例えばウチは、床補強(書斎とピアノ部屋)と防音のための断熱材(リビングと書斎の間の壁など3か所)がサービスになっています。
(2階間取り⇒ウチの間取り図へ)(防音のための断熱材記事⇒家族内ストレスを減らす その1~家の中の防音)
これらは、契約前の打ち合わせで「それはサービスさせていただきます」と言っていただいた部分。(←嬉しいお言葉♪)
もっとも、Hさんは言い方が曖昧なところがあったので、例えば、「出窓つけてほしいです」「わかりました。つけますよ~」(追加料金の話なし→やった~追加料金なしだ~♪)→見積書に出窓1か所4万円の記載→がっかり・・なんてこともありました(^^;)
営業さんは基本(契約前は特に)「はいはいできますよ~!」ですので、それは坪単価に含まれるのか、追加料金がかかるのか、いちいち確認しないといけませんね(^^)
ともかく、追加(変更)無料サービスがあるのは、主に『契約前』&『建築確認申請前』ではないでしょうか。
ちょっとした棚なんかはお願いしやすいですし、設備でも同じメーカーで同じグレードのものなら、標準仕様に入ってなくても(追加料金なしで)変更してくれる場合もあります。
例えばウチは契約後、建築確認申請前の色決め(全てを細かく決定する日)のときに、追加料金なしで変更(追加)してもらったのは下記の三つ。
①リビングドアのデザインを標準仕様外に変更してもらいました。(⇒ほこりが目立たない床材・天然木のドアへ)
②上げ下げ窓を(標準仕様に入っていなかったのですが)つけてもらいました。
③コンセント2箇所増設。(標準で一部屋2箇所など細かく決まっている)(コンセント記事⇒配線が見えないおしゃれリビング☆へ)
要するに、ハウスメーカーと設備などのメーカーとの取引内容によるのでしょうが、こちらはそこまではわかりませんので、いちいちこれはできますか? と、ダメもとでかつ粘り強く(笑)、交渉していくしかないですね(^-^)/(←サービスはあくまで「オマケ」なので期待しすぎず。)
建築確認を出してしまってからの変更は難しいと思いますが、ウチの場合は、内窓のサッシの色をブラウン→ホワイトに変更したくなり、言ってみたら(たしか上棟の頃)、発注前だったらしく(追加料金なしで)変更できました♪(内窓の工事は最後のほうなのでラッキーでした。)
トイレの手洗い器の収納扉の色も、やはり変更したかったのですが、無理でした。(←たぶん、こういうものの方が多い)
最初に正しく決めておくのが、そりゃベストですが、短期間にものすごい量を決めるので、ホッと一段落したときに変更したくなることも当然ありますよね~。その時には、我慢せずに聞くだけ聞いてみたらいいと思います(ダメなら諦めもつくしw)
どうしても自分にとって重要なものの場合には、追加料金払ってでも変更してもらったほうが、後悔の少ないお家になりますね。(ウチの場合は天窓⇒ウチの追加料金~契約後の変更は要注意(*_*)へ ⇒洗面室に天窓をつけるへ)
ウチの場合、契約前の打ち合わせから着工までの流れは・・
間取り・設備などの打ち合わせ(含メール)(12週間で20回くらい)⇒間取り・外観・設備などほぼ決定⇒正式契約⇒設備の色・壁紙・床・ドア・外壁・電気図などを決定⇒建築確認申請(Pホームが行う)⇒着工
(この間にショールーム通いや仮住まいへの引っ越しをしています。)
契約内容もいろいろ。①おおよその間取り(坪数)で、設備はすべて標準仕様(最低金額)の契約なのか、②設計を細部までして、設備や造りつけ家具も決めて(オプションも含めて)出した金額(契約)なのか。
ウチは初めにできるだけ正確な金額が知りたかったので、②にしました。契約時には、設備の型番などもほとんど決まっている状態。これ以上びた一文も出さないぞ~的な契約(←結局ちょっと出したけどね(^^;))。
契約の後、設備の色・電気図などの打ち合わせがあり、この時、コンセント数やドアの仕様など細かい変更はありましたが、追加料金はなし。
建築確認申請してから着工まで、ウチの場合(古家の解体工事のため)1ヶ月半くらい間がありました(⇒お家の工事はご近所メイワク~波乱の解体工事へ)
その間にイイコト思いついてしまったため、追加料金発生
窓が欲しかった洗面所に、壁がないなら天窓つければいいんだ!とひらめいちゃったんです。(⇒天窓をつけるへ)
