父の言葉なんですけどね(笑)、確かに8割希望がかなえば、よくできたと満足していいかも(^^)
設計打ち合わせ、引っ越し、トラブル処理などなど、私もこれ以上頑張れないと思うほど頑張りましたが、実際に住みやすいおウチができたのは、大工さんと現場監督Kちゃんのお蔭(が大きかった)~♡と思っています
営業(設計)さんほど目立たないけど、現場監督さんてこんなに重要な役割をしてるのね!と目から鱗の5ヶ月間(現場立会い~竣工まで)でした。
(Kさんは子供と同年代だったので、ウラではKちゃんと呼んでいました(^^))
ウチは建て替えだったので、解体工事→地盤調査→現地立会い(地縄)(ここでKちゃん登場!!)→着工→という流れ。(⇒お家の工事はご近所メイワク~波乱の解体工事~へ)
現場監督さんの仕事は(私から見える範囲では)①業者さんや大工さんや職人さんを入れる日程を組む②それらがちゃんと施工されているか監督③全部じゃないと思うけど、設備や材料の発注もしてたみたい。
そして、注文住宅の場合は、④施主の要望を受けとめて善処する(←これ施主にとっては最も重要)。
Pホームは建売も多く、Kちゃんは注文住宅はウチだけ、あとは並行して数件の建売の現場監督を任されていたみたい。ハードなお仕事ですね。(当時は夜10時過ぎまで会社にいることも多かったです。働き方改革は進んだかな?)
さて実際の工事が始まると、(設計士さんと)打ち合わせしたことと実際が微妙に違うとか、口約束してくれてたことがそうなっていない(←図面に書いておいてもらわないのが間違いですネ)とか、大小さまざまな問題が出てきます。
例えばウチの場合、キッチンの排気ダクトの下がり壁の高さについてとか、それに伴って変わるライトについてとか、図面では一直線に揃っているはずの窓の位置がずれているんですけど(- -;)~などなど。
大きなことでは、あるはずのない段差が浴室にあるんですけど、とか(@@;)。(やり直し大工事記事⇒浴室と洗面室に21センチの段差が?!へ)
小さなことも大きなことも、設計したHさんに確認しつつ、大工さんや業者さんと相談しつつ、できるだけこちらの希望が叶うように、本当に一生懸命努力してくれました。
初めは、若い女性で大丈夫かしら?業者さんたちに軽んじられているようにも見えて、不安もありましたが・・今は、業者さんたちの迫力にも負けず、そして細やかな気遣いもしてくれて、本当にKちゃんが現場監督さんでよかったな~と思っています♡
(大工さんも経験の少ないKちゃんをとても親切にサポートしてくれました。⇒お家を造ってくれるのは・・大工さんへ)
ここが失敗だったとか、こうすればよかったとか、いろいろ書いてきましたが(^^;)、こういう方々のお蔭で大満足💛のおウチになりました心から感謝しております
ハウスメーカーに連絡すると、営業さんが飛んできてくれますよね。はいはいできますよ~、と、どんな希望も魔法のようにかなえてくれそうです。でもね、お話の上手な人=いい家を造ってくれる人じゃないですよ~(笑)
私が連想するのは(ずいぶん前になりますが)、子供の学校説明会。いいことしか言いません。この学校に入ったら学校生活はバラ色、大学受験も安心してお任せ♡と夢見ごこちになります。特に上の子(初めて)の場合。
でもね、そんなわけないじゃないですか。授業の内容は?(予備校の人気講師のような生徒を惹きつける授業をめざしているか?)受験への対応は?(塾に通わなくても大丈夫か?)いじめへの対応は?(担任任せでなく学校として真剣に取り組んでいるか?)
