人生、平々凡々-厄も明けて、人生折り返し-

中年を迎え、粋な大人と呼ばれたいと暗中模索の日々を生きているわけでして。

子供を叱る時

2004-09-21 23:20:35 | Weblog
子供を叱るのって愉快ではない。
叱らずに済むものなら、その方がずっと良い。見知らぬ他人なら観て見ぬ振りですますんだけど。実の子ともなるとそうも行かない。
上の子も5年生になって、そろそろ自我も芽生えてきて口答えをするようになってくるとさすがに理論だてて説明をする。しかし、やっぱり子供。こちらの言う事の方が筋が通っているにも関わらず、最後には「えー」とか「なんでよ」が出てきて、とうとうこっちも大爆発。
はーっ。叱りたくて叱るんじゃない。大きくなった時に困るから今言ってるんだよ。
でも、そんなことは自分が大人になった時に初めて気がつくんだよね。私もそうでした。今思えば。
親は自分が失敗して辛かったことを子供に味合わせたくなくて言うんだけど、それは結局は子供自身が失敗して初めて身に付くものだと、わかってはいるんだけど。
そのまま行けば痛い目に遭うことがわかっていても見守るしかない時が親にはあるんだね。そして気づき悩む子供の姿を見守るしかない時が。
ただ、どんなことがあっても最後に隣にいるのは家族しかいないということを忘れないで欲しい。
そう思って叱っているんです。
大人って、表情には出なくても心の中では泣いている時もあるんですよ。
それが立派な大人なのかなぁ。どうでしょうかね。
コメント (2)
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