それから、これは言っていたはずなのに契約に入っていなかった、ヤマボウシ(植栽)。(Pホームは、外構も契約に含まれています。この時はなんとなくクレームつけられなくて、言われるまま追加料金支払い)
天窓 78000円+ ヤマボウシ10000円=88000円 (税別、工事費込)
⇈これがウチがPホームに支払った追加料金の全てです。
(解体工事が減額したとか、解体工事が遅れて1ヶ月余分に仮住まい家賃を払ったとか(←そのお詫びにIH調理器をつけてもらった)、浴室やり直し工事のため1ヶ月余分に仮住まい家賃を払ったとか(←このお詫びは照明器具でした💡・・いろいろ予定外のお金の出入りはありましたが。)⇒浴室と脱衣室に21センチの段差が?!へ
契約前に天窓をつけて、ヤマボウシも書面に書いておいてもらっていたら、多分かからなかった88000円。もったいなかった~(T_T)
注文住宅の金額(見積もり)ってほんとザックリしてますよね~でも、できる限り、最終見積もりや契約までに、頭を振り絞って全てを詰め込んでおきましょう!! (これからの人、がんばって~(^-^)/)
詳しい申請の仕方ではなく、どれなら自分でできて、どのくらい(プロに払う手数料を)節約できるか・・というお話なのですが・・
建て替えの場合ですが、施主が行う法務局関係の手続きは、①(建物)滅失登記⇒②(建物)表題登記⇒※市(区)役所で住宅用家屋証明書をもらう⇒③保存登記 という流れです。
(新たな地に新築の場合は、②表題登記から。)
①滅失登記とは、文字通り建物が無くなりました、という登記ですが、登録税などはかかりません。本来は滅失後1か月以内に登記しなければいけないんですって。
Pホームからはそんなお知らせはなく、引き渡し近くまで何もせず過ごしていました。
何か月たっても法務局から怒られたりしないらしいので、建物出来上がってから、②や③の登記と一緒に(プロ=土地家屋調査士)にしてもらうのが通例みたいですね。
でも自分でできる、簡単な手続きです。
②表題登記とは、建物が(新たに)できました。という登記ですが、これも登録税などはかかりません。
これは①とは違い、建物完成後1ヶ月以内に登記しなければなりません。
必要書類などは書いてある通りに揃えていけばいいのですが、建物の外郭?の図面(1/500)を書かなければならないという難関があります。
私は、引っ越し前後の忙しさと、この図面を書く時間と自信がなくて、表題登記は土地家屋調査士さんにお任せすることに。
自分(素人)で登記する場合、法務局は(プロの場合より)とても細かくチェックするというのを聞いて怖気づいちゃいました(・ω・`)でも、後から考えたら自分でもできそう。自分で登記した人、えらいな~(尊敬)
※住宅用家屋証明書というのを1300円で(市役所から)発行してもらうと、③の税金が約1/3になるんです。これも簡~単。
③保存登記とは、②の建物の所有者は私ですと他に示すための登記です。
(これをしないとローンは組めません。)
わりと簡単な手続きですが、登録免許税を支払う必要があります。地方自治体や建物の面積によって違うのですが、普通の一戸建てで大体2万円前後くらいでしょうか?
(住宅用家屋証明書で1/3になった場合の金額。)←これは税金なので節約対象外
結論は、②(表題登記)以外はわりと簡単ということですね。
・・といいながら、ウチは①(滅失登記)に気づかなかったので(日程上)結局③(保存登記)以外の全てを土地家屋調査士さんにお任せすることになってしまいましたが(;_;)
そのためかかった手数料(土地家屋調査士さんの報酬)は、
建物表題登記 62000円
住宅用家屋証明書 3000円
建物滅失登記 20000円
合計85000円(税別)
印紙代や証明書代は、交通費・通信費などと一緒に、上記とは別に(7850円)請求されているので、85000円は純粋に土地家屋調査士さんの報酬です。
(他の方に聞くと、85000円は安価なほうらしいです)
つまり、表題登記以外を自分で行えば、(保存登記の手数料を滅失登記と同額の20000円と仮定すると)43000円(以上)節約できることになりますね。
簡単とは言っても、書類を揃えたり、役所や法務局に平日足を運ばなくてはなりませんが、そういう時間のとれる人には、節約になりますよね~。
表題登記も自分で行えば、105000円分(以上)!!
これは大っきい~