【写真:「がんばろう日本」@横浜スタジアム 2011年06月05日15時48分撮影】
★この写真は今一度今年の事実を振り返る意味で掲載しました。
本日で、プロ野球パシフィック・リーグ2011年度のペナントレース
全日程が終了した。CS進出をかけ「残りの1議席」の争いが激化。
あまりにもドラマチックな幕切れとなった。
例によって、私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1982の記事参照)
■予想順位
1.北海道日本ハムファイターズ
2.福岡ソフトバンクホークス
3.東北楽天ゴールデンイーグルス
4.千葉ロッテマリーンズ
5.オリックスバファローズ
6.埼玉西武ライオンズ
9月30日終了時点の順位は以下の通りである。
■順位(2011.09.30時点)
勝差 10月
1.福岡ソフトバンクホークス 79勝44敗 9分 - ↑
2.北海道日本ハムファイターズ 67勝57敗 5分 12.5 ↓
3.オリックスバファローズ 66勝59敗 6分 14.0 ↑
4.埼玉西武ライオンズ 61勝62敗 7分 18.0 ↓
5.東北楽天ゴールデンイーグルス 58勝67敗 6分 22.0 ↑
6.千葉ロッテマリーンズ 50勝71敗 8分 28.0 →
この時点で、私は最終のAクラス順位を「1位:ホークス、2位:
バファローズ、3位:ファイターズ」と予想した。しかし、言いふる
されたフレーズだが「勝負はゲタを履くまでわからない」のであった。
最終的には、以下ような結果で終了した。
■順位(2011.10.22時点:全日程終了)
勝差 勝率
1.福岡ソフトバンクホークス 88勝46敗10分 - .657
2.北海道日本ハムファイターズ 72勝65敗 7分 17.5 .526
3.埼玉西武ライオンズ 68勝67敗 9分 20.5 .503703
4.オリックスバファローズ 69勝68敗 7分 20.5 .503649
5.東北楽天ゴールデンイーグルス 66勝71敗 7分 23.5 .482
6.千葉ロッテマリーンズ 54勝79敗11分 33.5 .406
■筆者のひとりごと
予想は見事にはずれ。贔屓のライオンズをあえて谷底に突き落とし
最下位に予想したが、これは期待の裏返しである。しかし、開幕時は
本当に危機的な状況であると思った・・・。だから、ここまでやれた
ことに対しては素直に敬意を表したい。
■解説
144試合目で雌雄が決したライオンズとバファローズ。1位と2
位が早々確定する中、最後の最後までもつれにもつれた。10月のパ
リーグの主役はこの2チームであったことは間違いない。
それにしても、ちまたでは「1毛」差といわれているが、実は違う。
上掲の全日程終了時点の順位表をご覧いただきたい。3位と4位の差
は、わずか「5糸4忽」である。まさに「糸忽」の争いである。余談
であるが、勝率や打率で「○割○分○厘」と表記されるが、厘以下は
どのように呼ぶのであろうか。今回登場した「糸」と「忽」を含めて
ご参考までに掲載しよう。
割、分、厘、毛、糸、忽、微、繊、沙、塵、挨、渺、漠、模糊、
逡巡、須臾、瞬息、弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、阿頼耶、
阿摩羅、涅槃寂静
模糊までは、「曖昧模糊」というようにイメージがつくだろうか。
しかし、逡巡以下はなんだかお経を唱えているようだ。いや、もはや
詩的ですらある。
それはさておき。今シーズンは、ホークスの強さだけが目立った。
1位と2位が17.5ゲーム差という大差がついたが、近年では2002年に
ライオンズが2位バファローズ(大阪近鉄)に16.5ゲーム差をつけて
以来、それ以上のぶっちぎりである。
ホークスが42もの貯金を作った立役者は「セ・リーグ」ではない。
ファイターズとライオンズである。ホークスはファイターズに16勝 7
敗 1分、ライオンズに15勝 5敗 4分と圧倒し、両チームで貯金を「19」
作ったのである。ホークス独走の責は、ファイターズとライオンズに
あると断罪する。従って、両チームは来季に向けて対策をうつことは
当然のことであるが、その前にCSでホークスに一矢を報いて欲しい。
切なる願いだ。
それにしても、ライオンズは最後の最後まで低迷してきたが、死の
淵から這い上がってきた感である。長年ライオンズの一ファンとして
ずっと戦いぶりを見守ってきたが、今年は今までにない感激を受けた。
上位2チームとはチーム力の差があると思うが、その頑張りを次なる
戦いに活かして欲しいものである。応援あるのみ。
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昨年から言われていたのですが、勝ち方を知っている選手が多いハムは、選手個々の力でなんとか踏ん張っていたものの、勝負どころで頓珍漢な采配をし、ベテラン偏重実績偏重で、その日の選手の調子の良しあしなんぞ無視した選手起用する梨田監督がチームのモチベーションを下げちゃって、あれよあれよ糸が切れたように落ちて行きました。
なんて愚痴ってもどうにもなりません。ホークスは強かった。先発中継ぎの投手陣がしっかりしていて、打線も強力、守備もミスもない。もともと強いのに内川獲得しちゃったりして反則ですよ、もう。とほほほほ。
中でも、ムネリンの野郎が異常に頑張ってチームを引っ張りやがって、ほんと憎たらしい奴です。ムカムカムカムカ、おもしろくね~。なにがチェスト~だ。
ごんぞう氏激白。
贔屓チームの戦いぶりはつぶさにわかるので
いろいろと物言いしたくなりますよね。
ライオンズもご多分にもれずです。
やはりどのチームも監督さんは議論のターゲットになるのが
宿命のようです。
それにしても、今シーズンのホークスはえげつなかったですね。
課題と言われていた若手野手も成長し実績をあげて
自信をつけてきています。
小久保・松中・多村に頼る時代から
若手への切り替えが順調に進んでいるようにみえます。
ムネリンは来期やはり・・・なのでしょうか。
それでも本多が盤石。
これに明石か福田が続き1・2番を構成するのではないでしょうか。