らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1869.そろそろ年賀状

2010-12-18 | 51.The Present
 師走も、瞬く間に3分の2が過ぎようとしています。クリスマス・
ケーキの予約風景や正月のお飾りがスーパーの店頭に陳列されている
のを見かけると、いよいよ年の瀬モードに突入した感があります。

 年の瀬といえば「年賀状」ですね。駅前や郵便局の前で、郵便事業
会社の方が年賀状を販売している姿をよく目にします。私もそろそろ
・・・ということで写真入り年賀状の調達を行い、本日完成版を受け
取りました。1990年代後半あたりで、それまでの「プリント・ゴッコ」
から移行しましたが、皆様はどのような年賀状をお世話になった方々
に出されていますか。もっとも、昨今では年賀状を書かずにメールで
挨拶を交わす風潮も増加しているようです。年賀状の宛先も昔の手書
きではなく、パソコンの個人住所情報から印字されている方も多いか
と存じます。私の場合は、なかなか新しいやり方に踏み出せないもの
ですから、宛先は相変わらず手書きです。挨拶文も個々の相手ごとに
コメントするように心かげております。それらを「作業時間」と考え
るのか、「相手のことを思う貴重な時間」と考えるのかは、その人の
価値観次第なのでしょうね。

 若い世代の方々の年賀状離れが進行しています。日本郵便のデータ
によれば、年賀はがきの販売枚数は、1998年度の41億9545万枚をピー
クに減少傾向にあり、今年度は39億枚を発行する予定とのことです。
そのような中、郵便事業会社から提供されている「オンライン年賀状」
サービスが広がっています。

 オンライン年賀状サービスは、郵便事業会社がネットサービス会社
と提携して展開しているサービスで、パソコンや携帯電話に慣れ親し
んだ若年層を年賀状に引き戻そうとするねらいがあります。サービス
内容は、「利用者がインターネット上で年賀状のデザインを選択し、
宛先をブラウザ経由で入力すれば、サービス会社が印刷から投函まで
の作業を差出人に代行してくれる」というものです。

 このサービスのトリガーは、2008年にサービスを開始したミクシィ
の「ミクシィ年賀状」です。このサービスに、日本郵便が提携を呼び
かけ、「ネット上だけではなく現実の交流も大切にしたいという理念」
が両者間で合致しました。他にも「ウェブポ」「ネットで年賀状」等
類似サービスが提供されています。

 「元来の風習が外部環境の変化により様々な形に変化し続ける」の
はよいことだと思います。しかし、同時に「元来の風習の根底にある
ものを私達は認識した上で、それらを後世に確実に伝えていくことが
必要なのだ」という思いも強くしました。


 さあ、投函はクリスマス以降・・・かな・・・?



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