‘I'll Follow The Sun ’は、ビートルズのUK4枚目のアルバム
“BEATLES FOR SALE”に収録されたフォーク・バラードで、ポールの
作品です。前作の“A HARD DAY'S NIGHT”でもポールは‘And I Love
Her ’なる秀作を発表しましたが、素朴で美しいメロディ・ラインを
もった名曲です。
この曲はポールが16歳のころに作られましたが、そのころのことを
ポールはこのように述懐しています。
フォースリン・ロードの居間で書いたんだ。覚えているのは、その
ときボクが風邪をひいた直後だったけど、タバコを吸っていたこと
だね。16だったんだけれど。ギターを持ちレースのカーテンを見な
がらこの曲を書いたんだっけ・・・。
リンゴのパーカッションが、曲を牽引しています。彼は何を叩いて
いるのでしょうか。どっしりした質感もあるので、その前後よく使用
していたボンゴの音とも異なった音です。何かを手で叩いているのは
間違いないと思うのですが、何かのハコのようなものを叩いているの
でしょうか。
ジョージは全体的にテネシアンのトーンを絞って演奏していますが
間奏のリード・プレイの音はハイ・トーンの音ですね。そういえば、
この間奏について、ジェフ・エメリック氏が『最後の真実』で「単に
メロディをなぞっただけの、ソロとも呼べない代物」と辛辣な表現を
していたことを思い出しました。
それにしても、ポールのヴォーカル・ラインに対するジョンのコー
ラス・ラインは、計算してもこのようにぴったりとはまることのない
ほど完璧です。否、それは単にラインだけではなく「ポールとジョン
のセット」だからこそ創出される「響き」なのかもしれません。その
場の感性だけでこのような素晴らしいパフォーマンスをOUTPUTしたと
すれば、やはり「最強のパートナー」だからこそ成せる業になるので
しょう。
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“BEATLES FOR SALE”に収録されたフォーク・バラードで、ポールの
作品です。前作の“A HARD DAY'S NIGHT”でもポールは‘And I Love
Her ’なる秀作を発表しましたが、素朴で美しいメロディ・ラインを
もった名曲です。
この曲はポールが16歳のころに作られましたが、そのころのことを
ポールはこのように述懐しています。
フォースリン・ロードの居間で書いたんだ。覚えているのは、その
ときボクが風邪をひいた直後だったけど、タバコを吸っていたこと
だね。16だったんだけれど。ギターを持ちレースのカーテンを見な
がらこの曲を書いたんだっけ・・・。
リンゴのパーカッションが、曲を牽引しています。彼は何を叩いて
いるのでしょうか。どっしりした質感もあるので、その前後よく使用
していたボンゴの音とも異なった音です。何かを手で叩いているのは
間違いないと思うのですが、何かのハコのようなものを叩いているの
でしょうか。
ジョージは全体的にテネシアンのトーンを絞って演奏していますが
間奏のリード・プレイの音はハイ・トーンの音ですね。そういえば、
この間奏について、ジェフ・エメリック氏が『最後の真実』で「単に
メロディをなぞっただけの、ソロとも呼べない代物」と辛辣な表現を
していたことを思い出しました。
それにしても、ポールのヴォーカル・ラインに対するジョンのコー
ラス・ラインは、計算してもこのようにぴったりとはまることのない
ほど完璧です。否、それは単にラインだけではなく「ポールとジョン
のセット」だからこそ創出される「響き」なのかもしれません。その
場の感性だけでこのような素晴らしいパフォーマンスをOUTPUTしたと
すれば、やはり「最強のパートナー」だからこそ成せる業になるので
しょう。
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>ポールのハ長調の曲
おおっ。某サイトの絶対音感アプリの影響でしょうか。
鋭い切り込みですね♪
ハ長調ではないのですが同属のイ短調系の曲として
‘Things We Said Today’がありますね。
ご指摘の‘Can't Buy Me Love’は最初はニ長調でしたが
テイクを重ねた結果、リリースは「ハ長調版」になりました。
彼らがリメイクする場合、キーを上げることのほうが多かったのですが
このケースは珍しいなと思います。
前期のポールの曲では意外に少なく、
Can't buy me love あたりが有名なのですが、
今回取り上げられた曲もシンプルな中に味わいの
ある佳曲と言えましょう。
「大人」の『フォーセール』♪
そんな中でポールの音楽的センスや多様性も
感じた1枚です。
歩進んだことを象徴する曲の一つですね。
No ReplyやI'm a loserとならんで。
この3曲、大人の雰囲気一杯です。
大人のバラード。
ジョンの声の出し方がこれまでとまた違うよう
な気がしますし。
やっぱり詞の深みもあって。