドキュメンタリーが制作された。 彼は現代アルゼンチンでかって権力を握った唯一の真の政治家だった。

The lyrics of that film’s theme song repeated the following phrase (sorry, it rhymes in Spanish though not in English): “If history is written by those who win wars, that means that there’s another history -- TRUE HISTORY -- Let those who wish to hear, listen-up…”

その映画のテーマソングの歌詞には、次のフレーズが(ただし申し訳ありませんが、それは英語ではなくスペイン語で韻を踏みます)を繰り返されます。 :「もし歴史が戦争に勝った者たちによって書かれるのなら、それは別の歴史があることを意味しています。――真実の歴史――耳を傾けたい者は、真剣に聴きましょう・・・」


Adrian Salbuchi is a political analyst, author, speaker and radio/TV commentator in Argentina. www.asalbuchi.com.ar

エイドリアン・サルブチはアルゼンチンの政治分析家、著者、論者、ラジオ/テレビのコメンテーターです。 www.asalbuchi.com.ar

The statements, views and opinions expressed in this column are solely those of the author and do not necessarily represent those of RT.

このコラムに述べられたことや、見解や意見は、執筆者のものであり、必ずしも、RTの見解を示すものではありません。


※出典:RT.com(ロシアRTテレビのニュースサイト)(英語)(2013/12/27 12:24)http://rt.com/op-edge/japan-war-crimes-867/



■ JAPANESE WAR CRIMES: I'M SORRY?
-- Adrian Salbuchi (政治評論家・コメンテーター / アルゼンチン)

 日本の安倍首相の靖国神社参拝に、中国と韓国が激怒している。靖国神社は250万人の戦没者を祀る東京の神社だ。多くの人が怒っているのは、この19世紀創建の神社に祀られている人々の中に、米国の占領軍によって「戦争犯罪人」という烙印を押された第二次大戦時のヒーローらが含まれているためだ。その中には、米国によって1948年に処刑された戦時指導者東條英機大将など、「戦争計画」に関わったとされる14人の「A級戦犯」も含まれている。

 戦勝国が敗戦国に対して当然に獲得する権利は、領土要求に関するものだけではない。敗戦国の都市や土地、国民、資源、工場、特許権、軍事装備、そして国際法上の諸権利に対しても、完全かつ欲しいままに支配する権利を、戦勝国は獲得する …… 悲しむべきことだがこれが現実だ。

 そして戦勝国は、戦争の端緒となった対立に関する歴史記述を書く(あるいは書き直す)「権利」をも獲得する。自国の見解・論理を「真実」とする権利を獲得し、敗戦国を「間違った国・邪悪な国・戦犯国・侵略国」だと非難するのである。「俺たちは善人、相手は悪者だ。」「私たちの息子らは英雄。向こうは殺されて当然の悪魔だ、2歳の幼児までも。」という考えは人類の歴史を同じほど古い。第二次大戦後の70年間のプロパガンダが明瞭に示しているとおり、20世紀と21世紀も例外ではない。

 だが日本は今なお屈しようとしない。これは賞賛すべきことだ。平身低頭して世界に再三再四赦しを請うているドイツの姿とは対照的だ。だがドイツ自身も良く了解しているとおり、たとえ何度謝罪しようと、世界のメディア・出版・教育を支配する人々は決してドイツに赦しを与えることはあるまい。

 歴史認識についてハラキリしたドイツとは違って日本は顔を伏せず、敢然として軍事的敗北の結果に耐え続けている。倫理面で屈服してはいないのだ。

 なるほど確かに、連合国による極東国際軍事裁判、いわゆる「東京裁判」の結果、日本の多くの軍事・政治指導者らが「A級戦犯」だとされた。だが安倍首相は、2006年にJapanTimesで報じられたとおり、「靖国神社に祀られた14人のA級戦犯は国内法上の犯罪者ではなく、東京裁判の結果を日本が受け入れたのは独立を回復するためのものだった。<中略>A級戦犯の起訴理由となった『平和と人道に対する罪』は連合国によって戦後に作られた概念で、法律に定められたものではない」と考えている。

 日本よ、良くぞ言ってくれた。もし我々が、戦勝国・敗戦国を問わず全ての国の戦争犯罪を真摯に罰しようとするなら、とんでもない規模の国際軍事裁判所が必要だろう。そしてその裁判所は、ダブルスタンダードと検閲から自由でなければならない。そう、ダブルスタンダートから、だ。<後略。ドレスデン空襲や原爆投下で連合国が多数の民間人を殺傷しているが戦争犯罪とはされていない点など。>

▽ソース:RT.com(ロシアRTテレビのニュースサイト)(英語)(2013/12/27 12:24)
http://rt.com/op-edge/japan-war-crimes-867/

※上の出典は「戦勝国の歴史認識こそ戦犯」遠藤健太郎オフィシャルブログ
http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post3196/

 

 

 


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