【写真:Blue, White and Green@北太平洋シーサイドライン 2010年08月06日09時12分撮影】
納沙布岬から帯広方面に移動する際に、利用するナイス・ロードが
あります。
北太平洋シーサイドライン
このオンロードは根室市街から釧路市街の東方に至る道道 142号線
の別称ですが、途中浜中町の榊町から厚岸までの区間が道道 123号線
との重複区間となり、厚岸から尾幌までの区間は、国道44号線を走行
することになります。尾幌から釧路の市街地までは道道 142号線区間
となります。一つの道道に複数の起点と終点を設定することがあるの
でしょうか。そうでなければ、国道44号線を走る区間は道道との重複
区間ということになります。
そんなややこしいハナシはこれくらいに。この北太平洋シーサイド
ライン。なんとも、スケールの大きなネーミングだと思いませんか。
まず、それが魅力です。そして、この区間は実に変化に富んでいるの
です。森林、牧草地、海を見渡す高台、湖沼、湿原、海岸線、そして
鉄道の駅・・・。そんな変化があるので、走行しているだけでも快適
なのです。
しかし、残念なことに、過去この区間を走行する際には天候に恵ま
れることがほとんどありませんでした。雨天、曇天、そして霧・・・。
クリアな天候、しかも夏の強烈な日差しの中で、北太平洋シーサイド
ラインを走行できたら・・・と幾度となく思い続けてきたのでした。
そして、今年の夏ついに・・・。
見上げれば青い空
期待通りの素晴らしいシーンの連続です。光る海、輝く沼、陽光を
受け鮮やかにきらめく緑の木々、青い空、そして白い雲。過去何度も
通った道であるのにもかかわらず、まったく異なる映像が展開されて
いるのです。
琵琶瀬展望台から霧多布湿原を望む
約 100Kmの区間ですが、もっとじっくりとその魅力を味わいながら
走行してみたいとあらためて思いました。そう。1日かけて。
【北海道】北太平洋シーサイドライン
■走行日 :2010年08月06日
09:00~12:00
■天候 :快晴
■気温 :26℃
■ひとこと:やはり夏の青と白と緑が似合うロード
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3年前、半日かけてここらへんから海の方に延びるダート数本を巡ってみたことがありますが
丘を越えて海に下りていくときの開ける視界と
人工物が極端に少ない壮大な風景には目を奪われます。
尾幌から先、釧路までの海沿いの区間は
北海道・・・いや日本でも有数の難読地名が連続します。
今では地元釧路町による立派な説明看板が立てられているので
ゆっくりその看板を見ながら、巡ってみるのもいいでしょう。
そのおのおのの集落を半分くらい訪れてみましたが
40年くらい時が止まったようなうらさびれた小さな漁村風景です。
観光とは全く無縁のその風景は、既出の送毛海岸にも相通じるものがあります。
※この区間、途中に信号が全くありませんが店もありません。
食料は釧路市内か、厚岸あたりで調達しておかないと結構大変なことになります。(笑
>姉別~初田牛~別当賀あたりの空虚感がなんとも言えんですね。
貰人というところの
ちょっとした湖沼に馬が群れている場所が
あります。
ここ、結構気に入っています。
あと、冒頭の画像は落石~別当賀間で撮影したものです。
>尾幌から先、釧路までの海沿いの区間は
霧多布湿原や火散布沼周辺に「林道網」が
張り巡らされていますね。
もう入りこまれましたか?
機会をみて、チャレンジしたいと思います。
購買スポットはご指摘の通り
厚岸と霧多布岬周辺、そしてワンチャンスで
落石あたりでしょうか。