【ジョンとヨーコ(エレクトーン教則本“BEATLES”から)】
JOHN LENNON 。その名を知ったのは1973年のことです。今思えば、
ビートルズの解散後だったのですが、その頃に習っていたELECTONEの
教則本に「デイ・トリッパー 作曲=ジョン・レノン&ポール・マッ
カートニー」と表示されていたのを見たときです。
その時に掲載されていたスナップが、冒頭の画像です。もちろん、
その画像に写っている2人が「ヨーコとジョン」であることなど知る
よしもなかったのですが、その時わたしは、その画像のヨーコさんを
見て「男性」かと思い、ビートルズのメンバーのひとりだと思いこん
だのです。
いわゆる『赤盤』
以前、小学校の教室にあるオルガンで「デイ・トリッパー」を弾い
ていたら、ビートルズを既に聴いていた友人が『赤盤』と『青盤』を
貸してくれたエピソードをご紹介しました。ビートルズが演奏する曲
を初めて聴いたのがこれでした。『赤盤』の「ラヴ・ミー・ドウ」で
す。そのとき連続して『青盤』を聴こうとジャケットを漠然と眺めて
いると、ふと思ったのです。「そうかあ。ビートルズってメンバーが
途中で変わっちゃったんだね」。一番右側がジョン・レノンであるこ
とはその時点でもまだ気づきませんでした。少なくとも、『赤盤』と
『青盤』の一番右側の人物が「同一人物」だなんて思ってもみません
でした。後にその人物がジョン・レノンだと知ったとき、『赤盤』と
『青盤』の間に「いったい何があったんだろう。なぜこんなに風貌が
変わっちゃったんだろう」と幼な心に思いました。
いわゆる『青盤』
最初の頃、ビートルズのリーダーは「ジョージ」だとずっと思って
いました。それは4人の顔と名前が一致していないときのことです。
例えば、次に掲載するレコード・ジャケットの4人の外見だけでそう
判断しました。だって「ジョージ」の目がとてもシャープだったのに
対して「ジョン」の目はトロンとした感じに見えた(思えば近視!)
からです。今思えばとんでもない誤解でしたが・・・。
SINGLE“TWIST AND SHOUT c/w ROLL OVER BEETHOVEN”
先入観というのは恐ろしいものです。この写真を見て「ツイスト・
アンド・シャウト」のヴォーカルは「ジョージ」が歌っているのだと
思い込んだのです。なんでだかわかりませんが、この写真から受ける
ジョンの印象とあの荒々しいヴォーカルとが結びつかなかったのです。
その後、少しづつビートルズに関する知識が増えていき、ジョンが
ビートルズのリーダー格(初期の頃は)だということがわかってきま
した。それでも「ジョンはきっと柔和なお兄さん(兄貴ではない)の
ような人なんだな」とまだ思っていました。従って、ジョンが「ツイ
スト・アンド・シャウト」のヴォーカルを担当していたことを含め、
彼の「キャラクターやパフォーマンス」について知ったとき、それは
それは驚いたものです。
ジョン・レノン。ただものではない。
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そうそう、僕も最初に手にしたアルバムが
サージェントペッパーで、ジョージが一番
渋くてかっこいいというイメージありまし
た。で、ジョンがあのひげであのめがねで、
なんか愛嬌あるという感じしてました。
その後、初期のかっこいいジョンの顔を見
知ることになりましたが。
ジョンの顔って、時期によってガラリと印
象が変わりますよね。
最初が“PEPPER'S”とはシブすぎます♪
いかなる経緯でご購入されたのか、お聞きしたいですね。
かく言うわたしは“LET IT BE ”でした。
と同時に
香月利一氏編集の『ビートルズ事典』を買って
穴が開くほど読みあさったことがを思い出されます。
んがサージェントペッパーとアビーロードを貸してく
れたときなんですよ。小学校の5~6年生の頃だった
と思います。
まず最初に聞いたのがCome Togetherで、これでまず
頭をガンとやられましたね。
それまで家にあったのはタンゴとか映画音楽とかクラ
シックとかでしたから。
でその二枚はテープに録音して、それからお小遣いで
少しずつLPを買い集める日々が始まったのですね。
最初に買ったのはPlease Please MEです。
きっかけって恐ろしいですね♪
「もし」とか「たられば」・・・ってよく言いますが
その知り合いのお兄さんと接点がなかったら・・・
なんて考えてしまいます。
いきなり‘Come Together’の“Shoot (me)”ですもん。
小学生で「頭をガンと・・・」と感じられる
感性がすごすぎます。
テープに録音したお話も「うんうん」という感じです。
とても新鮮です。
・・・とハナシが面白すぎて尽きません。
この続きは、近日「はじめの一歩」と題して
ビートルズとの出会いを中心に綴ってみたいと
思います。