今回は久保田早紀さんの「異邦人」にまつわるエピソードです。
この曲がリリースされたのは1979年10月のこと。ラジオで耳にする
ようになった頃、ちょうど大学受験の季節を迎えていました。なんと
なく「文系」だった私ですが、世界史と地理の授業がとても好きで、
おぼろげに「歴史学」専攻を目指す…と決めていました。
そんな状況のもと「異邦人」の登場です。とても衝撃を受けました。
専攻については、吉村作治先生の古代エジプトのことも頭によぎった
のですが、ピンときたイメージはシルクロード。「東西交渉史」です。
それから3年の月日が流れました。紆余曲折の結果、「東欧史」に
落ち着きました。自己を正当化し「ベスト・チョイス」と思いたいの
ですが、ベストではなかったかもしれません。今でも、新疆ウイグル
自治区から西進し、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンをうろ
ついている自分の姿を妄想しています。「陸上の国境線」を通過する
ことに、とても憧憬をいだいています。
サマルカンドあたりで午後お茶してみたい…。
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