【写真:鹿の子温泉・鹿の子荘 2008年09月26日10時45分撮影】
常呂川の上流、道道88号線と道道 211号線が交差する地点に、鹿の
子温泉があります。周辺はエゾマツやトドマツの原生林が生い茂り、
静寂さが漂っています。
鹿の子荘に到着すると、営業している気配が感じられません。不安
を感じながら入口へ向おうとすると、「温泉犬」が出迎えてくれまし
た。画像の犬の他、チビすけが走り回っていました。
カメラ目線の「温泉犬」
温泉犬に癒された後、中へ入ります。「スミマセン、お風呂をいた
だきたいのですが・・・」とし~んとしている玄関で声をかけると、
「あいよ~」と浴衣姿のじいさまが登場。「このじいさま、どうみて
も、従業員じゃないよな~」と思っていると、じいさまが「風呂、入
れるよ」とのたまうので、 400円を手渡しして浴室へ。脱衣所はこん
な感じです。
脱衣所
浴室に入ると、50トン以上あるような巨大な岩が置いてあり、圧倒
されます。この大きさから想像するに、先に風呂を作ってから建屋を
建築したのではないでしょうか。浴槽の青いタイルの影響で、湯が美
しく輝いて見えます。実際に湯につかると、なんとも言えぬつるつる
感があります。微かに硫黄の香りも漂います。この近辺には塩別つる
つる温泉がありますが、同類の泉質と判断しました。ただし、鹿の子
のほうが弾力が強い感じがします。
浴室
以前、この温泉が紹介されていた雑誌の画像を確認すると、男女の
浴室の仕切りが「大きな水車」だったので「丸見え状態」でしたが、
ご覧のように改造されていました。岩の上段の奥に、「源泉風呂」が
あります。
源泉風呂
蛇口から湯が勢いよく流れていました。こちらの浴槽につかると、
湯がザバ~と音を立て岩を伝って下方の浴槽に流れるしくみになって
います。これがまた豪快なんです。さすがが源泉風呂。下方の浴槽の
湯と比較すると、力強さを感じます。それだけ新鮮なんですね。
源泉の吹き出し口
オソウシ温泉が休止状態で、いささかブルーな気分になっていまし
たが、新たな「名湯」を発見しました。
【置戸町】鹿の子温泉・鹿の子荘
■泉質 :アルカリ性単純温泉
(アルカリ性低張性高温泉)
■泉温 :43.4℃
■湧出量 :375リットル/min
■pH :9.78
■成分総計:357mg/kg
■湯の特徴:・無味無臭(かすかに硫黄の香り)
・無色透明
・つるつる感あり
■その他 :カラン数4
■料金 :¥400
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一瞬オソウシが復活したのかた思った!!
外観ちょっと似てるな~。
仕切りの水車はなくなったんですね。
源泉浴槽の湯船は新設したようですね。
玄関脇のロビーにあった「レトロテーブルゲーム」は健在でしたか?
そうなんですよ♪
平日午前中の威力は絶大です。
>外観ちょっと似てるな~。
あ~これ、撮影する角度がいっしょだからかも。
源泉浴槽って昔からあったのではないのですね。
オドロキました。
レトロテーブルゲームの存在は見落としました。
次回に♪
ここ暫く行っていませんが、昔は泊まった事さえ有ります。地元の料理店が経営で朝の食事は美味しかった記憶が有ります。
温泉犬2匹ともお元気でしたか。安心しました。
鹿の子へは初登場です。
やはりじっくり時間をかけて滞在したいものです。
お話をお聞きし、なおさら宿泊してみたく
なりました。
温泉犬のチビすけのほうは、ビデオに記録しています♪