・・そういうことは、在校生や卒業生に聞かないとね。地元の塾にも情報があるかも。
さて、そんな情報を手に入れたとして、そのうえで一番大事なのは
本人に合ってるかどうか。
これは説明会ではわかりません。文化祭が一番参考になったかも。在校生とも触れ合えるしね。
前置きが長くなりましたが(^^;)
家づくりも、展示場やいいこと尽くしのパンフレットや、営業マンのセールストークでは本当のところはなかなか分かりにくく、そのメーカーで建てた人の話や、(メーカー宣伝じゃない)ブログなど、実際の声のほうがずっと役に立つのではないでしょうか? また、セールストーク付きにはなるでしょうが、現場見学会なども参考になりそう。(←学校選びでいえば文化祭)
(また、ちまたには様々なランキングがありますが、「満足度」のような曖昧なランキングは信用できないです。受注数の多いところがランキング上位になるようなしくみだったりするので。。)
メーカー自ら発信してるような情報ではなく、できるだけ友人知人の家、近くの売り家、現場見学会などに足を運び、実物をみて勉強したほうが、ハウスメーカー選びの力が身につくんじゃないかな~。
そうやって情報を集めたうえで、最終判断はウチに合ってるかどうか。ですね。
耐久性、耐震性、デザイン性、省エネ性能などなど・・そして予算。どこに重点をおくかは人それぞれなので、自分に合ったハウスメーカーを選びましょう。(契約するまではひとつに絞らなくてもいいですね。)
そして、同じ学校でも担任によってガラリと変わるように、同じハウスメーカーでも担当の営業さん(設計士さん)によって、お家づくりの運命が変わるので、合わないと思ったら遠慮しないで担当を変えてもらいましょう。
話の上手下手ではなく、◎提案してくる間取りがこちらの希望を正しくくみ取っているか、◎オプションも含めて、多くの選択肢を提示してくれるか、◎素人にはわかりにくい構造や設備について、きちんと説明してくれるか、などで判断できると思いますこれからの人、がんばれ~🏳🌈
オシャレなお家を建てたい人、子供やペットと過ごしやすいお家にしたい人…お家に求めるものは人それぞれですよね。
でも、その希望は当然、雨漏りしたり、家が傾いたり沈んだり、地震でひび割れたりしないのが基本にあったうえでのこと。
欠陥住宅は他人事のようですが、結構身近にあってウチの近所でも(東日本大震災のとき)あるハウスメーカー(Pホームじゃないよ^^)だけ外壁がひび割れしたり
(同時期に建った(Pホームを含む)他のメーカーの家はひび割れナシ)
それから、近くの工務店さんに家を建ててもらったら1年以内に雨漏りがあったお友達もいます。
ひび割れや雨漏りは、そこだけを直せば解決するわけではなくて、水仕舞い悪く造られてるわけですから、どこからか水が入って、木材が腐食したりカビが生えたりする危険性が高いから本当にやめてほしいε=ε=(怒゚Д゚)ノ
ただ、そういう欠陥があっても、ハウスメーカーや工務店を訴える人はほとんどいませんから、行政処分にもならず、従って、データにならないんです。
それがハウスメーカーや工務店を選ぶ難しさの一因でもあるのかな・・
ウチを造ってくれた大工さん(⇒大工さんへ)によると分譲地やハウスメーカーによって、「ビー玉検査」(家の傾き検査)のあるとことないとこがあるんですって。
(Pホームはなかったので、夫がビー玉持参で検査してました(^^;)(無事でした。))
上棟や引き渡しのときの自社検査の内容を各社比べてみると、少しは建物の良し悪しの手掛かりになるかも知れませんね。
また、建売でも注文住宅でも、ちゃんとできてるお家も欠陥住宅もあるということは・・結局は現場の大工さんによるところも大きいのかな、と思います。
(同じ分譲地でも、大工さんによってお家の出来は違うそうです。)
ローコスト住宅メーカーに、なぜローコストなのか尋ねてみて、広告費やショールームなど納得できる理由がない場合は、大工さんなどの人件費を削ってる可能性を疑ってみてもよいのでは?
また、ローコストであってもなくても、その会社で一番腕のいい大工さんに担当してもらえるよう、しつこく要求しましょう♪
こちらは大金を支払うお客様なんですものね。
私、間取り図描くのがな~により好きなんです(^^) ・・でも、間取り図ではわからない目に見えない所が、多分お家づくりでは重要な部分なんだろーな。と素人ながら思います。
そこは基本プロにお任せするしかないですもんね。
だから見えない部分をしっかり造ってくれる工務店さんやハウスメーカーさんを探し当てるのが一番はじめの大仕事なんですよね(≧∇≦)(⇒ハウスメーカーを選ぶへ)
さらに、大工さんのウデも超重要なので、Pホームには初めから評判のいい、腕のいい、几帳面な大工さんをお願いします!
としつこいくらいお願いしておきました。
ご存じの通り、大工さんや業者さんは下請けや孫請けが多く、その時のスケジュールで適当にあてがわれる可能性が高いんですね。
多少工期がずれようとも、いい大工さんに造ってもらいたい~。だってハウスメーカーがよくても、大工さんの腕が悪くて欠陥住宅なんてごめんでしょ
いい大工さんが来てくださいました東北出身のHSさん(*^_^*)仕上がりもきれいでしたし
ビー玉も転がらなかったし(^^) (⇒ビー玉検査~欠陥住宅には住みたくないよねへ)なにより、工事中いろいろ相談に乗ってくださいました。
なんといっても、浴室の段差(衝撃の事実)を一番初めに教えてくれて、どういうやり直し工事が可能か説明してくれて、ハウスメーカーとの交渉に背中を押してくれた恩人です
(大工さんは雇われてる側だから、だんまりな人が多いかも(´・_・`))
しかも、そのやり直し工事のとき、設計Hさんは下の部屋の天井が凸凹になるのはしかたがないと言ったのですが、そんなことねーべ と、見事にフラットに美しく仕上げてくれました♡(⇒やり直し大工事2へ)
2階天井の断熱材もしっかり入れてくれて(⇒断熱材で大違いへ)
将来、手すりやベンチをつけるかもしれないところに(家じゅう)下地を入れてくれて。
大きなことだけでなく、出窓の造り方、下がり天井になるところ、収納の扉の下・・
などなど細かい部分も大工さんに任されてることって結構多いんですね。
↑ ↑
カーテンレールが見えないように造ってくれています
お家建ててる間は、しょっちゅう見に行って大工さんと仲良くしてるといいことありますよ~(*^_^*)
注文住宅を建てるとき、まず初めにすることは間取り図作りですよね?
・2階建(あるいは3階建)
・部屋数、それぞれの広さ
などの希望を伝えて設計士さんに作ってもらうのが一般的かな?中には、初めてお会いしたときに(電話の情報だけで)「こんな間取りはいかがですか?」と提案してくるハウスメーカーもあるとか。(具体案を提示されると嬉しくなって♬注文してくれる人もいるらしい(^∇^))
そのようにこだわりのあまりない人はいいのですが、私(と夫)が希望する条件(こだわり)を書きだしてみたら・・なんと50項目以上になりましたw(゚o゚)w
最初にお会いしたとき、その条件を全部書き出してHさんにお渡ししましたよ。(多分ちゃんとは読んでないと思う^^;)
まぁ、どんな建築士さんでも こちらの希望(ココロの中)を全部わかってもらうのは無理ですよね。当たり前なんだけど以心伝心はできません(笑)
だけど例えば、バリアフリーをとても気にしていることは、年齢や、(トイレを広くしたいなどの)話から伝わると思っていたの。
それなのに浴室に段差作られちゃった~(´・_・`)(⇒浴室と脱衣室に21センチの段差が?!へ)
結局、縦も横も色も形も大きさもその図面で大丈夫かどうか(できるだけ契約前に)全て自分で確認しないとイケナイということです。
また、案内されていなくても、 もっと希望が叶う設備がないか調べればよかったものもある。(⇒換気扇(レンジフード)のシャッターへ)
でもさぁ・・
案内されていないことに気づける素人って・・素人じゃなくない?ww
換気扇は気密性が高いほうがいい、なんて、住んでみないとわからなかったよ~
建築士さんには、間取りでも設備でも、プロならではの視点から細かく細かくアドバイスしてもらいたかったな~
インテリアコーディネーターさんにも。
(⇒床材・ドアなどを選ぶへ)
そのためには、お客様が住み始めてから、使い心地はどうか、どこが満足で、どこが不満か、壁紙や設備の実際の色はどうか、汚れが目立つのはどんな床か、徹底的にリサーチすべきじゃない? それが次をよりよくするためのプロのお仕事なんじゃない?
と、ここで叫んでもしょうがないので(笑)結論は、やっぱり自分で細かく細かくチェックして充分に調べて考えて、ハウスメーカーにこちらから具体的に指示するしかない
・・んですかね
ちなみにPホームは建てた直後、3ヶ月、1年後、2年後とメンテナンスは結構ちゃんとしてるけれど、それは建築とは全く別部門が担当していて連携がなく、よって、施主の不満や要望や、感謝さえフィードバックされることはないみたい・・
注文住宅を建てようと思った時、まず悩むのはどこにお願いするか?ですよね~
☆(公表している)坪単価
☆坪単価に含まれる内容(例えば外構費が含まれるかどうか、とか。)
☆標準仕様が何社、どのランクのものが用意されているか
(※オリジナルの設備を標準仕様にしているメーカーもあるけど実際はそれが設備メーカーの旧モデルの組み合わせだったりして、問題ある場合もあるらしい・・)
☆メンテナンスは充実しているか
などなど比べてみると実に千差万別。
それに、みなさんご存知とは思いますが、とっても坪単価の高~い大手ハウスメーカーでも、大工さんや職人さんはほとんど下請けや孫請けの人です。
我が家を造ってくれた大工さんも、Pホームのようなわりと安い坪単価の会社から、その倍近い坪単価の会社の仕事まで請け負ってらっしゃいましたよ~(⇒大工さん)
相見積をとるのはもちろん、実際にそのメーカーで建てたお友達や知り合いにじっくり細かく話を聞いて、比較検討するのが、よいのではと思いますが・・
そうそうお家建てたばっかりのお友達ばかりいないですよね(´・_・`)
(ハウスメーカーの息のかかっていない)こんなブログもちょっとは役に立つかも。